甘酒を料理にも!海老とかぶのとろみあんかけ
2023.05.29

楽しむ

甘酒を料理にも!海老とかぶのとろみあんかけ

栄養素たっぷりで美容や健康への様々な効果・効能が期待できる甘酒。そのまま飲む人が多いかと思いますが、実は甘酒は調味料としても優秀です。料理に使うと自然の優しい甘みが加わったり、肉や魚を柔らかくしたりします。料理家・高橋善郎さんが考案した、甘酒を使った料理レシピをご紹介します。

目次

  1. 甘酒でふんわりやさしいあんかけに
  2. 「海老とかぶのとろみあんかけ」の作り方
  3. レシピに使った「久保田 こうじあまざけ」
  4. 高橋善郎さんからのワンポイント

甘酒でふんわりやさしいあんかけに

海老とかぶのとろみあんかけ

飲む点滴と言われて人気の甘酒は飲むだけではなく、実は料理にも活用できます。例えば、ドレッシングやスープの材料として使ったり、肉や魚を甘酒に漬け込んで焼いたりと、様々な使い方が可能です。

今回は、甘酒を使ったあんかけの作り方をご紹介します。海老やかぶを使った、やさしい味わいのやみつきあんかけです。
甘酒の豊かな香りとぷりぷりシャキシャキの素材の食感を楽しめ、ピリッとしたゆず胡椒がアクセントになるので、食べ進めるうちにお箸がついつい止まらなくなる一品です。そのままはもちろん、ごはんの上にかけてどんぶりスタイルで食べるのもおすすめです。

「久保田 こうじあまざけ」を使うことで、日本酒「久保田」のおつまみとして合わせるのも乙な楽しみ方です。

「海老とかぶのとろみあんかけ」の作り方

【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分
・久保田 こうじあまざけ:100ml 
・むき海老(背わたなど処理済みのもの):10尾
・スナップエンドウ:10本 
・かぶ:小2玉分 
・ごま油:大さじ1 
・水溶き片栗粉(水と片栗粉を1:1で割ったもの):適量 

A
-水:150ml 
-長ねぎ(みじん切り):1/4本分 
-めんつゆ(2倍濃縮):大さじ3 
-ゆず胡椒:小さじ1 
-おろししょうが:小さじ1/2 
-塩:小さじ1/4 

【作り方】
①スナップエンドウはへたと筋を取り除く。かぶは葉を切り落とし、皮付きのまま根を8等分のくし切りにする。長ねぎはみじん切りにする。

材料の下準備

材料の下準備

②フライパンを中火で温め、ごま油をひく。むき海老、スナップエンドウ、かぶを入れ、中火前後で全体に焼き色がつくまで炒める。

材料を炒める

材料を炒める

③久保田 こうじあまざけ、Aを加え、ひと煮立ちさせる。弱火にして3~4分煮たら水溶き片栗粉を加え、とろみがつくまで加熱する。

ひと煮立ちさせる

ひと煮立ちさせる

④器に盛り付けて完成。

「海老とかぶのとろみあんかけ」の完成

「海老とかぶのとろみあんかけ」の完成

レシピに使った「久保田 こうじあまざけ」

久保田 こうじあまざけ

日本酒「久保田」に使用される新潟県産の酒米「五百万石」を精米歩合65%まで磨き、久保田の酒造りのために長年追求し厳選した米麹を使い、丁寧に仕上げました。そのまま飲めば甘酒特有の香りがふんわりと口の中で広がり、すっきりきれいな後味が楽しめます。

久保田 こうじあまざけ
530g 800円(税込864円)
※商品の価格は2023年5月29日現在のものです。

高橋善郎さんからのワンポイント

◆スナップエンドウやいんげんはかぶの葉で代用してもOKです。旬の食材を加えるとさらに季節感が出ます。
◆今回は海老を使用しましたが、海鮮系であればホタテやたこ、お肉であれば鶏肉や豚肉で作っても美味しく仕上がりますのでアレンジも楽しんでください。

profile

料理家 高橋善郎

料理家 高橋善郎

東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。