
夏の風物詩!スイカのアレンジドリンクレシピ
夏の風物詩であり、夏を代表するフルーツのスイカ。スイカは夏に旬を迎えるだけではなく、夏にぴったりの効能もあります。そんなスイカの楽しみ方の一つが、スイカジュース。スイカジュースを甘酒や日本酒などでアレンジしたドリンクレシピをご紹介します。
楽しむ
気温が上昇してきて湿度も高くじめじめとする梅雨時期は、やる気があってもなかなか身体がついてこない、なんていう日もありませんか。栄養素が豊富で「飲む点滴」とも言われる甘酒。夏にかけて、ひんやりと冷やした甘酒はいかがでしょうか。ドリンク&フードクリエイター・青山金魚さんが考えた、ノンアルコールのアレンジに加えて、日本酒と合わせた夜にゆっくり味わいたいアレンジもご紹介します。すっきりした甘味が美味しく、元気が出てくる一杯を試してみませんか。
暑さと湿気で、ちょっと動くだけで疲れてしまいがちなときにおすすめしたいのが、栄養素たっぷりの「麹甘酒」です。
麹甘酒は、ブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミンB群など、有用な栄養素が豊富に含まれています。ブドウ糖は、お米のデンプンが麹菌の酵素によって分解されてつくられます。体内での消化の負担が小さく、すぐに脳や体のエネルギー源になりやすいので、食欲があまりないときや疲れたときなど、麹甘酒の力を活用したいところです。
麹甘酒そのものの、お米から引き出した自然の甘さを味わうのはもちろん美味しいですが、今回は麹甘酒を使ったアレンジを3つご紹介します。普段はそのままで、たまにアレンジで、と変化をつけながら毎日の食生活にぜひ甘酒を取り入れてみませんか。
甘酒にベリーの酸味とパプリカの栄養をプラスしたスムージーです。飲むフルーツサラダのような感覚でごくごくと飲める一杯です。
仕上がりの滑らかさは、つぶつぶの食感を楽しみたい場合は粗めに、滑らかに仕上げたい場合はしっかり撹拌するなど、お好みに合わせて調整してみてください。
【材料】
・麹甘酒:120ml
・冷凍ミックスベリー:40g
・赤パプリカ:20g
【作り方】
ミキサーに材料を全て入れよく混ぜる。
スイカは果肉の約90%が水分でできており、体の熱を冷まし熱中症を防ぐ効果があります。また、ミネラルやビタミン類を多く含むため、暑さで疲れた体の疲労回復にも役立ちます。そんなスイカと麹甘酒を合わせれば、美味しくて身体にも優しいドリンクの完成です。
スイカジュースそのままだと青臭さもありますが、そこを甘酒の甘さがうまくカバーしており、まったりとした美味しさです。
【材料(1杯分)】
・スイカ:100g(飾り用に1カット残す)
・麹甘酒:100g
【作り方】
①スイカは種を取り除き、一口大に切る。
②ミキサーに①、麹甘酒を入れて、滑らかになるまでミキサーにかける。
③グラスに注いで、カットしたスイカを飾れば完成。
profile
ドリンク&フードクリエイター 青山金魚
最後にご紹介するのは、ノンアルコールの甘酒に日本酒を加えた、夜にゆっくりと楽しみたいアレンジ。甘酒にスパークリング日本酒を合わせれば、まるで発泡にごり酒のような甘酒カクテルに。甘さはありつつも、炭酸が入ることですっきりとした飲みやすい味わいです。シュワっと一口飲み進めるごとに、一日の疲れがほぐれてくるかもしれません。
今回使用したスパークリング日本酒は、「久保田 スパークリング」。きめ細かい泡が立ち上がり、甘酸っぱい味わいでボリュームがありながら、すっきりとしたキレも感じられ、甘酒とも相性抜群です。
【材料】
・麹甘酒:60ml
・スパークリング日本酒:60ml
【作り方】
①グラスにスパークリング日本酒と麹甘酒を注いで混ぜる。
今回の3つのアレンジレシピに使用した麹甘酒は、「久保田 こうじあまざけ」です。
日本酒「久保田」に使用される新潟県産の酒米「五百万石」を精米歩合65%まで磨き、久保田の酒造りのために長年追求し厳選した米麹を使い、丁寧に仕上げました。
上品な甘さと、すっきりとした味わい。アルコール0%なので、子供から大人まで楽しめます。
久保田 こうじあまざけ
530g 800円(税込864円)
※商品の価格は2025年6月18日現在のものです。
N.B.A認定バーテンダー。カクテルコンペティションでは全国大会に出場。 オリーブオイルテイスター/ナチュラルフードコーディネイター/ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格も有す。 料理では年間12本以上のレシピコンテストを勝ち抜き、現在は家時間を楽しむお酒と料理を提案。企業と連携したレシピ開発を多く手掛ける。 主な著書は、「即決!選ばレシピ(主婦の友社)」、「医者がすすめる!カラダにいい最強おつまみ(タツミ出版)」など。