日本酒「久保田」と楽しむ、東京都のご当地グルメ4選
2022.01.20

特集

日本酒「久保田」と楽しむ、東京都のご当地グルメ4選

毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンラインイベント「久保田ご当地グルメ部」。今回は、東京都をテーマに開催しました。ファンや社員おすすめの、久保田と楽しめる東京都のご当地グルメをご紹介します。

目次

  1. 久保田ご当地グルメ部とは
  2. もんじゃ×久保田
    1. もんじゃの実食
  3. 奥多摩わさび漬×久保田
    1. 奥多摩わさび漬の実食
  4. 八王子のエーゲ海×久保田
    1. 八王子のエーゲ海の実食
  5. 文明堂のカステラ×久保田
    1. カステラの実食
  6. 久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

久保田ご当地グルメ部とは

久保田ご当地グルメ部

久保田ご当地グルメ部」とは、毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンラインイベントです。
全国的に有名なものから本当に地元の人しか知らないものまで、様々なものがあるご当地グルメ。そんなご当地グルメと日本酒・久保田を、地元の方はどんな風に楽しんでいるのでしょうか。

今回は、東京都をテーマに開催しました。東京にご当地グルメがあるかと心配しましたが、王道グルメから知られざるグルメまで色々ご紹介いただきました。ファンの方がおすすめする東京のご当地グルメとともに、美味しく楽しめる久保田もご紹介していきます。

もんじゃ×久保田

もんじゃ×久保田

事前アンケートで複数の方がおすすめしてくれたのが「もんじゃ」です。
もんじゃの発祥地は、東京・浅草近辺の下町。そのため、今でももんじゃのお店は東京の下町に多く、月島にはもんじゃ専門店が50店舗以上並ぶもんじゃストリートもあるほどです。

もんじゃの名前の由来は、「文字焼き(もじやき)」と言われています。江戸時代末期から明治時代の頃、子どもたちは小麦粉を水に溶いた生地で鉄板に文字を書いて覚えながら食べており、それを文字焼きと呼んでいました。文字焼きが訛って、もんじゃになったそうです。

今は、もんじゃ専門店で食べるのが一般的ですが、昔は駄菓子屋での定番メニューでした。昭和40年代頃の駄菓子屋には鉄板が置かれており、そこで子どもたちがもんじゃを楽しんでいました。もんじゃは子どものおやつだったのです。

もんじゃの実食

自宅でもんじゃを焼くのは初めてかも、というファンの方。「粉から作るのかと思っていたのですが、全部混ざって冷凍したものが届きました。すごいなと思いました!」と驚かれていました。

たこ、えび、ホタテ、イカなどが入った海鮮もんじゃにファンの方が合わせたのは、「久保田 千寿 純米吟醸」。「いいです!千寿 純米吟醸がすっきりしているので、濃い味のもんじゃも合います」とのこと。今回お取り寄せしたのは塩海鮮もんじゃで、味付けもウスターソースではなく塩やアゴ出汁が入っているので、そんな味付けも日本酒と合うポイントかもしれません。

奥多摩わさび漬×久保田

奥多摩わさび漬け×久保田

次におすすめいただいたのが、東京の奥多摩の名物「奥多摩わさび漬」です。ファンの方が青梅市に住んでいたことがあり、東京のご当地グルメとして真っ先に浮かんだのがわさび漬とのこと。

実は、青梅市や奥多摩町でわさびを栽培している、というのはご存知でしたか?秩父連峰から流れる多摩川源流の渓水が豊富で、わさび栽培にはぴったりの土地なのです。古くは江戸時代から続いているそうで、「奥多摩わさび」は江戸東京野菜のひとつにもなっています。

奥多摩わさびは、他の地域のわさびよりも辛味が強く、キレの良さと豊かな風味が特徴です。生わさびでも味わってみたいところですが、手軽にお取り寄せして楽しめるのが奥多摩わさび漬けです。地元多摩の8カ月以上低温熟成された酒粕にじっくり漬け込んだ「本わさび漬」をはじめ、醤油漬やチーズわさび漬など、様々な味付けを楽しめます。

奥多摩わさび漬の実食

本わさび漬は、蓋を開けると酒粕のいい香りが漂います。口に入れると、最初は酒粕のまろやかな甘味が、噛んでいくうちにわさびのツーンとした強い辛味が鼻に抜けていきます。ただ辛いだけではなく、風味や旨味も感じる一品です。
季節限定の「わさび醤油漬」は、わさびの新芽を特製の醤油ダレに漬け込んでおり、シャキシャキとした食感が楽しめます。爽やかな香りで、辛味も柔らかなため箸が止まりません。

「わさび漬は素朴な味なので、シンプルな味のお酒が一番合いますね」とおすすめしてくれたのが「久保田 百寿」です。わさび漬の辛さに、百寿の辛味がよく合います。

さらに、ファンの方が当日ご用意していたのは、わさび漬をアレンジした二品。一品目は、ちくわに本わさび漬のマヨネーズ和えやわさび醤油漬を詰めたもの。二品目は、本わさび漬とマヨネーズ、小松菜を合わせたものをはんぺんに挟んで揚げたもの。どちらもぜひ試してみたい食べ方です。ファンの方がクックパッドでレシピをアップしていたので、リンクでもご紹介します。

八王子のエーゲ海×久保田

八王子のエーゲ海×久保田

商品名のインパクトにどんな商品だろう!?と想像力を掻き立てた「八王子のエーゲ海」。
正体は、フェタチーズのオリーブオイル漬けです。八王子にある牧場の「磯沼ミルクファーム」と、農家の「もぐもぐファーム」、ギリシャ産商品を扱う「ギリシャ屋ミルストーン」がコラボした商品。
ファンの方が八王子市在住で、「東京って色々あるようで、ご当地グルメが分からないので」と、まさに地元のご当地グルメをおすすめいただきました。磯沼ミルクファームは「住宅地の中で牛さんがのんびり暮らしているような牧場」だそうです。

フェタチーズはギリシャの伝統的なチーズで、普通は羊や山羊の乳から作られますが、磯沼ミルクファームの自家製フェタチーズは牛乳で作っているため、クセがなく食べやすいのが特徴です。食塩水の中で熟成させるため強い塩味を感じますが、その塩に「エーゲ海の女神の塩」を使用しています。これが商品名の由縁ですね。
そのフェタチーズを、ギリシャ屋ミルストーンの無農薬オリーブオイル「サロニカ」にもぐもぐファームの無農薬のフレッシュハーブを加えた液に漬け込んだ一品です。

八王子のエーゲ海の実食

八王子のエーゲ海を食べてみると、ホロホロと崩れる独特の食感です。ハーブのいい香りとともに、強い塩味が感じられるので、チーズだけで食べるとちょっと塩辛い印象です。これはお酒と一緒に楽しんだ方がよさそうです。

そこで、ファンの方おすすめの「久保田 スパークリング」を合わせてみると、「塩気が強いので、甘いスパークリングとちょうどいいです。オイル漬けなので、スパークリングで口の中がさっぱりする感じになって合います」と太鼓判。チーズの塩味にスパークリングの甘味が加わることで、味わいが豊かになり、スパークリングの酸味が口の中をすっきりと洗い流してくれます。「スパークリングはやっぱり飲みやすいですね」と、お酒の味わいも好評でした。

酒販店の方からは、「チーズに合わせるなら、ちょっと甘味のある『久保田 純米大吟醸』もいいかも」とおすすめされたとのことで、純米大吟醸とも合わせてみました。スパークリングと比較すると甘味も酸味も弱いため、パンチのある八王子のエーゲ海には、やはり久保田 スパークリングがベストマッチと言えそうです。

文明堂のカステラ×久保田

文明堂のカステラ×久保田

最後にご紹介するのは、東京土産としても人気の高い「文明堂のカステラ」。
ファンの方のご実家が昭島市にあり、武蔵村山市にある文明堂の工場の直売所でよく買って食べていたため、文明堂のカステラには思い入れがある、ということでおすすめいただきました。

カステラというと長崎をイメージする方も多いかと思いますが、文明堂も創業地は実は長崎です。1900年(明治33年)に長崎市丸山町にて創業し、東京に進出したのは1922年(大正11年)のこと。その後、上野や銀座、日本橋、新宿などに支店を構えていきました。東京を本社とする株式会社文明堂東京が設立されたのは2010年のことで、意外にも最近だったのです。

文明堂の創業以来の看板商品のカステラは、今では様々な種類が登場しています。長崎本来の伝統的な製法で仕上げたカステラのほか、オレンジハチミツを使った「ハニーカステラ」や、卵黄と卵白の重量比率を5:3にした「特撰五三カステラ」、栃木県産「蛍の里 地たまご」など素材にこだわってじっくり丁寧に焼き上げた「天下文明カステラ」など、シーンや相手に応じて選べます。

カステラの実食

カステラと日本酒をなぜ合わせてみようと思ったのか、ファンの方に聞いたところ、「お菓子と日本酒で飲むということをよくしていたので、家にある久保田と合わせたらどうなんだろう、という自然の流れでした。試したら、これいいねとなって」と、その探求心に嬉しくなります。

ファンの方がカステラに合うとおすすめしてくれたのは、「久保田 千寿 純米吟醸」です。「カステラって、口の中でホロホロと崩れる。そこに久保田が染み込んで、大人のお菓子みたいな感じが出るんです。千寿 純米吟醸はすっきりキレがあってふくよかなので、カステラの味をすっと流してくれるんですけど、お酒を飲みこむと後からカステラの美味しさがまた甦ってくる。時間を経過すると色々な味を楽しめる、面白い味わいがありました」と、大絶賛。
また、「焼き目のある上を食べて久保田、ザラメのある下を食べて久保田、真ん中を食べて久保田、と味わいがちょっとずつ変わるんです。そういった楽しみ方もあります」というこだわりの食べ方も教えていただきました。その中でファンの方のイチオシは、「ザラメの部分が焦げっぽさもあるけど、味のメリハリが感じられる」とのことです。

さらに、サバランのように、カステラに久保田をかけるという食べ方もありかも、という発見も。カステラを噛んだ時に久保田がじゅわっと、その後にカステラの味がふわっとする、そんな味の楽しさを感じてみてはいかがですか?

久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

「久保田ご当地グルメ部」は今後も開催していきますので、縁のある県や大好きな県の回への皆様のご参加、お待ちしております!

■「久保田ご当地グルメ部」 開催概要
対象:「KUBOTA MAIL NEWS」メルマガ会員
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料
お申し込み:「KUBOTA MAIL NEWS」に既にご登録の方は、メルマガに記載の応募フォームからアンケートに答えてお申し込みください。
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https://www.asahi-shuzo.co.jp/kubota/mailnews/
定員:各回4名様(最小催行人数1名様)
次回開催予定:
「鳥取県」 2022年2月24日(木)20:00~21:00(応募開始 2022年2月3日予定)
「福岡県」 2022年2月25日(金)20:00~21:00(応募開始 2022年2月3日予定)