もっと大人な贅沢アイスクリーム!ハーゲンダッツ×日本酒のペアリングを検証してみた
お家でちょっとリッチな気分を楽しみたい!そんなときにおすすめなのがアイスクリーム×お酒のスイーツです。今回はアイスクリームの王様「ハーゲンダッツ」と日本酒をペアリングしてみました。暑い夏の夜でも、冬にこたつに入りながらでも楽しめる美味しい組み合わせ4種類とアレンジレシピをご紹介します。
特集
毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会「久保田ご当地グルメ部」。今回は、佐賀県をテーマに開催しました。ファンや社員おすすめの、久保田と楽しめる佐賀県のご当地グルメをご紹介します。
目次
「久保田ご当地グルメ部」とは、毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会です。
ご当地グルメには、全国的に有名なものから本当に地元の人しか知らないものまで、様々なグルメがあります。そんな知られざるグルメと日本酒・久保田を、地元の方はどんな風に楽しんでいるのでしょうか。
今回は、有田焼や伊万里焼など世界的に有名な陶磁器を擁する佐賀県をテーマに開催しました。ファンの方おすすめのご当地グルメとともに、美味しく楽しめる久保田もご紹介していきます。
佐賀県が面する有明海はとても浅い海で、日本一の干満差でも知られ、日本で最も広大な干潟です。その有明海に生息しているのが、「むつごろう」です。むつごろうはハゼの仲間で、干潟の上で生息しており、胸びれで這ったり飛び跳ねたりして動くので、泥まみれの姿を思い浮かべる人も多いことでしょう。その愛らしい姿から、有明海のシンボル的な存在になっています。ちなみに、日本では有明海と熊本県の八代海のみに生息しています。
このむつごろう、有明海の沿岸地区では、珍味として食べられています。8~9月頃が旬で、夏バテ防止に効果があると言われています。食べ方としては、新鮮であれば刺身として食べたり、生きたまま串に刺し炭火で真っ黒になるまで素焼きにした後、砂糖、醤油、酒などで煮込んで蒲焼として食べたりと様々です。
今回、ファンの方からご紹介いただいたのは、佐賀県出身の奥様の実家で初めて食べたという、甘いタレで煮込んだ「むつごろうの甘露煮」です。
お取り寄せ前から写真を見て心構えはしていましたが、届いたむつごろうの甘露煮を見て、真っ黒な見た目に食べるのも躊躇してしまいます。奥様の実家で初めて見たファンの方も、「見た目がグロイ感じで…。珍しいのもあるし、地元の名産ということもあるので出してもらったのですが、食べる時は勇気がいりました」と話されていました。佐賀の方でも日常的に食べるということはあまりないようで、実は奥様は苦手だそうです。
しかし、その見た目とは裏腹に、「食べてみたら美味しかった」んだそう。その時の思い出の味を再度味わっていただき、どんな味わいかを聞くと、「甘味よりもしょうゆが強い。しょっぱさの方が強い感じ」とのこと。確かにどちらかという辛さが強い味わいですが、うまく表現できないのですが独特のクセというか風味も感じられます。さらに、骨が硬いので、バリバリと音をさせながら食べていきます。
これに合うとおすすめいただいたのは、「久保田 千寿」。「あまじょっぱさと千寿がとても合って。千寿でいったん口の中がさっぱりするのでいい」と、千寿によってさらに食べ進む組み合わせとなりました。
お父様が佐賀県出身のファンの方からご紹介いただいたのが、むつごろうと並ぶ有明海の名物の「ワラスボ」です。ワラスボは、日本では有明海にしか生息しない希少価値の高い魚です。ワラスボもハゼの仲間ですが、体は内臓や血管が透けて見えて、顔は歯がむき出しでグロテスクな見た目をしており、有明海のエイリアンとも呼ばれています。
そんな見た目と反して、食べると味は美味しいんだそう。むつごろうと同じく、ワラスボも地元では珍味として食べられています。一般的な食べ方としては、内臓をとって丸ごと干した「ワラスボの干物」です。干物は炙ったり、揚げたりして食べるのがおすすめです。その他、新鮮なものであれば、刺身や味噌汁の具などにして食べることもあるそうです。
むつごろうに続いて、ワラスボもなかなかグロテスクな見た目の干物が届きました。同封されていた美味しい食べ方として紹介されていたのは、包丁の背でたたき、炙ったり油で揚げたりした後、塩を振って食べやすい大きさに折って食べる方法です。ちなみに、ファンの方のお父様は、硬いので食べやすい長さに切って、熱いお茶に入れてある程度ふやかしてから食べていたそう。
今回は炙って食べてみたところ、「炙っているので香ばしい味わいが来る。食感がスナックを食べているみたいな感じ。噛めば噛むほどうま味や甘味を感じる」と、まさにお酒のアテにぴったりの食感と味わいです。
ここに「久保田 千寿 純米吟醸」を合わせると、お酒自体の辛さが引き立つとともに、身のパサパサ感に酸味が加わり新しい味わいが感じられました。
食べ方の案内には、炙ったワラスボを燗酒に入れる「すぼ酒」という楽しみ方も。酒に合わせてよし、入れてもよし、と色々な楽しみ方ができそうです。
佐賀県唐津市呼子町といえば、呼子のイカが有名ですが、そのイカを使った名物が「いかしゅうまい」。呼子町の海に浮かぶ海中レストラン「萬坊」で誕生したグルメです。
萬坊ではイカの活き造りが主力メニューでしたが、季節や天候によってどうしてもイカが余ってしまうことも。しかし、イカを無駄にはできないという想いから、料理人がイカをすり身にして、細く切ったワンタンの皮をまぶし、しんじょのように仕上げました。これがいかしゅうまいの発祥です。誕生から30年以上経ちますが、全国の方から愛されるベストセラー商品になっています。今では、呼子にはいかしゅうまいを出すお店が何店もあるそうです。
東京都在住のファンの方がいかしゅうまいを知ったのは、お子さんを産んだ時に助産師さんからいかしゅうまいをいただいたのがきっかけとのこと。成人したお子さんと佐賀県へグルメ旅行に行き、改めて現地でいかしゅうまいを食べたという、思い出の一品だそうです。
早速、届いたいかしゅうまいを温めて一口。ふんわりとしながらも、イカのすり身がプリプリとしており、甘味とうま味が口の中にふわっと広がります。酢じょうゆやからし、柚子胡椒などをつけて食べるのがおすすめだそうで、商品にはタレもついてきますが、タレをつけなくても十分に美味しい味わいです。ファンの方も「お酒と楽しむなら、何もつけずでもいいかも」と話します。
ファンの方は、当日「久保田 スパークリング」と「久保田 千寿 吟醸生原酒」を用意。まずは、スパークリングと合わせてみると、「甘味があるので、いかしゅうまいの甘味をさらに感じるようになる。イカの甘味と合いますね」と、甘さのペアリングに。続いては、千寿 吟醸生原酒と合わせると、「アルコール度数が19度あるけど、優しい感じ。いかしゅうまいとも合います。お酒がもっと重いと思ったけど、ちょうどいい気がする。いかしゅうまいの甘味をさらに芳醇にしてくれる感じがする」と、スパークリングとはまた違った味わいが感じられるようです。いかしゅうまい自体が、甘味とうま味が凝縮されているので、それに負けないお酒が合いそうですね。
「久保田ご当地グルメ部」は今後も開催していきますので、縁のある県や大好きな県の回への皆様のご参加、お待ちしております!
■「久保田ご当地グルメ部」 開催概要
対象:「KUBOTA MAIL NEWS」メルマガ会員
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料
お申し込み:「KUBOTA MAIL NEWS」に既にご登録の方は、メルマガに記載の応募フォームからアンケートに答えてお申し込みください。
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https://www.asahi-shuzo.co.jp/kubota/mailnews/
定員:各回4名様(最小催行人数1名様)
次回開催予定:
「秋田県」 2023年6月27日(火)20:00~21:00(応募開始 2023年6月6日予定)
「香川県」 2023年6月28日(水)20:00~21:00(応募開始 2023年6月6日予定)
「茨城県」 2023年6月29日(木)20:00~21:00(応募開始 2023年6月6日予定)