日本酒「久保田」と楽しむ、徳島県のご当地グルメ3選
2021.12.20

特集

日本酒「久保田」と楽しむ、徳島県のご当地グルメ3選

毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンラインイベント「久保田ご当地グルメ部」。今回は、徳島県をテーマに開催しました。ファンや社員おすすめの、久保田と楽しめる徳島県のご当地グルメをご紹介します。

目次

  1. 久保田ご当地グルメ部とは
  2. すだちぶり×久保田
    1. すだちぶりの実食
  3. れんこんチップス×久保田
    1. れんこんチップスの実食
  4. 阿波尾鶏のたたき×久保田
    1. 阿波尾鶏のたたきの実食
  5. 久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

久保田ご当地グルメ部とは

久保田ご当地グルメ部

久保田ご当地グルメ部」とは、毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンラインイベントです。
全国的に有名なものから本当に地元の人しか知らないものまで、様々なものがあるご当地グルメ。そんなご当地グルメと日本酒・久保田を、地元の方はどんな風に楽しんでいるのでしょうか。

今回は、鳴門の渦潮や阿波踊りが有名な徳島県をテーマに開催しました。ファンの方がおすすめする徳島県ご当地グルメとともに、美味しく楽しめる久保田もご紹介していきます。

すだちぶり×久保田

すだちぶり×久保田

まずご紹介するのは徳島県のブランド魚「すだちぶり」。
潮の流れが速く非常に水質が良い鳴門海峡の漁場で養殖されたぶりは、速い潮の流れに揉まれて育つため、引き締まった身ときめ細やかな肉質が特徴です。
ぶりの旬は秋~冬にかけてですが、養殖が盛んな徳島県では、スーパーに年中ぶりがあるそう。今回ご参加くださったファンの方曰く、「徳島県の人は使わない部位がないほど、ぶりの全身を料理に使うんです。徳島県の家庭の食卓には、それだけぶりが並びますね」とのことで、徳島県を象徴する魚と言えるかもしれません。

養殖されたぶりの中でも、特製飼料を食べて育ったのがすだちぶりです。その特製飼料というのが、ビタミン類、カルシウムが豊富な徳島県産すだち果皮を混ぜたもの。そのためすだちぶりには、通常の養殖ぶりよりビタミンEが多く含まれており、そのビタミン抗酸化作用が色変わりを防ぎ、さっぱりとした味で臭みがなく、魚が苦手な人にもおすすめしやすいんだそう。

すだちぶりの実食

すだちぶりを実際に食べてみると、脂はしっかり乗っていて、ねっとりとした甘味の中にも、さっぱりとした爽やかさを感じられます。これが徳島県産すだちパワーか! と驚かされます。

「久保田 碧寿」のぬる燗をおすすめしてくれたファンの方は、「刺身ってどうしても冷たいお酒を合わせたくなるから一般的ではないかもしれないけど、温めると日本酒らしいアルコール感が増してパンチが出る碧寿が合います。新境地が味わえますよ」とのこと。
私たちも実際に試してみると、まさに今が旬で乗りに乗ったすだちぶりの脂を、温めた碧寿が溶かして流してくれる、相性のよい組み合わせでした。

れんこんチップス×久保田

れんこんチップス×久保田

続いてご紹介するのは「れんこんチップス」。スライスしたれんこんをカリッと揚げ、素材の風味をそこなわないように味をつけたお菓子です。

徳島県鳴門市近郊は古くかられんこんの産地で、全国第2位の出荷量を誇っています。清流吉野川の豊かな水、温暖な気候、そして強い粘土質の土壌で育まれる鳴門のれんこんは色白でシャキシャキとした食感が特徴で、食物繊維が豊富で栄養価が高く、高級食材として高い人気を得ています。

れんこんチップスの実食

私たちもお取り寄せしたれんこんチップスを食べてみました。ただのお菓子と侮っていましたが、れんこんが持つ素材本来の風味が強く、深い旨味が感じられる一品です。あっさりとした塩味とパリパリッとした食感が後を引く美味しさで、これはまさにお酒にぴったりのおつまみ。何も考えず楽しめ、一度食べ始めると止まらなくなってしまいます。

ファンの方からは「れんこんチップスは濃い味付けではないから、久保田の中でもさらっといけるものと合わせたい」とコメントをいただきました。それを踏まえ、辛口で飲み飽きしない味わいと控えめな香りに仕上げた久保田の基本形、「久保田 百寿」と合わせてみると、完璧にマッチング! 百寿を冷やにすると、揚げてあるれんこんチップスをよりさっぱりと楽しめました。食べるたびに「美味しい」が、飲むたびに「スッキリ」が感じられ、無限れんこんチップス状態から抜け出せなくなってしまいました。

阿波尾鶏のたたき×久保田

阿波尾鶏のたたき×久保田

阿波尾鶏は10年の歳月を費やしつくられた徳島県のブランド鶏です。地鶏と言えば名古屋コーチンや比内地鶏、薩摩地鶏も有名ですが、2011年には並み居るそれらを抑え、地鶏の中で生産量全国1位に輝きました。
自然の中でのびのび走り回れる環境で80日以上かけて丹念に飼育されているため、調理するとプリプリの弾力を味わえるのが特徴です。低脂肪でコク、甘味、旨味が多く、やや赤みを帯びた肉色をしています。

ところで、遊び心ある阿波尾鶏というネーミングは、尾羽が美しく躍動感溢れる鶏と、徳島県が誇る夏の大イベント「阿波踊り」とをかけて名付けられたそうです。

阿波尾鶏のたたきの実食

さて、阿波尾鶏のたたきを一口食べてみると、強いコクと弾力のある噛み応えが印象的です。噛めば噛むほど鶏肉の甘味や旨味が溢れてきますが、かといってさっぱりとしていてしつこくないので、いくらでも食べられてしまいそうです。さらに、表面を焼き上げた香ばしい香りが食欲をそそります。

ファンの方は「旨味がありつつさっぱりした味わいなので」とのことで「久保田 千寿をおすすめくださいました。
実際に合わせてみると、たたき特有の香ばしさや、阿波尾鶏の甘味や旨味を千寿が優しくまとめ、一体感のあるまろやかな味わいを楽しめます。今回は阿波尾鶏に「ポン酢+おろししょうが」、「醤油+おろしにんにく」を付けて楽しみましたが、どちらとも千寿のほどよい酸味とキレがしっかりと洗い流してくれるので、食後感は鶏肉と千寿のほのかな余韻も楽しめました。

ファンの方から千寿をおすすめいただいた際に、「千寿は自分の母親がずっと飲んでいたお酒なんです」という嬉しいお言葉もいただきました。「自分の子どもがお酒を飲めるようになったら、千寿を一緒に飲みたいですね」という未来への想いもお伺いしました。久保田のオリジンとして長く愛され、世代を繋いできた千寿という銘柄が、今まさに受け継がれようとしているのを肌で感じられ、つくり手冥利に尽きる瞬間でした。

久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

「久保田ご当地グルメ部」は今後も開催していきますので、縁のある県や大好きな県の回への皆様のご参加、お待ちしております!

■「久保田ご当地グルメ部」 開催概要
対象:「KUBOTA MAIL NEWS」メルマガ会員
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料
お申し込み:「KUBOTA MAIL NEWS」に既にご登録の方は、メルマガに記載の応募フォームからアンケートに答えてお申し込みください。
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定員:各回4名様(最小催行人数1名様)
次回開催予定:
「愛知県」 2022年1月26日(水)20:00~21:00(応募開始 2022年1月5日予定)
「岩手県」 2022年1月27日(木)20:00~21:00(応募開始 2022年1月5日予定)