日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|デミグラスミートボール
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
太陽の明るい日射しは嬉しいものの、厳しい暑さが続くと疲労がたまりがちです。
不思議なもので、さっぱりとしたものが欲しい気持ちと同時に食べ応えがあるものも欲しくなるこの暑い時期に、牛肉や夏野菜を使ったシュラスコのようなおつまみで晩酌を楽しんではいかがでしょうか。
今回は、色鮮やかに食欲をそそる「グリルビーフとスパイシーサルサ」をご紹介します。
牛肉と合わせるソースには、手軽に使えるスパイス、そしてキウイを入れることで優しい酸味、甘さがアクセントになり食べ飽きないサルサを作ります。サルサにフルーツを加えることで、日本酒との相性もぐんと高まります。
また、グリルビーフを食べる際に、レタスに巻いたりバケットにのせたり気分に合わせたバリエーションで楽しめるのもいいところ。暑さを味方につけて、夏らしいスタイルで涼時間を楽しみましょう。
【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分
・牛小間切れ肉:150g
・トマト:1/2個
・紫玉ネギ:1/8個
・キウイ:1/2個
・セロリ:30g
・パプリカ(黄):1/2個
・ライム:1/2個
・オリーブオイル:小さじ1
・塩、粗びき黒こしょう:各適量
A
-穀物酢、砂糖:各大さじ2と1/2
-オリーブオイル:大さじ1
-しょうゆ:小さじ1
-塩:小さじ1/2
-おろしにんにく:小さじ1/2
-カレー粉:小さじ1/4
-粗びき黒こしょう、チリペッパー:各少々
【作り方】
①トマト、紫玉ネギ、キウイ、筋を取りのぞいたセロリ、ヘタと種を取りのぞいたパプリカは1cmの角切りにする。
ライムは薄い輪切りにする。
②ボウルにAを混ぜ合わせる。①のうちライム以外を加え、混ぜ合わせて冷蔵庫で5分程度冷やす。
Aと切った野菜を混ぜ合わせる
③温めたフライパンにオリーブオイルを引き、牛小間切れ肉を入れる。塩、粗びき黒こしょうをふり、中火〜強火で肉に火が通るまで手早く炒める。ボウルにうつし、輪切りしたライムを軽く搾った後にそのまま入れて軽く和える。
ボウルに炒めた肉、輪切りしたライムを搾りそのまま入れて軽く和える
④器に②、③お好みでレタス、バケット(分量外)をバランスよく盛りつける。
「グリルビーフとスパイシーサルサ」の完成
「久保田 純米大吟醸」は、甘味と酸味が調和した味わい、久保田らしいキレのよさが、口の中でハーモニーを生み出す純米大吟醸酒です。華やかさと爽やかさのある香りだけではなくキレのある味わい、そして米の旨味もしっかり感じられる奥行き感のある久保田 純米大吟醸はスパイスとも好相性。
グリルビーフには、ライムの香りをつけることでおつまみ単体としてもバランス良く、また純米大吟醸と飲み合わせると香りの相乗効果で気分が晴れやかになること間違いなしです。
久保田 純米大吟醸
1,800ml 3,870円(税込4,257円) 3,760円(税込4,136円)※化粧箱なし
720ml 1,800円(税込1,980円) 1,740円(税込1,914円)※化粧箱なし
300ml 860円(税込946円)※化粧箱なし
※商品の価格は2024年6月21日現在のものです。
◆使い勝手の良い牛小間切れ肉を使用していますが、ステーキ肉を使用してもOKです。牛肉を炒める時は高温で手早く炒めて、火が入りすぎないようにボウルにうつしてからライムと和えていただくのがおすすめです。
◆キウイだけでなく、リンゴやブルーベリーなどフルーツを足していただくとさらにフレッシュ感もアップして日本酒に合うサルサになります。野菜だけだと野菜の青臭さが際立ち「久保田 純米大吟醸」の味わいと香りを邪魔してしまうので、お好みのフルーツで楽しんでください。
◆チリペッパーがなければ一味などでも代用できます。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
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