日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|デミグラスミートボール
2023.02.01

楽しむ

日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|デミグラスミートボール

料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。

目次

  1. 肉料理の隠し味にチョコレートを
  2. 「デミグラスミートボール」の作り方
  3. 「デミグラスミートボール」に合わせたい「久保田 純米大吟醸」
  4. 高橋善郎さんからのワンポイント

肉料理の隠し味にチョコレートを

デミグラスミートボール

2月14日は「バレンタインデー」。バレンタインの贈り物の定番といえばチョコレートですが、チョコレートや甘いものが苦手という男性は意外にいるものです。実は、チョコレートより肉のほうが嬉しいというアンケート結果もあるよう。

そこで、肉好き男性にプレゼントしたいのが、チョコレートを隠し味に加えた肉料理。ビターチョコのほろ苦い香りと甘味とインスタントコーヒーの苦味を加えたデミグラスミートボールです。
そんな大人のミートボールには、華やかさだけでなく心地良い苦味や米のうま味が感じられる日本酒の「久保田 純米大吟醸」をペアリング。意外に思うかもしれませんが、喧嘩せずうまく調和して面白いペアリングになるんです。

今年は肉料理×日本酒のペアリングで、男性の心をぐっと掴んでみませんか?

「デミグラスミートボール」の作り方

【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分
・合いびき肉:200g 
・ブラウンマッシュルーム:8個 
・パセリ:適量 
・オリーブオイル:小さじ2 

A
-玉ねぎ:1/2個分
-薄力粉:大さじ1 
-塩・こしょう:各少々

B 
-デミグラスソース(市販品):200ml 
-水:100ml 
-板チョコ(ビター):10g(粗くくだく)
-ケチャップ:大さじ2 
-インスタントコーヒー:小さじ1 
-おろしにんにく:小さじ1/2 

【作り方】
①玉ねぎをみじん切りにする。ボウルに合いびき肉、Aを入れこねて、約10等分に成形する。

ミートボールに成形する

ミートボールに成形する

②鍋にオリーブオイルをひき、温める。①を入れ、弱火~中火で転がしながら全体に焼き色をつけたら、一度別皿に取り出す。

焼き色をつける

焼き色をつける

③鍋にBを入れ、ひと煮立ちさせる。②を戻し入れ、ブラウンマッシュルームを加え、弱火で6~8分ほど、時々ミートボールを転がしながら火が通るまで煮る。蓋があれば蓋をして煮る。

Bを入れ煮込む

Bを入れ煮込む

④粗みじん切りにしたパセリをちらし、お好みで生クリーム(分量外:適量)を回しかけて完成。

「デミグラスミートボール」の完成

「デミグラスミートボール」の完成

「デミグラスミートボール」に合わせたい「久保田 純米大吟醸」

久保田 純米大吟醸

香り、甘味、キレが融合した、新しい美味しさを追求したモダンでシャープな純米大吟醸酒。上質で華やかな香り、甘味と酸味が調和した味わい、久保田らしいキレのよさが、口の中でハーモニーを生み出します。
化粧箱入りですが手頃な価格のため、バレンタインのプレゼントとしてもぴったりです。

久保田 純米大吟醸
1,800ml    3,688円(税込4,056円)
720ml    1,707円(税込1,877円)
300ml    813円(税込894円)※化粧箱なし
※商品の価格は2023年1月6日現在のものです。

高橋善郎さんからのワンポイント

◆市販のデミグラスソース缶を使ってお手軽に。味の濃さなどは製品によって多少異なるので、塩こしょうで微調整して仕上げてください。
◆ミートボール自体を焼いてから煮ることで、さらに風味良く仕上がります。セロリやパプリカなどの野菜を加えても美味しいです。

profile

料理家 高橋善郎

料理家 高橋善郎

東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。