日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|やさしいザワークラウトとハムのホットサンド
2024.04.02

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日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|やさしいザワークラウトとハムのホットサンド

料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。

目次

  1. 春の陽気に、ホットサンド片手に日本酒を
  2. 「やさしいザワークラウトとハムのホットサンド」の作り方
  3. 「やさしいザワークラウトとハムのホットサンド」に合わせたい「爽醸 久保田 雪峰」
  4. 高橋善郎さんからのワンポイント

春の陽気に、ホットサンド片手に日本酒を

やさしいザワークラウトとハムのホットサンド

陽射しが明るい春の陽気を感じると、散歩やお出かけに、家でも窓を開けてベランダへ、と気持ちも軽やかになってきます。そんな心地良い日に、春限定の爽やかな日本酒を楽しんでみませんか?ホットサンドと合わせれば、気分も高まること間違いなしです。ホットサンドと日本酒、合わせる機会はあまりないかもしれませんが、お酒の特徴次第では面白く奥深いペアリングが楽しめます。

今回は、定番のチーズ系ホットサンドにザワークラウトをはさんだ「やさしいザワークラウトとハムのホットサンド」をご紹介します。旬の春キャベツを使った柔らかい歯ごたえ、やさしい甘味と酸味がたまらない一品です。

「やさしいザワークラウトとハムのホットサンド」の作り方

【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分(キャベツをおく時間を除く)
・食パン:4枚 6枚切りまたは8枚切り
・春キャベツ:100g 普通のキャベツでも可
・ハム:4枚 
・スライスチーズ:4枚 
・バジル:約5g 
・粒マスタード:適量 
・オリーブオイル:適量 

A
-オリーブオイル/はちみつ:各大さじ2 
-レモン汁:大さじ1 
-塩:小さじ1/2 
-粗く砕いたくるみ:20g
-グリーンオリーブの実:20g(種無し・輪切り)
-粗挽き黒こしょう:少々 

【作り方】
①キャベツを千切りにする。

材料を用意する

材料を用意し、キャベツを千切りにする

②ボウルにAを混ぜ合わせる。キャベツを加え、和えたら冷蔵庫で10分ほどおく。

ボウルにAを混ぜ合わせ、キャベツを和えて冷蔵庫で10分ほおく

Aとキャベツを和え、冷蔵庫で10分ほどおく

③食パンに粒マスタードを薄く塗る。ハムとスライスチーズを交互にのせたら、その上にバジルと②ものせ、もう1枚の食パンではさむ。もう1セット同様に作る。

④フライパンにオリーブオイルをしき、③をのせ、へらなどで押さえつけながら弱火で2分ほど焼く。
ひっくり返して同様に焼く(一度に2セット焼けない場合は、1セットずつ焼く)。食べやすい大きさに切る。

食べやすい大きさに切る

両面を焼いた後、食べやすい大きさに切る

⑤器にのせたら完成

「やさしいザワークラウトとハムのホットサンド」の完成

「やさしいザワークラウトとハムのホットサンド」の完成

「やさしいザワークラウトとハムのホットサンド」に合わせたい「爽醸 久保田 雪峰」

爽醸 久保田 雪峰

春の麗らかさ、新緑の爽やかさをお楽しみいただくための久保田 雪峰です。爽やかな香味を維持するために、厳冬の寒造りによる低温発酵と氷温貯蔵を実施。マスカットやマスクメロンのような爽快でフレッシュな香りとともに、甘味・酸味の調和の中に、米の旨味がほんのり広がります。

ザワークラウトはレモン汁をメインにはちみつやグリーンオリーブのやさしい甘さや酸味をプラスすることで「爽醸 久保田 雪峰」とマッチしたホットサンドに仕上げています。
日本酒といえど、スパイスやハーブなどを使った料理とも非常に相性が良いので、そんな要素を取り入れた行楽弁当やサンドイッチと合わせて、春のひとときをより一層楽しみましょう。

爽醸 久保田 雪峰
500ml    3,500円(税込3,850円)
※商品の価格は2024年3月15日現在のものです。

高橋善郎さんからのワンポイント

◆おつまみとしてのホットサンドなので、食パンは6枚切りか8枚切りがおすすめです。
◆へらで抑えつけながらじっくり弱火で焼くとカリッと美味しく仕上がります。もしあれば平らなお皿やバットなどを重しにして焼くとより効率良く簡単に作れます。
◆お酒の味わいと香りを楽しむためにハムを使用しましたが、ザワークラウトと相性の良いソーセージを使用しても美味しいです。その場合、ハーブソーセージなどがおすすめです。

profile

料理家 高橋善郎

料理家 高橋善郎

東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。