日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|春わかめとカツオのラー油和え
2023.02.24

楽しむ

日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|春わかめとカツオのラー油和え

料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。

目次

  1. 春の旬をピリッと楽しむ
  2. 「春わかめとカツオのラー油和え」の作り方
  3. 「春わかめとカツオのラー油和え」に合わせたい「久保田 純米吟醸にごり」
  4. 高橋善郎さんからのワンポイント

春の旬をピリッと楽しむ

春わかめとカツオのラー油和え

たけのこや菜の花、春キャベツ、新たまねぎなど、春に旬を迎える食材は豊富にありますが、実はわかめは春が旬というのはご存じですか?乾燥わかめがあり一年中食べられるので、あまり旬を考えたことがなかったかもしれませんが、香りがよく本来の味を楽しめる生わかめが食べられるのは、2月下旬から5月くらいまでなのです。今回はそんな春の生わかめを使ったレシピをご紹介します。

生わかめに合わせるのは、こちらも春が旬のカツオ。ポン酢醤油で和えるのは定番ですが、そこにラー油を加えてピリッとアクセントにします。ラー油の代わりに、ゆず胡椒などの山椒の風味を効かせるのも乙です。
スパイス系やちょっと辛味が効いた料理には、にごり酒を合わせるといい塩梅のペアリングに。にごり酒特有のうま味や香りがしっかり感じつつ、にごり酒の中ではすっきりときれいな味わいが特徴の「久保田 純米吟醸にごり」がおすすめです。

「春わかめとカツオのラー油和え」の作り方

【材料(2人分)】 ※所要時間:約5分
・カツオのたたき(刺身カットタイプ):120~150g 
・わかめ(生食用):60g 
・スナップエンドウ:10本 
・小ねぎ:3本分 

A
-ポン酢醤油:大さじ3 
-ごま油:小さじ1 
-ラー油:小さじ1/2 

【作り方】
①スナップエンドウは筋を取る。沸騰した湯に塩(分量外:少々)を入れ、1分弱茹でたら冷水に取る。小ねぎは斜め切りにする。

材料の下準備

材料の下準備

②ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる。下準備した素材、カツオのたたき、わかめを加えて和える。

タレと食材を和える

タレと食材を和える

③器に盛り付けたら完成。

「春わかめとカツオのラー油和え」の完成

「春わかめとカツオのラー油和え」の完成

「春わかめとカツオのラー油和え」に合わせたい「久保田 純米吟醸にごり」

久保田 純米吟醸にごり

さらっとなめらか、フルーティーですっきりとしたにごり酒。純米吟醸ならではのフルーティーで華やかな吟醸香が広がります。なめらかな口当たりで、味わいはふくらみがありながらも、シャープな甘味とすっきりとしたキレのある後味が特長です。うま味のある肉料理や香辛料の効いた料理ともぴったりです。

久保田 純米吟醸にごり
720ml    1,287円(税込1,415円)
※商品の価格は2023年2月24日現在のものです。

高橋善郎さんからのワンポイント

◆わかめは生タイプのものを使用していますが、塩蔵タイプを塩抜きしてご使用いただいてもOKです。
◆スナップエンドウの代用として、菜の花や絹さやなどの春野菜を使っても美味しいです。

profile

料理家 高橋善郎

料理家 高橋善郎

東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。