日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
今回のレシピは、年末年始の食卓におすすめの「三種のごちそう手まり寿司」。新しい生活様式で個食化が進む中、華やかさを演出しながらも、個々で楽しむことのできる一品です。
「三種」は、牛肉のみそ麹たたき、ゆず風味の漬けブリ、かにという日本酒と好相性のラインナップ。食材にちょっとしたひと手間をかけることで、手まり寿司をさらにごちそう感あるものに仕上げています。
華やかな一品には「久保田 萬寿」を合わせて、萬の寿を願って乾杯しませんか?
【材料(2人分:手まり寿司18〜20個分)】
※牛肉のみそ麹たたき・ゆず風味の漬けブリは作りやすい分量
・温かいごはん:400g
・牛肉(もも肉ブロック/可能であれば国産):300g
・ブリ(柵/可能であれば寒ブリ):300g
・かにのほぐし身:約100g
・あしらい各種(ゆず/大葉/いくら/すだち/食用菊/わさび):各適量
A
-塩麹/みりん:各大さじ2
-みそ:大さじ1
-オリーブオイル:小さじ1
-にんにく(すりおろし):小さじ1/2
B
-薄口しょうゆ:大さじ2
-みりん:大さじ2
-柚子(刻んだもの):2cm分
C
-酢/砂糖:大さじ4
-塩:小さじ2
【作り方】
①牛肉のみそ麹たたきを作る
保存袋に常温に戻した牛肉、Aを入れ、もみこんで冷蔵庫で30分ほど置く。
②牛肉のみそ麹たたきを作る
温めたフライパンにサラダ油(分量外:少々)をひき、取り出した①を中火〜強火で全体をしっかり焼く。アルミホイルで包み10分ほど置き、人肌の温度になったら好みの厚さに切る。
牛肉を焼く
③ゆず風味の漬けブリを作る
保存袋にブリ、Bを入れ、優しくもみこんで冷蔵庫で30分ほど置く。キッチンペーパーで水気を切り、刺身の形に切る。
ブリに下味をつける
④酢飯を作る
温かいごはんにCを入れ、ごはんを切るように混ぜ合わせ、粗熱をとる。
酢飯を作る
⑤手まり寿司にする
小さめに切ったラップを準備して、下ごしらえした食材、丸くまとめたごはんの順番にのせ、結び目をつまむように包む。かにのほぐし身は、ラップの上に、かに、軸を切った大葉、丸くまとめたごはんの順番にのせ、同様に包む。
手まり寿司にする
⑥盛り付ける
器に盛り付け、お好みであしらいを添え、適宜しょうゆをつける。
「三種のごちそう手まり寿司」の完成
華やかな香りと重厚な味わいが重なり合い、複雑で深みのある口当たりが広がる純米大吟醸酒。麹から生まれるふくらみのある柔らかさの中に、旨味・甘味・酸味が調和し、心地よい余韻が喉元まで続き、上質な時を彩ります。上品な旨味を引き出した料理などとともに、互いに高め合います。
久保田 萬寿
1,800ml 8,110円(税込8,921円)
720ml 3,640円(税込4,004円)
※商品の価格は2020年12月26日現在のものです。
◆少し時間はかかりますが、ちょっとしたひと手間の積み重ねで手まり寿司をさらにごちそう感のあるものに。その味わいを重ねた手まり寿司は、奥深い味わいと香りの「久保田 萬寿」と優しく調和してくれます。
◆手まり寿司の上のあしらいを自由にカスタマイズすれば、その人好みの味わいを楽しめます。
◆牛肉のみそ麹たたき、ゆず風味の漬けブリは多めに作れる分量なので他の料理にも活用ください。
◆今回は時代に合わせて各々食べられる手まり寿司にしましたが、バラちらしのように丼スタイルで楽しむのも◎。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
牛肉に下味をつける