日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で
2021.06.18

楽しむ

日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で

料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。

目次

  1. 6月20日の「父の日」にはちょっと贅沢に
  2. 「牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で」の作り方
  3. 「牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で」に合わせたい「久保田 萬寿」
  4. 高橋善郎さんからのワンポイント

6月20日の「父の日」にはちょっと贅沢に

牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で

今年の「父の日」は、今週末の6月20日です。

いつも頑張っているお父さんに、ちょっと贅沢なごちそうといいお酒を用意して、感謝の気持ちを伝えましょう。
贅沢感があるけど簡単な料理のしゃぶしゃぶ。ポン酢やゴマダレで食べるのが定番かと思いますが、今回はちょっと上品にお出汁でいただきます。
お酒には「久保田 萬寿」とペアリングすることで、さらに奥深い味わいを楽しめます。

「牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で」の作り方

【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分

・牛肉(しゃぶしゃぶ用):200g 
・レタス:約100g 
・九条ねぎ:約5本 
・にんじん:小1/2本 
・すだち:2個

A 
-出汁:300ml ※かつおと昆布の合わせ出汁を使用
-みりん:大さじ1 
-薄口しょうゆ:大さじ1 
-塩:小さじ1/4 


【作り方】

~野菜の下準備~
レタスは手で大きめにちぎる。すだちは果汁をしぼれる程度の大きさに両端を切ってとっておき、残りは輪切りにする。九条ねぎは斜め薄切りにする。にんじんはピーラーで細めにむく。九条ねぎ、にんじんはそれぞれ冷水に10分ほどさらして水気を切る。

野菜の下準備

野菜の下準備

①ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる。すだちの両端部分をしぼって加える。輪切りにしたすだちを浮かべ、お好みで冷蔵庫で冷やす。

Aを混ぜ合わせる

Aを混ぜ合わせる

②沸騰した湯でレタスを10~20秒ゆで、冷水にとる。再び沸騰させたら牛肉(しゃぶしゃぶ用)を入れる。肉全体にほどよく火が通るように菜箸などでくぐらせ、冷水にとる。レタス、牛肉ともに水気を切る。

牛肉とレタスをゆでる

牛肉とレタスをゆでる

③牛肉、レタス、九条ねぎ、にんじんを器に盛り付け、お好みで半分に切ったすだち(分量外)を添える。別の器に①の塩出汁を入れ、つけていただく。

「牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で」の完成

「牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で」の完成

「牛冷しゃぶ すだち香る塩出汁で」に合わせたい「久保田 萬寿」

久保田 萬寿

華やかな香りと重厚な味わいが重なり合い、複雑で深みのある口当たりが広がる純米大吟醸酒。麹から生まれるふくらみのある柔らかさの中に、旨味・甘味・酸味が調和し、心地よい余韻が喉元まで続き、上質な時を彩ります。
上品なお出汁の旨味をさらに引き出してくれます。

久保田 萬寿
1,800ml    8,110円(税込8,921円)
720ml    3,640円(税込4,004円)
※商品の価格は2021年6月14日現在のものです。

高橋善郎さんからのワンポイント

◆すだちが香る上品な塩出汁で食べるしゃぶしゃぶは、香り高く華やかな「久保田 萬寿」と合わせることでさらに奥深い味わいに、そしてその時間がさらに特別なひとときに。そのまま飲んでも華やかで重厚な味わいが感じられますが、素材の味を余すことなく引き出してくれるのが「久保田 萬寿」でもあるので、牛肉特有のサシの甘さ、九条ねぎやにんじんの甘さを存分に感じることができるペアリングです。
◆今回使用した牛肉は比較的サシが多めのものです。牛肉のしゃぶしゃぶなのでお好みのゆで加減で楽しんでください。また、塩出汁に氷を1~2個入れ、冷たくして食べてもおいしいです。

profile

料理家 高橋善郎

料理家 高橋善郎

東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。