2024年の「土用の丑の日」はいつ?うなぎのかば焼をふっくら温めるコツに簡単アレンジも!
2024.07.01

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2024年の「土用の丑の日」はいつ?うなぎのかば焼をふっくら温めるコツに簡単アレンジも!

夏の風物詩の「土用の丑の日」。ふと、土用の丑の日か!と気づいてスーパーでうなぎのかば焼を買い、いつもと同じように食べていませんか?より美味しく楽しめるよう、レンジで温める時のコツや簡単アレンジレシピ、かば焼に合う日本酒をご紹介します!

目次

  1. 「土用の丑の日」とは?
    1. 土用の丑の日とは
    2. 今年の土用の丑の日は?
  2. 市販のうなぎのかば焼をもっと楽しむ
    1. ①レンジで簡単!美味しく温めるコツ
    2. ②手軽にアレンジ!うなぎレシピ
    3. めんつゆで簡単ひつまぶし
    4. ワンパンふわふわ卵とじ
  3. 合わせて飲みたい日本酒
    1. 久保田 千寿
    2. 久保田 千寿 純米吟醸
    3. 久保田 純米大吟醸
  4. おうちで楽しむ「土用の丑の日」

「土用の丑の日」とは?

土用の丑の日

土用の丑の日とは

「土用の丑の日」は、江戸時代から始まった風習であると言われています。暑さが厳しく体調を崩しやすい夏に、栄養価の高いうなぎを食べて夏負けしないようにと始まったそうです。
なぜ「丑」なのに「うなぎ」なのでしょうか?本来は「丑」の「う」のつく食べ物を食べれば夏負けしないという俗説があり、梅干しやうどんでなどでも良かったのです。

その中で「うなぎ」が定番になったのは、発明家・平賀源内のある施策が始まりだと言われています。うなぎは冬が旬のため夏に売れなく困っている、とうなぎ屋に相談された平賀源内は、「本日丑の日」と書かれた看板を出すことを提案しました。たちまち大繁盛して話題になり、それが全国に広がったそうです。

ではなぜ「土用の丑の日」という呼び名なのか?「土用」とは、二十四節気のうちの四立「立春・立夏・立秋・立冬」の前の18日間(または19日間)のことを指します。「丑の日」とは、十二支の「丑」のことを指し、昔の暦では日にちを十二支で数えていました。

つまり「土用の丑の日」とは、18日間の土用の期間のうち、12日周期で割り当てられている十二支が「丑」にあたる日です。「土用の丑の日」は春夏秋冬にそれぞれありますが、一般的には夏が「土用の丑の日」として定着しています。

今年の土用の丑の日は?

2024年の「土用の丑の日」は7月24日(水)と8月5日(月)です。

土用の間に丑の日が二回ある年もあり、「一の丑」「二の丑」と呼ばれています。今年2024年は二回「土用の丑の日」がある年になります。

市販のうなぎのかば焼をもっと楽しむ

今年も、スーパーやうなぎ屋さんでかば焼を買ってきて、自宅で「土用の丑の日」を楽しむという方も多いかと思います。
そんな市販のかば焼もひと工夫すれば、外で食べるようなさばきたて焼きたてのかば焼に負けないくらい美味しく楽しめます。

①レンジで簡単!美味しく温めるコツ

うなぎの蒲焼

ステーキの美味しさが焼き方の少しの違いで変わるように、かば焼も温め方の違いで差がでます。今回は、電子レンジを使って簡単に、美味しく温める方法をご紹介します。

【温め方】
①うなぎの両面をさっと水洗いしてタレを洗い流す。
※タレは焦げやすいため、洗い流すことで、再加熱による焦げを防ぐことができます。
②うなぎについた水気をクッキングペーパーで拭き取り、半分に切る。
③耐熱皿にのせ、皮目を下にして、身全体に酒を振りかける。
④ラップをかけて、電子レンジ(600W)で1分間ほど温める。
※上記の時間はあくまで目安です。様子を見ながら温めてください。
⑤付属のタレを絡ませ、完成。

焼きたてのようなふっくらとした食感を、自宅でお楽しみください。

②手軽にアレンジ!うなぎレシピ

「土用の丑の日」は毎年「うなぎのかば焼」で代わり映えしない、1尾食べきれずに残ってしまう…そんな方におすすめのアレンジレシピをご紹介します。市販のめんつゆを使う「ひつまぶし」や、フライパンひとつでできる「卵とじ」など、簡単にできるレシピです!

めんつゆで簡単ひつまぶし

ひつまぶし

【材料(1人分)】
・ご飯:茶碗1杯
・うなぎのかば焼:お好みの量
<だし汁>
・市販のめんつゆ:大さじ2
・お湯:3/4カップ
<薬味>
・青ネギ(小口切り):適量
・刻みのり:適量
・練りわさび:適量
・粉山椒:適量

【作り方】
①うなぎのかば焼を電子レンジで温める。
※ぜひ、前述の「レンジで簡単!美味しく温めるコツ」の①~④の方法でお試しください。
②温めたうなぎを1cm幅に切る。
③だし汁を準備する。市販のめんつゆにお湯を注いでよく混ぜる。
④ご飯を器に盛り、うなぎをのせる。付属のタレをかけ、粉山椒を振り、お好みの薬味をのせて完成。

まずはうなぎだけで、次は薬味と一緒に、最後はだし汁と…一度で三度美味しい、かば焼のアレンジレシピです。薬味に使用する青ネギは、冷凍食品だとさらに簡単にできるのでおすすめです。

ワンパンふわふわ卵とじ

うなぎの蒲焼の卵とじ

【材料(2人分)】
・うなぎのかば焼:お好みの量
・玉ネギ:1個
・卵:1個
・細ネギ:適量
・粉山椒:適量
<調味料>
・水:1/2カップ
・市販のめんつゆ:大さじ1
・お酒:大さじ2
・うなぎのかば焼タレ(付属):かば焼の量合わせ

【作り方】
①玉ネギは薄切りに、細ネギは2cm幅に、うなぎは1cm幅に切る。卵は溶きほぐす。
②フライパンにすべての調味料と玉ネギを入れて火にかける。
③煮立ってきたら、玉ネギの上にうなぎを散らす。
④うなぎが温まりふっくらとしてきたら、溶き卵を全体に回し入れる。ふたをして蒸し焼きにし、30秒で火を止める。細ネギをのせて少々蒸らす。
⑤卵が好みの固さになったら皿に盛り、粉山椒を振り、完成。

うなぎに玉ネギと卵も入っていて栄養満点の、夏バテ対策におすすめの一品です。酒のお供にもご飯のお供にもなり、箸がすすみます。うなぎはお好みの量で、卵はお好みの固さで、自分好みの卵とじを作ってみてください。

合わせて飲みたい日本酒

うなぎの蒲焼と日本酒

うなぎのかば焼にぴったりの日本酒をご紹介します。脂がのったうなぎには、喉越しの良いすっきりタイプの日本酒がおすすめです。かば焼に日本酒を合わせて、「土用の丑の日」をより楽しみましょう!

※こちらの記事内で紹介した商品の価格は2024年7月1日現在のものです。

久保田 千寿

久保田 千寿

久保田 千寿」は、綺麗ですっきりとした淡麗な味わい。喉をさらっと通るキレの中に、米本来の旨味と酸味とともに、ほのかな余韻や甘味が感じられます。さらにうなぎのかば焼の味を邪魔することなく、その味と香りを引き立てます。
いつもの食卓を少し特別にする「食事と楽しむ吟醸酒」がコンセプトの千寿で、丑の日を少し彩ってみてはいかがでしょうか?

久保田 千寿
1,800ml    2,640円(税込2,904円)
720ml    1,200円(税込1,320円)
300ml    570円(税込627円)

久保田 千寿 純米吟醸

久保田 千寿 純米吟醸

久保田 千寿」の綺麗ですっきりとした特長はそのままに、上品で澄んだ香りでバランスのとれた、料理の味を邪魔しない純米吟醸酒に仕上げたのが「久保田 千寿 純米吟醸」。
やわらかな酸味と旨味があるお酒なので、うざくやう巻きなどともぴったりです。

久保田 千寿 純米吟醸
1,800ml    3,160円(税込3,476円)
720ml    1,470円(税込1,617円)
300ml    740円(税込814円)

久保田 純米大吟醸

久保田 純米大吟醸

久保田 純米大吟醸」は、香り、甘味、キレが融合した、新しい美味しさを追求したモダンでシャープな純米大吟醸酒。上質で華やかな香り、甘味と酸味が調和した味わい、久保田らしいキレのよさが、口の中でハーモニーを生み出します。
サーモンマリネや、フルーツケーキなど洋食との相性もよい日本酒です。うなぎのかば焼の甘味と濃厚な旨味にも、純米大吟醸の絶妙な甘味と酸味のバランスがマッチし、後味にシャープさを感じる組合わせです。

久保田 純米大吟醸
1,800ml    3,870円(税込4,257円)
720ml    1,800円(税込1,980円)
300ml    860円(税込946円)

おうちで楽しむ「土用の丑の日」

市販のうなぎのかば焼もひと工夫することで、より美味しく味わうことができます。お好みのアレンジや日本酒を合わせて、おうちでも「土用の丑の日」を楽しみませんか? うなぎでスタミナをつけて、暑い夏を乗り切りましょう!