見た目も味も楽しめる!ピンク色が可愛い、いちご×日本酒カクテルアレンジ3選
冬が深まり、店頭でいちごを見かける機会が多くなってきました。 冬は、いちごが美味しい季節です。 本来の旬は春ですが、もっとも甘みが強くなるのが12月〜1月頃。 寒い時期にじっくりと成長したいちごは糖分を溜め込み、濃厚な味わいになります。 今回は、今が食べ頃ないちごにフォーカスし、日本酒と組み合わせたカクテルアレンジレシピをご紹介。 いちごの鮮やかな色を生かした見た目も可愛い日本酒カクテル、ぜひお試しあれ!
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日本酒にはさまざまな飲み方があります。お酒の種類にこだわったり、温度や器を変えたりすれば、いつもの晩酌がひと味違うものになるでしょう。そこで、本記事では日本酒の基本的な選び方や美味しい飲み方、さらには日本酒初心者も挑戦しやすい簡単なアレンジ方法も紹介します。
目次
日本酒は製造法により、さまざまな種類に分けられます。美味しく味わうための第一歩は、自分好みの種類を知ることです。ここでは、日本酒の基本の種類と選び方を紹介します。
日本酒は、米・米麹・水を主原料とした、日本の伝統的なお酒です。なかでも、精米歩合や原料などの要件を満たしたものを特定名称酒と呼びます。原料や製造方法などの違いで、吟醸酒、大吟醸酒、純米酒、特別純米酒、本醸造酒、特別本醸造酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒の8種類に分けられます。ちなみに特定名称酒に分類されないものの呼び名は、普通酒または一般酒です。
精米歩合とは、玄米を削り残った割合を%で示したもの。精米歩合が60%であれば、玄米を外側から40%削り取った状態のことです。
米の表層部分に含まれる栄養素は雑味の元となるため、精米歩合によって日本酒の香味に違いが表れます。精米歩合の数値が小さいのなら、クリアですっきりとした味わいを楽しめるでしょう。反対に表面をあまり削らず、精米歩合の数値が大きければ、コクのある芳醇な旨味や、米本来の香りが感じられます。
日本酒の魅力は、冷やしたり温めたり、幅広い温度で味わいを楽しめるところです。ここでは、温度の違いによる3つの飲み方と、それぞれに合う日本酒の種類を紹介します。
5~15℃程度の温度に冷やした日本酒を冷酒と呼びます。さらに冷酒には、雪冷え(5℃前後)、花冷え(10℃前後)、涼冷え(15℃前後)と温度ごとの呼び名が付けられています。冷やすことで華やかな香りを感じられるため、香り高い吟醸酒や大吟醸酒、爽やかな本醸造酒などがおすすめです。
また日本酒は温度が低いほど喉ごしがすっきりとし、独特のクセが薄まる特徴があるため、飲みやすく感じる人も多いでしょう。ただし冷やしすぎてしまうと、雑味をおさえる一方、画一的な味わいになってしまうこともあります。
「冷や」とは常温の日本酒のこと。具体的には20℃前後の日本酒を指します。外気の温度に合わせ、冬はキリッと冷たく、夏は口当たりの良い温度で楽しめるのが魅力です。
常温なのに冷やと呼ばれるのは、冷蔵庫のない時代のお酒の飲み方が関係しています。かつて日本酒は温めて燗酒で飲むか、常温で飲むかの2択であったため、お燗よりも温度が低い常温のお酒を冷やと呼んでいたのです。
常温で飲む冷やは、日本酒本来の味が引き立つと言われています。ただしお酒の雑味が分かりやすくもなるため、丁寧に造られたお酒でないと常温で美味しく味わうのは難しいかもしれません。もし冷やで飲むのなら、日本酒の風味や米の旨味などが引き立つ、純米酒がおすすめです。
燗酒とは温めて飲む日本酒を指します。燗酒は温度ごとに6種類に分けられ、なかでも温度の低いものを日向燗(30℃前後)・人肌燗(35℃前後)・ぬる燗(40℃前後)と呼びます。この中でもぬる燗は、お酒の豊かな香りが広がる飲み方です。
もしぬる燗で日本酒を飲みたいのなら、純米酒を選ぶのが良いでしょう。お酒を温めることで、お米のまろやかな香りと旨味が引き立ちます。
他にも、燗酒には上燗(45℃前後)・熱燗(50℃前後)・飛び切り燗(55℃前後)と呼ばれている飲み方があります。ぬる燗よりもお酒の甘味は感じにくくなるため、辛口好きにおすすめです。上燗は引き締まった香りと味わい、熱燗はキレのあるシャープな味わいを楽しめます。より辛口のお酒を求めるのなら、飛び切り燗にすると良いでしょう。
熱めの燗酒にするのなら、純米酒、本醸造酒が合います。温めることで、純米酒は米の旨味と甘味、本醸造酒はキリッと引き締まった香りと味わいを堪能できるでしょう。ただし高温にしすぎると味のバランスを崩すおそれがあります。さまざまな温度を試し、好みの温度帯を見つけてみてください。
お酒の味わいは、器の素材によっても大きく変わります。日本酒をより美味しく飲むためにも、お酒の温度に合わせて器を選んでみましょう。
ガラスの器は涼やかな印象があるため、冷酒を飲むときにおすすめです。無味無臭のガラスはお酒の口当たりを邪魔せず、日本酒本来の味を楽しめます。
また、器の厚さや種類にもこだわってみてはいかがでしょうか。シャープな切れ味の大吟醸酒には薄く作られたガラスの酒器、濃厚なにごり酒には厚みのあるガラス酒器が合います。香りの高い日本酒の場合は、豊かな香りをしっかりと感じられるワイングラスに注いでみるのも良いでしょう。
陶器は日本酒との相性が良く、酒器に用いられることも多いです。そして陶器に注いだ日本酒は、丸みのあるやわらかな口当たりになります。一方、磁器はすっきりとした口当たりの日本酒が楽しめます。また、陶器よりも熱を伝えやすいのが特徴です。
錫は水を浄化するとされており、錫の器に注いだお酒はまろやかな口当たりで楽しめます。冷酒、燗酒のどちらの飲み方ができるのも魅力です。錫は熱伝導率が高いため、燗酒は温まり、冷酒が涼やかに引き立ちます。
日本酒を割り物などでアレンジすれば、一味違った楽しみ方ができます。割り物が加わると日本酒独特の風味が抑えられ、飲みやすく感じることもあるでしょう。ここでは、おすすめの簡単アレンジ方法を紹介します。
日本酒ハイボールは氷をたっぷりと入れたグラスに日本酒を注ぎ、炭酸水で割って飲みます。日本酒はウイスキーほどのアルコール度数ではないため、1:1くらいの割合で作っても良いでしょう。また、柚子、すだち、かぼすなど、和の柑橘類をスライスして加えるのもおすすめです。さっぱりとした清々しい味わいを楽しめます。
緑茶割りは日本酒を緑茶で割ったアレンジ方法。日本酒と緑茶どちらの味わいも楽しめるよう、1:1の割合で作るのがおすすめです。フルーティーさのある吟醸酒は避け、純米酒や特別純米酒、本醸造などを用いると良いでしょう。
フルーツを入れたり、他のお酒やジュース、スパイスなどと混ぜる、日本酒カクテルもおすすめです。カクテルにすることでアルコール度数を抑えたり、日本酒特有の味や香りをやわらげたりできるので飲みやすくなります。
日本酒とバニラアイスの組み合わせも、一風変わって面白いです。アイスに日本酒をそのままかけたり、シュワッとした発泡性日本酒と合わせてクリームソーダ風にしたりするのも良いでしょう。
日本酒と上手に付き合うためには、適切な飲み方を心がけることが大切です。ここでは、日本酒の上手な飲み方3ヵ条をみていきましょう。
日本酒は一口ずつゆっくりと飲むのがおすすめです。少しずつ口に含めば、香りや味わいをより深く楽しめるでしょう。また日本酒ばかりを飲まず、お水やつまみも挟みながら小休止をとることが大切です。
日本酒を飲むときは和らぎ水も用意しましょう。和らぎ水とは日本酒とともに飲む水のこと。日本酒と和らぎ水を交互に飲めば、二日酔いの防止にもなります。またアルコールで麻痺した口をリセットできるため、次に口に含むお酒、おつまみなどが美味しく感じられます。
日本酒をつまみと一緒に楽しめば、肝臓の負担軽減につながります。ただし、油分や塩分の多いつまみは避け、良質のたんぱく質、ビタミンやミネラルが含まれるつまみを選ぶようにしましょう。肉じゃが、冷ややっこ、かぼちゃの煮物など、つまみの定番メニューがおすすめです。
日本酒をそのまま楽しむのも良いですが、種類に合わせて温度や器を変えて、さまざまな飲み方を試してみるのもおすすめです。また日本酒を飲みなれていない人も、アレンジによって日本酒の美味しさに気づくかもしれません。バラエティ豊かな日本酒の世界の中で、好みの飲み方を見つけてみてください。