日本酒「久保田」と楽しむ、千葉県のご当地グルメ4選
2023.04.17

特集

日本酒「久保田」と楽しむ、千葉県のご当地グルメ4選

毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会「久保田ご当地グルメ部」。今回は、千葉県をテーマに開催しました。ファンや社員おすすめの、久保田と楽しめる千葉県のご当地グルメをご紹介します。

目次

  1. 久保田ご当地グルメ部とは
  2. ホンビノス貝×久保田
    1. ホンビノス貝の実食
  3. いわし×久保田
    1. いわしの実食
  4. 銚子極上鯖うめぇもん水煮×久保田
    1. 銚子極上鯖うめぇもん水煮の実食
  5. ピーナッツグルメ×久保田
    1. ピーナッツグルメの実食
  6. 久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

久保田ご当地グルメ部とは

久保田ご当地グルメ部

久保田ご当地グルメ部」とは、毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会です。
ご当地グルメには、全国的に有名なものから本当に地元の人しか知らないものまで、様々なグルメがあります。そんな知られざるグルメと日本酒・久保田を、地元の方はどんな風に楽しんでいるのでしょうか。

今回は、全国的に有名な観光スポットから豊富な自然まで有する千葉をテーマに開催しました。ファンの方おすすめのご当地グルメとともに、美味しく楽しめる久保田もご紹介していきます。

ホンビノス貝×久保田

ホンビノス貝 久保田

市川市在住のファンの方からおすすめいただいたのは、ホンビノス貝です。東京湾での漁獲量が増加しており、「千葉ブランド水産物」にも認定されている千葉県の名物です。

ホンビノス貝は北米大陸に生息している貝でしたが、アメリカからの船舶にくっついて運ばれてきて、東京湾に定着したといわれています。当初は、もともと生息していたアサリなど生態系への影響も懸念されましたが、生息地のすみ分けができているため特に影響もないということで、今ではアサリやハマグリの代替食材としても注目されています。東京湾の中でも、三番瀬(さんばんぜ)と呼ばれる浅海域は、ホンビノス貝の生息数が日本で一番多いと言われており、船橋港もホンビノス貝の水揚げ日本一になるほどです。

ホンビノス貝の実食

お取り寄せしたホンビノス貝は、見た目はハマグリとそっくりで、大きさは5~7cmくらいあります。大きいものでは10cm以上にもなるんだとか。

クラムチャウダーやしぐれ煮などの食べ方レシピも一緒に届きましたが、ファンの方からおすすめいただいた食べ方は、酒蒸し。お皿にホンビノス貝を並べて、「久保田 千寿」を少しかけて、電子レンジでチンして完成するお手軽レシピです。ハマグリなどと違い、ホンビノス貝は砂抜きもほぼ不要だそうなので、本当に簡単に作れてしまいます。

開いた貝の中から現れた身は、ぷっくりと肉厚です。食べてみると、「うまい、なにこれ!めちゃくちゃ濃厚!」と朝日酒造社員も思わず叫んでしまったほどの濃厚な貝のうま味を感じられます。ファンの方も「たまらないです。皆さんにも食べてもらいたい」と絶賛です。酒しか使わなかったので、味付けに醤油とかいらないのだろうかと思いましたが、ホンビノス貝が濃厚なので全く不要でした。

この酒蒸しに合わせるのは、もちろん酒蒸しにも使った千寿です。この組み合わせは、もはや説明不要。「千寿とめちゃくちゃ合う。お酒が進んでしまいます。ホンビノス貝も10個くらいはぺろりと食べられる」と話します。さらに、酒蒸しのスープも堪能。ちなみに、ファンの方は酒蒸しは千寿以外ではやったことがないそう。ホンビノス貝の素材の良さを引き出す酒としては、千寿が適任と思われます。

ちなみに、船橋市や市川市のスーパーなどで売っているので、そこでファンの方は初めて知ったそうですが、成田市在住のファンの方は、地元であまり見たことがないと話されていたので、スーパーでは限られたエリアでしか買えないのかもしれません。

いわし×久保田

イワシ 久保田

成田市在住のファンの方からおすすめいただいたのは、「いわし」です。千葉県が誇る銚子漁港は、水揚げ量が12年連続日本一で、いわし類の漁獲量においては千葉県は全国でも上位に入っています。

銚子漁港の沖合は、黒潮と親潮がぶつかりプランクトンが多く発生するスポット。そのため、ここで獲られるいわしは、丸々と太っているのが特徴です。なかでも、6~7月の梅雨の時期に獲れるいわしは「入梅いわし」と呼ばれ、一年のうちで最も脂が乗る時期で美味しくなります。地元の銚子では、6月から「入梅いわし祭」も開催され、刺身やなめろう、フライ、つみれ汁など、様々ないわし料理が堪能できます。

いわしの実食

ファンの方からおすすめいただいた食べ方は、いわしのイタリア風マリネ。作り方はシンプルで、いわしを三枚おろしにして皮をとり、塩胡椒をしてレモン汁とオリーブオイルに漬けます。いわしは寄生虫がついていることがあるので、漬けた状態で一晩冷凍庫で凍らせて、食べる時に解凍し、刻んだパセリをかけて完成です。

「いわしはお手頃なので、刺身でいただいたり、フライにしたり、普段よく食べている」と話すファンの方。日本酒と合わせるなら、刺身が一番なのではと思いがちですが、「お酒は日本酒が一番好きで、洋風の料理でも日本酒を合わせることが多い」と、洋食と日本酒の組み合わせをおすすめされていました。このマリネと相性ぴったりとおすすめされたのは、「爽醸 久保田 雪峰」です。「レモンの爽やかな香りが、爽醸のフルーティーな香りとバランスよくあって。いわしは結構脂が乗っていて、口の中に脂が残るんですけど、それを日本酒で流し込むような感じで美味しくいただけると思います」とご紹介いただきました。

「季節のものと季節の日本酒を合わせるのが好き」というファンの方。これから旬を迎えるいわしと、今月から出荷が始まった爽醸を合わせて、春の訪れを楽しんでみてはいかがですか?

銚子極上鯖うめぇもん水煮×久保田

銚子極上鯖うめぇもん水煮 久保田

続いても海の幸が登場です。職場が銚子市にあるファンの方からご紹介いただいたのは、「銚子極上鯖うめぇもん水煮」というサバ缶です。

このサバ缶は、銚子に多くの来訪者に訪れて欲しいと、お店の個性を生かしながら持続可能なロングラン商品の開発をしている団体の「銚子うめぇもん研究会」が企画した商品です。
極上鯖とは、銚子産のサバの中でも、11月から2月頃朝獲りされた700g以上の希少な大型の真サバのこと。その胴体部分のみを使用し、独自の熟成タレで味付けし、一つ一つ手作業で詰めているサバ缶なのです。お値段は、一缶なんと1,500円!

銚子に来て買ってほしいという想いで生まれたサバ缶のためお取り寄せはできず、今回はファンの方に調達してもらいました。

銚子極上鯖うめぇもん水煮の実食

今年はサバが記録的な不良で、銚子漁港でもサバの水揚げ量が前年の1/3になるなど激減しているそう。そのため、このサバ缶も貴重なものになりそうです。

缶を開けると、見事なサイズの胴体の輪切りがどーんと現れます。輪切りの厚さにもびっくり。ファンの方曰く、「牡蠣の殻を使ったエキスや香味野菜などをカメで熟成させたタレを使っているんです。なので、臭みがない」とのこと。「かなり濃厚な味わいで、うま味が十分ある。ホンビノス貝には負けるかもしれないけど、噛めば噛むほどうま味が出てくる」とファンの方が話す通り、全く臭みがなく、脂が乗っていて口の中にうま味が溢れます。このサバ缶の味を知ってしまうと、他の普通のサバ缶が食べられなくなりそうです。

そこに合わせるのは、ファンの方が常備酒にしているという「久保田 千寿」。「このサバの濃厚な味わいを、千寿で流し込む。たまりませんね。千寿も喜ぶナイスな相性です」と話す通り、サバのたっぷりと乗った脂を、千寿が綺麗に流していきます。そのままでも十分美味しいのですが、わさびをつけたり、みょうがを乗せてみたり、お醤油で味を変えてみたりするのもおすすめだそうです。

銚子は色々な魚が入ってくるので、季節の美味しいものと千寿で日々の癒しのひと時を過ごしていると話されており、なんとも羨ましい限りです。

ピーナッツグルメ×久保田

ピーナッツ 久保田

千葉県のおすすめグルメとして、海の幸と並んで回答が多かったのが「ピーナッツ」を使ったグルメです。

千葉県は、言わずと知れた落花生王国。千葉県は国内の落花生生産量全国1位で、シェアは8割を超えています。特に生産地として有名なのが八街市。なぜ千葉県でこんなに落花生が作られているのかというと、千葉県の土壌が関東ローム層で火山灰地のため、落花生の栽培に適しているからだそう。
ちなみに、殻付きのものを「落花生」、殻も薄皮もむいたものを「ピーナッツ」と呼びます。

グルメとしてご紹介いただいたのが、「ピーナツハニー」「ぴーなっつ最中」「ピーナッツバター」の3種です。

ピーナッツグルメの実食

まずは、「ピーナツハニー」から。千葉県の小学校では給食に必ず出るという、いわゆるピーナッツ味噌です。「ごはんのおかずという感じですが、子供たちにはあまり人気がなく、給食に出ると必ず残して、親が酒のつまみにしています(笑)」と話す習志野市在住のファンの方は、新潟県長岡市出身でピーナッツ味噌にカルチャーショックだったそう。
ピーナツハニーをチビチビなめながら合わせたのは「久保田 千寿 純米吟醸」。「甘塩っぱさとお酒が合う」と楽しまれていました。

続いては、成田山の表参道にあるなごみの米屋の「ぴーなっつ最中」。落花生の形の最中の中にピーナッツの甘煮が練り込まれた餡が入っています。流山市在住のファンの方は、実家に帰省する際に毎回買っていて、キオスクなどでも販売している千葉県定番のお菓子のようです。
「餡子の中にピーナッツの粒が入っていて、食感としておいしい」最中に合うとおすすめいただいたのは、「久保田 千寿」。千寿が加わると、餡子の甘味を後押ししてくれて濃厚に感じられ、満足感が増す組み合わせとなりました。

最後に、ピーナッツバターのおすすめとして紹介いただいたのが、落花生製造卸専門店の千葉ピーナッツが作る「ピーナツクリーミープレミアム」です。100%千葉県産にこだわっており、渋皮入りなのが特徴です。
ファンの方からは「コクが合うと思う」とのことで、「久保田 百寿」の組み合わせをご提案いただきましたが、残念ながら百寿との相性はいまいち。そこで、ファンの方のアドバイスでピーナッツバターにお酢、しょうゆ、砂糖、ごま油をまぜて、ピーナッツバタードレッシングを作ってサラダにかけてみたところ、みずみずしい野菜とこっくりとしたピーナッツバタードレッシングの両方に百寿が寄り添い、美味しく食べられました。

久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

「久保田ご当地グルメ部」は今後も開催していきますので、縁のある県や大好きな県の回への皆様のご参加、お待ちしております!

■「久保田ご当地グルメ部」 開催概要
対象:「KUBOTA MAIL NEWS」メルマガ会員
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料
お申し込み:「KUBOTA MAIL NEWS」に既にご登録の方は、メルマガに記載の応募フォームからアンケートに答えてお申し込みください。
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定員:各回4名様(最小催行人数1名様)
次回開催予定:
「佐賀県」 2023年5月29日(月)20:00~21:00(応募開始 2023年5月9日予定)
「兵庫県」 2023年5月30日(火)20:00~21:00(応募開始 2023年5月9日予定)