日本酒「久保田」と楽しむ、千葉県のご当地グルメ4選
毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会「久保田ご当地グルメ部」。今回は、千葉県をテーマに開催しました。ファンや社員おすすめの、久保田と楽しめる千葉県のご当地グルメをご紹介します。
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毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会「久保田ご当地グルメ部」。今回は、大阪府をテーマに開催しました。ファンや社員おすすめの、久保田と楽しめる大阪府のご当地グルメをご紹介します。
目次
「久保田ご当地グルメ部」とは、毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会です。
ご当地グルメには、全国的に有名なものから本当に地元の人しか知らないものまで、様々なグルメがあります。そんな知られざるグルメと日本酒・久保田を、地元の方はどんな風に楽しんでいるのでしょうか。
今回は、西日本の中心的都市である大阪府をテーマに開催しました。ファンの方おすすめのご当地グルメとともに、美味しく楽しめる久保田もご紹介していきます。
「大阪と言えばのソウルフード」とご紹介いただいたのが「どて焼き」。牛すじ肉を白味噌やみりんで煮込んだもので、いわゆるもつ煮です。
どて焼きの名前は、鍋の縁に味噌を土手のように盛って、鍋の真ん中で牛すじ肉を焼き、その後溶けだした味噌で煮込んでいくことから名付けられています。そのまま「どて」や「どて煮」といった呼び方もされています。
大阪の大衆居酒屋や新世界エリアの串カツ店などでよく提供されており、下町の愛すべきB級グルメです。
お取り寄せしたどて焼きは、「結構すじも柔らかくなっていて、お店で食べるよりも美味しい」とファンの方も絶賛。見た目からは甘辛く濃厚そうな味わいを想像しますが、白味噌を使っているので優しい甘さを感じられる上品な味わいです。これはお酒が進む味わいです。
「大阪って薄味と言われますが、どて焼きの味付けは濃い感じで、それを『久保田 千寿 純米吟醸』がうまく流し込んでくれる」と、合う久保田もご紹介いただきました。「口の中から体の中まですっとしてくれる」と話す通り、どて焼きの濃厚な味わいの後に、千寿 純米吟醸を口に含むと、濃厚な味わいを洗い流してリセットしてくれて、またどて焼きを食べたくなるという、箸が止まらなくなる組み合わせでした。
次にご紹介するのは、大阪府高槻市のご当地グルメの「高槻うどんギョーザ」。餃子の具材である肉や卵に、皮の代わりにうどんを混ぜて焼いたもので、餃子のタレやポン酢をつけて食べます。見た目は餃子というより、小さなお好み焼きのようです。
高槻うどんギョーザが生まれたのは1980年代頃。主婦たちが簡単に作ることのできる餃子として考えられ、脈々と受け継がれてきた家庭料理なのです。
ファンの方もご自宅で高槻うどんギョーザを作るそうで、「うちは梅干しと紫蘇も入れます。焼く時も、お好み焼きのように薄く大きく焼いていますよ」と、ご家庭それぞれの作り方や味わいがありそうです。
餃子と名前はついていますが、皮で包まれておらず肉とうどんが混ざり合っているので、見た目はハンバーグや肉団子のような感じです。まずはタレやポン酢などをつけずに食べてみると、しっかりとした味がついており、味わいはまさに餃子です。うどんを混ぜているので食べ応えもあります。「餃子といえど中華料理っぽくなく、和食っぽい餃子。あっさりしている」と話されており、確かにボリュームがありながらも2個3個と食べたくなる味です。
これに合うとおすすめいただいたのは、「久保田 千寿 純米吟醸」。「うどんが皮の変わりなので、普通の餃子より重たいですが、それを千寿 純米吟醸がすっきりしてくれる」ということで実際に合わせてみると、焼いた餃子ならではの油っぽさを、千寿 純米吟醸の抜群のキレが軽快な味わいに感じさせてくれます。
これまでのご当地グルメ部でも、栃木県や静岡県で餃子をご紹介してきましたが、その時も「久保田 千寿 純米吟醸」や「久保田 千寿 秋あがり」といった、千寿シリーズが大活躍。これからは、餃子にはビールではなく、餃子には千寿と言っても過言ではないかも!?
大阪府南西部に位置する泉州エリアのソウルフードの「がっちょの唐揚げ」。がっちょとはメゴチのことで、大阪湾でよく獲れる、夏に旬を迎える体長10~20cmほどの魚です。エサをがつがつと食べることから、泉州エリアでは「がっつく魚(うお)」でがっちょと呼ばれるようになったそうです。
がっちょの代表的な食べ方が唐揚げ。背ビレを削いで頭を落とし、皮を剥いで腹骨と中骨を取り出します。そこに塩や香辛料などで味をつけ、片栗粉をまぶして揚げれば完成です。カリカリに揚がっているためスナック感覚で食べられ、お酒のつまみや子どものおやつとしてもぴったりです。
届いた商品は銀色の袋に入っており、まるでスナック菓子のような様相です。食べてみると、非常に軽やかでサクサクッとしています。がっちょのほんのりとした苦味もありつつ、調味料や香辛料などでしっかりと味がついているので、食べ始めると後を引き、お酒のつまみとしては最高の味です。ファンの方も、大阪に行った際は買って帰ることもあるそう。
これに合うとおすすめいただいたのは「久保田 千寿」。「揚げ物をウォッシュして、きれいにしてくれる」とともに、カリッとしたところに千寿を含めると、がっちょの味わいがよりふくよかになります。千寿の炭酸割りとも合いそうという予感。
「ビールに合う料理は千寿がいい」という、ファンの方の名言もいただきました。先程の餃子といい、ビールに合う料理を千寿と試してみる価値はありそうです。
がっちょの唐揚げと同じく、泉州エリアの名物「泉州水なすの浅漬」もご紹介いただきました。
泉州水なすは、泉州エリアで栽培されている伝統野菜で、地域団体商標登録もとっているブランド野菜です。その特徴は、他の品種に比べて水分をたっぷりと含んでおり、絞ると水がしたたり落ちてくるほど。皮が非常に薄くて柔らかく、アクが少なく甘さもあるため生で食べられます。4月から11月ごろまで収穫されていますが、旬は夏です。
ファンの方曰く、「泉州水なすはサラダにするなど火を通さずに食べることが多い」そうで、その中でも人気なのが瑞々しさを楽しめる浅漬です。今回お取り寄せした商品は浅漬と言っても、いわゆる塩や調味液で短時間漬けるものではありません。ぬかに水なすを丸ごと漬け込むぬか漬なのですが、数日以内に食べるため浅漬なのです。
届いた箱には、〇日から食べられますと食べごろが書かれています。水なすが1個ずつビニールパッケージに入れられており、その中でぬか漬にされているのです。
おすすめの食べごろ時期に食べてみると、塩加減もほどよく上品な味わいです。噛むたびに、瑞々しいながらも濃厚で甘味のある味わいが溢れ出てきます。食感も柔らかすぎず硬すぎず、他のなすにはない初めて食べる美味しさです。
「いいお水を飲んだ感じですよね。そこからの『久保田 千寿 純米吟醸』です。おいしいお水同士が出会った感じで、なんぼでもいけるでしょ!?」と、ファンの方からおすすめいただいた千寿 純米吟醸を合わせてみると、お酒のほどよい酸味が泉州水なすに寄り添っていきます。
さらに、イベント当日に『爽醸 久保田 雪峰』があったのでこちらとも合わせてみると、なんと千寿 純米吟醸を上回るベストマッチ!爽醸の派手過ぎず品ある華やかな香りが心地よく、泉州水なすの品の良い甘味と爽醸の爽やかで軽快な甘味が綺麗に釣り合っているのです。まるで水を飲むかのようにさらっと食べ続けられるペアリングとなりました。