日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|煮込みいらずのおつまみ串おでん
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
気温もグングン上がってくると、食卓で需要が高まるのが喉越しのいいそうめん。夏のお昼ご飯はついそうめん、という人も多いのではないでしょうか。
そんなお昼の定番のそうめんですが、蕎麦をつまみに日本酒を飲むように、そうめんをつまみにしながら飲むのもこの時期ならではの楽しみ方の一つです。
お酒に合うように、そうめんにも一工夫。今回の「豚しゃぶトマトのごま豆乳そうめん」は、トマトの優しい酸味とごまや豆乳のコクとが加わり、サッパリとした味わいと濃厚な味わいの二つが楽しめます。さらに、たくあんを味変代わりに混ぜると、まさにおつまみとしてのそうめんが完成です。
【材料(2人分)】 ※所要時間:約10分
・そうめん:4束(1束50g)
・豚もも肉薄切り(しゃぶしゃぶ用):約150g
・トマト:小1個
・たくあん:40g
・かいわれ大根:1袋(40g)
A
-無調整豆乳:150ml
-めんつゆ(2倍濃縮):100ml
-白すりごま:大さじ3
-ごま油:大さじ1
【作り方】
①トマトは1cm角に切り、たくあんはやや太めの千切りにする。かいわれ大根は根本を切り落とし、半分に切る。ボウルにAを混ぜ合わせ、たれを作る。
②鍋に多めに湯を沸かす。ボウルに豚もも肉薄切りを入れ、沸騰した湯をひたひたになるまで注ぎ、豚肉をほぐしながら火を通す。その間にそうめんを製品の規定通り茹でる。どちらも冷水にさらし、水気を切る。
※厚めの豚肉だと火が少し通りづらいので、火が通っていない豚肉はそうめんが茹で上がるタイミングでさっと一緒に茹でる。
豚肉に火を通す
③器にそうめんをのせ、すべての食材をバランスよくのせ、たれをかける。
「豚しゃぶトマトのごま豆乳そうめん」の完成
綺麗ですっきりとした味わいと、上品で澄んだ香りでバランスのとれた、料理の邪魔をしない純米吟醸酒。口当たりはやわらかく、ドライな飲み口を楽しめます。冷やすとほどよい酸味とキレを、常温になると酸味がたち、うま味の余韻を感じられます。
「豚しゃぶトマトのごま豆乳そうめん」とのペアリングと楽しむ際は、グラスにロックアイスを1~2個入れて飲むのもおすすめ。料理と温度帯を合わせてあげると、時間と共にまた違った味わいが楽しめます。
久保田 千寿 純米吟醸
1,800ml 3,018円(税込3,319円)
720ml 1,397円(税込1,536円)
300ml 698円(税込767円)
※商品の価格は2023年6月14日現在のものです。
◆今回、豚肉は豚もも肉の薄切りを使用していますが、豚バラ肉の薄切りでも美味しいです。
◆たくあんは薄切り仕様のものなども売っているのでそういったものを使えばさらに手軽に作れます。高菜や柴漬けなど他の漬物を使用しても◎。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
材料の下準備