日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|レンコン焼き出し豆腐
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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東京・経堂で人気の居酒屋「凧」「凧HANARE」を経営する料理家・高橋善郎さん考案の、「久保田 千寿 純米吟醸」に合うおつまみレシピをご紹介。蒸し暑い季節におすすめのさっぱりおつまみで、“おうち居酒屋”を楽しみましょう。
「久保田 千寿 純米吟醸」は、口当たりはやわらかく、ドライな飲み口の純米吟醸酒です。さっぱりとした料理はもちろん、バターやマヨネーズなどを使ったコクのある料理とも相性が良く、和洋中さまざまな料理に合います。
冷酒、常温、ぬる燗と幅広い温度帯で楽しめ、冷やすとほどよい酸味とキレを、常温になると酸味がたち、旨味の余韻を感じられます。
久保田初の料飲店先行発売商品として2019年秋に誕生、翌年5月より一般発売が開始し、より多くのお客様にお楽しみいただける商品となりました。
今回はそんな「久保田 千寿 純米吟醸」を自宅でさらに楽しめる、夏にぴったりのおつまみをご紹介します。
おつまみの定番「やっこ」をたっぷりの薬味と一緒に食べる、さっぱりとしたおつまみです。なめらかな歯触りの絹豆腐と、やわらかな口当たりの「久保田 千寿 純米吟醸」の相性の良さを感じられます。
【材料(2人分)】
・絹豆腐:200g
・ザーサイ:40g
・ミョウガ:2本
・長ネギ:1/4本
・かいわれ大根:1袋(40g)
・白ごま:適量
A
-ごま油:大さじ1
-しょうゆ:小さじ1
-豆板醤:小さじ1/2
【作り方】
①水を切った豆腐をスプーンで器に盛り付ける。ラップをかけ、600Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱し、さらに水を切る。
②ミョウガは千切り、長ネギは斜め切り、根元を落としたかいわれ大根はざく切りにし、水にさらして軽くもみ洗いし、水気を切る。
③ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる。野菜を加え、さらに混ぜ合わせる。
④豆腐と一緒に③をバランスよく盛り付け、白ごまをふる。
ぷりぷりのホタテと、シャキシャキの長芋を使った、食感も楽しめる一品。爽やかな紫蘇の香味が食欲そそる冷製おつまみには、キリッと冷やした「久保田 千寿 純米吟醸」がおすすめです。
【材料(2人分)】
・ホタテ(刺身用):6〜8個
・長芋:150g
・紫蘇:5枚
・粗挽き黒こしょう:適量
A
-オリーブオイル:大さじ1
-ポン酢:大さじ1
-マヨネーズ:小さじ2
【作り方】
①ザルにホタテを置き、熱湯をかけて冷水にとる。キッチンペーパーに包んで水気をとる。
②長芋はざっくりと皮をむき、ジッパー付きの袋などに入れ、包丁の腹などで粗くたたく。紫蘇は手でざっくりとちぎる。
③ボウルにAを入れ、混ぜ合わせる。①と②を加え、さらに混ぜ合わせたら、器に盛り付け、こしょうをふる。
あさりの旨味や甘味を生かした酒蒸しは、日本酒と好相性。みょうがの爽やかさと穏やかな苦味が加わることで、日本酒との相性がさらに高まります。「久保田 千寿 純米吟醸」は空気に触れることで味や香りも変化するので、酒蒸しの温度変化と共に楽しんでください。
【材料(2人分)】
・あさり:300g
・とうもろこし:1本
・オクラ:8本
・ミョウガ:3本
A
-酒:150ml
-有塩バター:30g
-しょうゆ:小さじ1
-しょうが(すりおろし):小さじ1/2
-粗挽き黒こしょう:少々
【作り方】
①あさりは殻同士をこすり合わせながら洗い、砂抜きする。
②とうもろこしは、実をそぎ切りにし、オクラはガクを切り落とし、乱切りにする。ミョウガは縦1/4等分に切る。
③鍋に①と②、Aを入れ、ひと煮立ちさせる。弱火であさりの殻が開くまで5〜7分ほど加熱したら、器に盛り付ける。
profile
料理家 高橋善郎
今晩は日本酒に合うおつまみを作って、ひとりで、家族と、ゆっくり一杯いかがですか?たまには一緒におつまみを作ってみても楽しいかもしれません。
おつまみにキリッと冷やした日本酒を合わせて、夏の暑さを乗り超えましょう。
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。