日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|煮込みいらずのおつまみ串おでん
2021.11.12

楽しむ

日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|煮込みいらずのおつまみ串おでん

料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。

目次

  1. 寒い夜は時短おでんですぐ温まろう
  2. 「煮込みいらずのおつまみ串おでん」の作り方
  3. 「煮込みいらずのおつまみ串おでん」に合わせたい「久保田 千寿 純米吟醸」
  4. 高橋善郎さんからのワンポイント

寒い夜は時短おでんですぐ温まろう

煮込みいらずのおつまみ串おでん

暦のうえでは本格的な寒さを迎える「立冬」も過ぎ、日に日に寒さは増す一方ですね。そろそろおでんを食べたいな、と思いつつ、作るのは時間がかかるから、と別のメニューで済ませてしまっていませんか? 今回ご紹介するのは、下準備や煮込み時間が長い具材を使わないで作るおつまみ串おでん。寒い夜は短時間でさっと準備したおでんで冷えた体を温めながら、おうちで乾杯しましょう。

「煮込みいらずのおつまみ串おでん」の作り方

【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分

・油揚げ:4枚 
・ハーフベーコン:4枚 
・豆苗:1/2袋(100g)
・えのきだけ:1/2袋(100g)
・豚バラ肉(薄切り):150~200g 
・ミニトマト:12個 
・ソーセージ:4本 
・うずらの卵(水煮):4個
 
A
-水:500ml 
-白だし:大さじ4 
-オイスターソース:小さじ2 
-しょうが(薄切り):8枚 
-刻みゆず:適量

【作り方】

①豆苗は根元の部分を切り落とす。えのきだけは石づきを切り落とし、粗くほぐす。油揚げ1枚の上にハーフベーコン1枚、豆苗、えのきだけは4等分になるようにのせ、クルクルと巻く。巻き終わったものから串に刺して半分に切る(1串あたり、竹串2本ずつになるように刺す)。

油揚げの上にハーフベーコン、豆苗、えのきだけをのせ、クルクルと巻く

油揚げの上にハーフベーコン、豆苗、えのきだけをのせ、クルクルと巻く

巻き終わったものを串に刺す

巻き終わったものを串に刺す

串に刺したものを半分に切る

串に刺したものを半分に切る

②ヘタを取ったミニトマトを豚バラ肉で巻き、2個ずつ串に刺す。

ミニトマトを豚バラ肉で巻き、串に刺す

ミニトマトを豚バラ肉で巻き、串に刺す

③ソーセージは両端を切り落として2cm幅に切り、2切れずつうずらの卵1個と一緒に串に刺す。

ソーセージ、うずらの卵を一緒に串に刺す

ソーセージ、うずらの卵を一緒に串に刺す

④鍋にAを入れ、ひと煮立ちさせる。準備した串を適宜入れ、蓋をして弱火~中火で5分ほど煮込む(③で切り落としたソーセージも一緒に入れる)。
お好みで練りからしやゆずこしょうなど(各適量:ともに分量外)をつけていただく。

鍋にAを入れ、ひと煮立ちさせる

鍋にAを入れ、ひと煮立ちさせる

準備した串を入れ、煮込む

準備した串を入れ、煮込む

「煮込みいらずのおつまみ串おでん」の完成

「煮込みいらずのおつまみ串おでん」の完成

「煮込みいらずのおつまみ串おでん」に合わせたい「久保田 千寿 純米吟醸」

久保田 千寿 純米吟醸

綺麗ですっきりとした味わい、上品で澄んだ香りでバランスのとれた、料理の味を邪魔しない純米吟醸酒です。口当たりはやわらかく、ドライな飲み口を楽しめます。
寒い時期におでんなどのお鍋料理と合わせる際は、燗酒にするのもおすすめです。40℃前後のぬる燗にするとまろやかな口当たりとなり、旨味の余韻を味わうことができます。

久保田 千寿 純米吟醸
1,800ml    2,800円(税込3,080円)
720ml    1,300円(税込1,430円)
300ml    650円(税込715円)
※商品の価格は2021年11月12日現在のものです。

高橋善郎さんからのワンポイント

◆下準備や煮込み時間が長い具材を使わないで作るおつまみ串おでん。おでんで使われることの多い白だしに、コクのあるオイスターソースを隠し味に使用したつゆは、あっさりした素材から香りや旨味の強い素材まで幅広く受け入れてくれます。
◆「久保田 千寿 純米吟醸」と合わせるポイントとしては、おでんのつゆに薄切りしょうがやゆずを加えること。やさしい清涼感は素材だけでなく「久保田 千寿 純米吟醸」の味わいもしっかり引き立ててくれます。
◆定番のちくわなどの練り物や、お好みの魚介類などを使用すればさらに楽しいおつまみおでんに。

profile

料理家 高橋善郎

料理家 高橋善郎

1988年 神奈川県川崎市生まれ。料理研究家でありながら、東京 世田谷にある和食料理店 「凧(はた)」「凧 HANARE」の代表を務める。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を9個保有し、食品メーカーのレシピ開発、店舗コンサルティングを中心に、各メディアに出演中。 トライアスロンの国内大会では年代別優勝するほどの実力を有し、2018年、2019年、2020年に行われた世界選手権にはエイジグループ日本代表として3年連続で出場(2020年は新型コロナウイルスのため未開催)。 走る料理研究家として、スポーツメーカーや健康雑誌とのタイアップも多く手がけ、「食 ✕健康 ✕スポーツ」を普及する活動も精力的に行っている。