日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|おつまみミニちらし
2024.03.06

楽しむ

日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|おつまみミニちらし

料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。

目次

  1. バリエーションが嬉しい!ちらし寿司をみんなで囲もう
  2. 「おつまみミニちらし」の作り方
  3. 「おつまみミニちらし」に合わせたい「久保田 千寿 純米吟醸」
  4. 高橋善郎さんからのワンポイント

バリエーションが嬉しい!ちらし寿司をみんなで囲もう

おつまみミニちらし

春が近づくにつれ、ホームパーティーや行楽などで人が集まる機会も増えてきます。複数人が集まる食事のシーンでは、彩り豊かで華やかながら手軽に出来る料理が重宝しますね。
今回は老若男女から喜ばれる「おつまみミニちらし」をご紹介します。主食として人気が高いちらし寿司ですが、今回はカップで作るので取り分ける手間もなく、パーティーシーンにもぴったり。また、のせ寿司、巻き寿司としての食べ方もできるので、おつまみとしての懐の深さもある一品に。食べ方のバリエーションだけではなく、ご飯の味つけや具材のチョイスで、お好みに合わせて何通りにも味わいをカスタマイズできるのが大きな魅力です。
お酒が好きな方は、酒器を片手にいかがでしょうか。

「おつまみミニちらし」の作り方

【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分(ご飯を炊く時間を除く)
・マグロ(刺身用):60g 
・サーモン(刺身用):60g 
・ボイルえび:60g 
・菜の花:80g 
・だし巻き玉子:60g(手作り/市販どちらでも可)
・かいわれ大根:40g 
・板のり:2枚 
・いくらの醤油漬け:大さじ1程度の量(とびこなどでも代用可)

A 
-温かいご飯:200g 
-ゆかり:小さじ2 

B
-温かいご飯:200g
-白ごま:大さじ2 
-ゆず胡椒:小さじ1 

C
-めんつゆ(2倍濃縮):大さじ1 
-ごま油:小さじ1 
-わさび:小さじ1/2 

D
-マヨネーズ:大さじ1 
-めんつゆ:小さじ1 
-おろししょうが:小さじ1/2 
-七味唐辛子:少々

【作り方】
①マグロ、サーモン、だし巻き玉子は1cm幅の角切りにする。
菜の花は1分前後塩茹でして冷水にとる。水気をしぼり、ペーパータオルで水分をふき取り、1cm幅の角切りにする。根元を切り落としたかいわれ大根は1cm幅に切る。
ボイルえびも他の具材と一緒に並べて用意する。

材料の下準備

材料の下準備

②ボウルを2つ用意する。A、Bをそれぞれ混ぜ合わせる。

酢飯風のご飯を作る

酢飯風のご飯を作る

③小さめのボウルをふたつ用意する。C、Dをそれぞれ混ぜ合わせる。

たれを作る

たれを作る

④カップに②のご飯1種、かいわれ大根、②のご飯もう1種の順にしきつめる(ご飯はお好きな順番でOK)。
下準備した具材(ボイルえび、菜の花など)を盛り付け、いくらの醤油漬けをのせる。

盛り付ける

盛り付ける

⑤カップ寿司に適宜たれをかける。

※たれについては、食べる時にかける、または切った刺身を好きな分だけ軽く漬けにして盛り付ける形などお好みでOK
※食べ方のアレンジとして、カップに入れずに適宜板のりにご飯と具材をのせたり、巻いたりするのもおすすめです

「おつまみミニちらし」の完成

「おつまみミニちらし」の完成

「おつまみミニちらし」に合わせたい「久保田 千寿 純米吟醸」

久保田 千寿 純米吟醸

綺麗ですっきりとした味わいと、上品で澄んだ香りでバランスのとれた、料理の邪魔をしない純米吟醸酒。口当たりはやわらかく、ドライな飲み口を楽しめます。冷やすとほどよい酸味とキレを、常温になると酸味がたち、旨味の余韻を感じられます。
今回の「おつまみミニちらし」は、ご飯にゆかりやゆず胡椒など食べ心地の良さを演出してくれる香りや辛味があるため、「久保田 千寿 純米吟醸」と合わせることでうまく同調して、口いっぱいに春の陽気に近いような心地良さを感じられます。
具材の味わいが様々なので、千寿 純米吟醸に少し氷を入れたり、スライスレモンを入れてよりさっぱりと楽しむのもおすすめです。

久保田 千寿 純米吟醸
1,800ml    3,160円(税込3,476円)
720ml    1,470円(税込1,617円)
300ml    740円(税込814円)
※商品の価格は2024年3月6日現在のものです。

高橋善郎さんからのワンポイント

◆使用するご飯に関しては酢飯を作る余裕があればご準備いただいてももちろんOKです。青じそドレッシングやぽん酢しょうゆを活用して酢飯風のご飯を作っても美味しいです。
◆定番のマグロ、サーモン、えびを活用していますが、他の魚介類を使用しても美味しいです。また大人向けに生ハムやオリーブなどをのせて味わいや酸味の変化を楽しむのもおすすめ。

profile

料理家 高橋善郎

料理家 高橋善郎

東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。