日本酒が進む柿の種!おすすめの組み合わせ4選
新潟県で造られている日本酒「久保田」と、同じく新潟県の食品メーカーの商品を一緒に味わえるイベント「久保田JIMOTOペアリング」。第4回目は、亀田製菓の「亀田の柿の種」との組み合わせです。ここでは、イベントで好評だった4つのペアリングを、イベント参加者の感想コメントとともにご紹介します。
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新潟県で造られている日本酒「久保田」と、同じく新潟県の食品メーカーの商品をともに味わうイベント「久保田JIMOTOペアリング」。先日行われた第1回目では、岩塚製菓の米菓と組み合わせました。日本酒ラバーたちも意外とやっていなかったこの組み合わせ。中でも人気だった3つのペアリングを、イベント参加者の熱いコメントとともにご紹介します。
目次
「久保田JIMOTOペアリング」とは、和食に限らず様々な食材と日本酒「久保田」の相性を楽しむイベント「久保田モダンペアリング」をご体験いただいたお客様の声から生まれたスピンオフ企画になります。新潟県で造られている久保田と、同じく新潟県を地元とする食品メーカーの商品を組み合わせて楽しむイベントです。
記念すべき第1回目は、「岩塚の黒豆せんべい」などで知られ、朝日酒造と同じく新潟県長岡市に本社を置く米菓メーカー、岩塚製菓株式会社の米菓と組み合わせました。米菓と日本酒、すなわち米と米という組み合わせで、新潟県らしさ満点です。
岩塚製菓の創業者は「農産物の加工品は原料より良いものはできない」という言葉を残しており、使うお米は日本のお米100%にこだわっているそう。朝日酒造でも、かつての杜氏の「酒の品質は、原料の品質を越えられない」という言葉を今も大切にしています。所在地が同じ長岡市、原料が同じお米、というだけでなく、深い部分で共鳴しそうな組み合わせです。
朝日酒造社員がセレクトした米菓5種と日本酒5酒を組み合わせて、合計25パターンの中から好評だった3つを、イベントに参加された方々のコメントと併せてご紹介します。
一つ目は、おせんべいにきな粉と和三盆糖がかけられた「きなこ餅」。食感はさっくりと軽く、従来のおせんべいの持つバリバリした硬さはありません。和柄のパッケージが可愛らしく、そこからイメージされる通りのほっとした味わいです。
そんなきなこ餅には、やさしい口当たり・ほのかな甘味が特徴の「久保田 紅寿」をペアリング。
合わせたお客様からは、「お菓子が意外と甘くて、久保田 紅寿のほどよい甘味と好相性。紅寿との組み合わせがダントツ1位」と太鼓判をいただきました。米菓の甘味×お酒の甘味がちょうど良かったことがポイントのようで、ビールとも合わせてみた方からは「ビールときなこ餅は甘味が邪魔して合わない。きなこ餅に合うお酒としては日本酒がベストではないか」という声もありました。また、味だけでなく「きなこ餅の溶けるような食感が合う」と、食感との相性に注目した通な意見も。
二つ目は、「黄金揚げもち」。その名の通り本格派の揚げもちです。化学調味料を使用せず、塩のみで味付けしているそう。実際に食べてみると、確かに塩の味よりお米の味が強く感じられる味付けです。米菓の正統派とも言える歯ごたえもあり、一袋でもお腹がしっかり満たされます。
今回は、上質で華やかな香り、甘味と酸味が調和した味わいが特長の「久保田 純米大吟醸」と合わせます。
お客様からは「揚げた塩味の米菓に、純米大吟醸の華やかな香りとほどよい甘味が良く合う」との感想をいただきました。きなこ餅×久保田 紅寿の「甘味×甘味」の組み合わせとは異なり、こちらは「米菓の塩味×お酒の甘味」という組み合わせがポイントのよう。「王道ペアリングといった感じ」、「結局これが最高、王道」という、この組み合わせに全幅の信頼を寄せているコメントも目立ちました。
最後は、くすっとしてしまうネーミングや、脱力感のあるイラストが食べる前から楽しい「バンザイ山椒」です。山椒のまぶされた小粒のあられで、「山」を思い起こさせる三角形のパッケージに入っています。個包装だと手のひらに収まる大きさで、食後にもう少しだけ食べたい時にも嬉しいサイズです。あられを口に入れた瞬間、ぴりっとした山椒の香りが漂います。後からくるしびれも、一緒に入っているピーナッツが穏やかにしてくれるのでちょうどいい塩梅に。一袋で終わる予定が変わってしまいそうな美味しさです。
今回は、いくらでも飲めてしまいそうなすっきりとした口当たりの「朝日山 千寿盃」をペアリング。長年多くのお客様より親しまれている新潟の代表銘柄であり、朝日酒造の基盤のお酒です。
合わせたお客様からは「山椒がけっこう辛いので、豊かな味わいの朝日山 千寿盃が合う」との感想をいただきました。「朝日山 千寿盃=新潟県民の味覚に最も合う酒、なので、新潟県外でやれば結果は異なると思う」というコメントもあり、「JIMOTOペアリング」の名に最も相応しいのはこのペアリングかもしれません。「これが新潟県民の味覚か」とお試しいただければと思います。もし久保田と合わせるのであれば、「久保田 百寿」がおすすめだそう。「辛口の久保田 百寿と合わせると山椒の辛さが増すというか、辛さがキープされて美味しい」とのことでした。
米菓と日本酒を合わせたのは初めてでした。米菓も様々な味わいのものがあるのも新たな発見でした。(30代男性)
おせんべいと日本酒の組み合わせが意外で楽しかったから。(30代女性)
米菓とビールのイメージはあったが、日本酒にも合いました!(60代男性)
実際に参加くださったお客様からはこのような感想があり、日本酒好き、米菓好き、お米好きでも案外やったことのない組み合わせだったようです。おつまみに困った時、食後にもう少しだけ食べたい時、慣れ親しんだおせんべいやおかき、あられと日本酒のペアリングを試してみてくださいね。
「久保田JIMOTOペアリング」は今後も開催していきますので、皆様のご参加、お待ちしております!
■「久保田JIMOTOペアリング vol.2 ブルボン」概要
期間:2021年11月13日(土)~14日(日)
場所:酒楽の里 あさひ山 長岡駅ナカ店(新潟県長岡市城内町1-611-1 長岡駅ビルCoCoLo長岡1F)
提供時間:11:00~19:30(L.O.19:00) ※小売ブースは10:00より営業
ペアリングセット(税込1000円):
ブルボンのお菓子と久保田(各3種) ※日本酒は各80mlで提供
11月13日(土)14:00~18:30は、朝日酒造社員が店頭対応しますので、一緒にトークを楽しみましょう。予約不要となっていますので、ぜひお気軽に「酒楽の里 あさひ山 長岡駅ナカ店」にご来店ください!
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況によっては、日程を変更させていただく場合があります。