日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|いちごのホワイトチョコクランチ
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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1月6日は「ケーキの日」です。1879年1月6日に、上野の風月堂が日本で初めてケーキの広告を新聞に掲載したことが由来と言われています。当時は和菓子が主流だったので、洋菓子の広告は非常に珍しいものだったそう。
今回はそんな日にぴったりのレシピ、「酒粕と抹茶のミルフィーユケーキ」をご紹介します。酒粕の風味がふわりと優しく香る一品です。
栄養満点の酒粕。もっと食事に取り入れてみたいけど、甘酒や粕汁以外に何に使えるんだろう…?お悩みの方はぜひ、お菓子作りに使ってみてはいかがでしょうか?
酒粕を入れることでさらにしっとり食感に、味わいもコクが増します。今回ご紹介したミルフィーユケーキの他にも、チーズケーキやガトーショコラ、ティラミスに加えてみるのもおすすめです。いつもと一味違う、濃厚な“大人のスイーツ”に仕上がりますよ。
酒粕スイーツには、華やかに香る「久保田 純米大吟醸」を合わせて、ちょっと贅沢な甘い時間を楽しみませんか?
【材料(作りやすい分量)】
※使用した耐熱容器の大きさ:横10cm×縦18cm
・久保田 吟醸酒粕:1枚
・いちご:3個
・ホワイトチョコレート:30g
A
-ホットケーキミックス:100g
-ヨーグルト(プレーン):100g
-水:100ml
-グラニュー糖:大さじ2
-抹茶:小さじ1
B
-生クリーム:100g
-グラニュー糖:大さじ2
-ココアパウダー(こしたもの):小さじ1
-バニラエッセンス:少々
【作り方】
①生地を作る
ボウルにAを入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。耐熱容器の形にかたどったオーブンシートを敷き、お玉1杯弱分の生地を流し入れ、ならす。
ラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分ほど加熱し、火傷しないように気を付けて取り出す。オーブンシートごと取り出して生地をはがし、オーブンシートを容器に戻す。
残りの生地も同様に加熱して5枚分の生地を作り、粗熱をとる。
②酒粕を成形する
まな板にラップを敷き、久保田 吟醸酒粕をのせ、さらにラップをかぶせる。手のひらで①の生地2枚分ほどの大きさになるようにのばし、半分に切る。
※写真では見えやすいようにオーブンシートを使っていますが、実際に作業する際はラップを使ってください。
酒粕を成形する
③クリームを作る
ホワイトチョコレートを粗く砕いてボウルに入れ、湯煎で溶かす。別のボウルにBを入れ、泡立て器で角が立つくらいを目安に混ぜ合わせたら、溶かしたホワイトチョコレートを加え、さっくり混ぜ合わせる。
クリームを作る
④素材を重ねる
ヘタを取ったいちごは縦5mm幅に切る。
生地→クリーム→生地→クリーム→酒粕→クリーム→いちご→生地→クリーム→酒粕→クリーム→生地→クリーム→生地の順番にのせる。ラップで包み、冷凍庫で30分ほど寝かせる。
素材を重ねる
⑤盛り付ける
食べやすい厚さに切り、ミント、いちご、ブルーベリー(ともに分量外:各適量)と一緒に器に盛り付ける。
「酒粕と抹茶のミルフィーユケーキ」の完成
香り、甘味、キレが融合した、新しい美味しさを追求したモダンでシャープな純米大吟醸酒。上質で華やかな香り、甘味と酸味が調和した味わい、久保田らしいキレのよさが、口の中でハーモニーを生み出します。
久保田 純米大吟醸
1,800ml 3,400円(税込3,740円)
720ml 1,570円(税込1,727円)
300ml 化粧箱なし750円(税込825円)
※商品の価格は2021年1月6日現在のものです。
新潟県産米を100%使用した「久保田」の吟醸板粕。豊かな香り、上質でしっとりとした味わいが特長です。冷蔵で保存していただくと、繊細な味わいがより長く保たれます。
久保田 吟醸酒粕
500円(税込540円)
◆甘さ控えめな素材の中に、久保田 吟醸酒粕の風味がふわりと優しく薫るミルフィーユケーキです。
◆「久保田 純米大吟醸」の香り・味と一緒に楽しめる上品な味わいで、大人が楽しむパーティー、おもてなしスイーツにぴったりです。
◆手軽に使えるホットケーキミックスに、ヨーグルトを加えることで、もちもちとした生地に仕上がります。
◆容器のサイズはあくまで目安です。実際に使用する容器の大きさに合わせて、酒粕をのばしてご使用ください。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
生地を作る