夏酒とは?夏に飲みたい、おすすめの新潟の日本酒5選!
暑い夏にはビールも美味しいですが、キリッと冷やした「夏酒」もおすすめです。特に、新潟の日本酒は淡麗な味わいで、夏酒にぴったりです。この記事では、夏酒の特徴のほか、夏酒としておすすめしたい新潟の日本酒を5つご紹介します
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今年のお中元は、「家ナカ」で楽しめるギフトが注目されています。おうちでリラックスする時間、家族と話す時間…そんな時間を演出する日本酒をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?大切な人への贈り物に、自分へのご褒美にも、おすすめの新潟の日本酒をご紹介します。
目次
「お中元」とは、親類やお世話になった人へ感謝の気持ちを込めて贈り物をする習慣のこと。現代のような「夏のご挨拶」として定着したのは江戸時代といわれています。
もともとは古代中国の「三元」(さんげん)の行事で、1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、10月15日を「下元」として祭をおこなっていました。このうちの「中元」だけが、仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)と結びつき、お盆の供物を親戚などに届けるようになり、この習慣を「お中元」と呼ぶようになりました。
お中元を贈る時期は、地域によって異なります。
・北海道:7月中旬から8月15日まで
・東北・関東:7月初旬から7月15日まで
・北陸:7月または8月(地区によって異なる)
・東海、関西、中国、四国:7月中旬から8月15日まで
・九州:8月1日から8月15日まで
・沖縄:旧暦の7月15日まで
しかし最近では全国的に、7月中旬までに贈るのが一般的になりつつあります。年々早まっていて、6月からお中元を贈り始める人も多くなっています。
相場は、一般的に3,000円~5,000円台程度。どのくらいの金額の商品を贈るかはお世話になった度合によって変わり、付き合いが深いほど、贈り手の年齢が高いほど高額になる傾向です。しかし一番大切なのは、感謝の気持ちです。お互いが負担にならない程度で良いのです。
お中元の定番というと、ビールやお酒、ハムやソーセージなどの肉加工品、果物、和洋菓子などが人気です。今年は、新型コロナウイルスの影響で、家ナカを楽しむアイテムや、ハンドソープなどの衛生用品をお中元に選ぶ人も増えているようです。
ここでは、定番のお酒の中でも、酒どころ新潟の厳選日本酒をご紹介します。今年のお中元は、ちょっとこだわった一本を選んでみてはいかがでしょうか?
※こちらの記事内で紹介した商品の価格は2020年6月11日現在のものです。
今代司酒造は、1767(明和4)年創業の新潟市の酒蔵です。酒造りを見直したいという想いで、2006年からアルコール添加を一切行わない全量純米仕込みに切り替えました。純米大吟醸、純米吟醸、純米酒と、純米だけを作る純米専門の酒蔵として、個性を大切にした酒造りに取り組んでいます。
今代司酒造の個性が光る日本酒「錦鯉」は、錦鯉のように華やかで、清らかさの中に堂々とした味を感じられるお酒です。
使用している酒米や精米歩合など、お酒のスペックについては非公開となっています。だからこそ、先入観なしに、純粋に味わいを楽しむことができます。
目を引くのが錦鯉の姿をしたボトルデザイン。化粧箱は錦鯉の形にくり抜かれた窓がついていて、 錦鯉を池の上から鑑賞しているかのようなデザインとなっています。世界各国のデザイン賞を獲得し、国際的にも評価されている一品です。
日本の國魚である錦鯉がモチーフの日本酒は、伝統行事のお中元にぴったり。見て美しい、飲んで美味しい日本酒です。
希望小売価格(税抜)
720ml 5,000円
菊水酒造は、1881(明治14)年創業の新発田市にある酒蔵です。菊の水は不老長寿をもたらすものであり、これに因み酒銘「菊水」が生まれました。2004年には「菊水日本酒文化研究所」を設立し、日本酒を通じて、暮らしの楽しいこと、おもしろいことを増やそうという"コトづくり"も行っています。
「節五郎 出品酒」は、「全国新酒鑑評会」の出品酒と同じ手法で仕込んだ大吟醸酒です。
全国新酒鑑評会は、全国の酒蔵がその年の頂点を目指して競い合う「日本酒のコンクール」で、年に一度開催されます。鑑評会において、菊水酒造は7年連続金賞を受賞しました。出品酒用の麹は古来伝承の方法で造り、醪の長時間発酵によって、丹念に仕込んでいます。
蔵の威信をかけて出品する大吟醸酒をより多くの人々に飲んでいただきたい、そんな思いから商品化されました。華やかな香りが広がり、ふくよかさと綺麗で締まりのある後味が特長です。
蔵人しか飲めない貴重な出品酒を再現した「節五郎 出品酒」は、家飲みを彩ること間違いなしです。
希望小売価格(税抜)
720ml 2,980円
八海醸造は、1922(大正11)年創業、日本を代表する米どころとして知られる南魚沼の地にある酒蔵です。酒銘「八海山」は、南魚沼にそびえる八海山の名を冠した新潟の地酒として有名です。酒としての旨味は十分にありながら、食事を邪魔せず、いつまでも飲み飽きない酒を目指しています。
八海山シリーズのスパークリング日本酒「瓶内二次発酵酒 あわ 八海山」は、フルーティーな香りと上品な甘み、爽やかな口当たりを楽しめます。
ロの中ではじける泡の秘密は“瓶内二次発酵”。 瓶内二次発酵とは火入れをせず酒を瓶に詰め、瓶内でさらに発酵を進めて生じた炭酸ガスを閉じ込めるシャンパーニュと同じ製法です。澄んだ色と繊細な一筋泡、上品で軽やかな味わいは乾杯酒としてだけでなく、様々な食事やデザートとも相性抜群。スパークリングワインのようなお洒落なボトルデザインも魅力的です。
ワイン好きな人へのプレゼントや、いつもと違う気分を楽しみたい日のご褒美にいかがでしょうか。
希望小売価格(税抜)
720ml 3,000円
360ml 1,900円
1842(天保13)年、長岡市に創業した長谷川酒造。機械に頼らず、昔ながらの手作業にこだわり酒造りをおこなっています。米を傷つけることのないよう手で洗い、スチームではなく和釜で蒸し、小さいタンクで仕込む…すべての工程において、人の手で丁寧に造るということを大切にしています。目の届く範囲で我が子を育てるように、慈しみながらおいしいお酒を育てる酒造りです。
代表銘柄「越後雪紅梅」の季節限定酒、「四季を旅するお酒」。ラベルには長岡の街をのんびり散策する2匹の猫が描かれています。季節により風景が変わり、春は悠久山に咲く満開の桜が、夏は日本三大花火大会のひとつ長岡花火がテーマです。
そのラベルに合わせ、お酒も四季折々の味わいに仕上げています。春の「悠久山の桜」は、新潟県産の酒米越淡麗を使用し、爽やかな香りと控えめな甘さ、すっきりとした後味で、春の装いにぴったりです。
夏の「長岡の花火」は長野県産の酒米ひとごこちを使用。軽快な飲み口で、柔らかな口当たりと淡麗な味わいを楽しめます。ひんやり冷酒がおすすめ。
この2本が入った「越後雪紅梅 四季を旅するお酒 春夏セット」なら、飲み比べを楽しむことができます。新潟の四季を愛でながら、旬の地酒を味わう…まるで“新潟”を旅しているかのような気分を味わえるセットです。
希望小売価格(税抜)
720ml×2本 3,000円
朝日酒造は、1830(天保元)年創業の長岡市の酒蔵です。創業時の屋号を冠し、1985年に誕生した「久保田」は、変わりゆく時代とお客様の声に耳を傾け、"淡麗辛口”という日本酒の新たな方向性を確立しました。人々の生活を見つめながら、誰もが美味しいと認める日本酒を追い求め、酒造りへの挑戦を続けています。
「万物の寿を願う酒」というコンセプトのもと、1986年に誕生した「久保田 萬寿」。その名の通り、大切な人への贈り物や、特別な時を彩るお酒です。
そんな時を彩るのにふさわしい味わいを磨き続け、発売35周年を迎えた2020年、美味しさをさらに進化させました。華やかな香りと重厚な味わい、麹から生まれるふくらみのある柔らかさの中に、旨味・甘味・酸味が調和し、心地よい余韻が喉元まで続きます。化粧箱も新たなパッケージにリニューアル。
日頃の感謝の気持ちを込めて、特別なお酒で、特別な時をプレゼントしませんか?
希望小売価格(税抜)
1,800ml 8,110円
720ml 3,640円
日頃お世話になった人へ感謝の気持ちを込めて、こだわりの日本酒をお中元に贈ってみてはいかがでしょうか?プレゼントとともに、それを選んだ理由や込めた想いを伝えてみてもいいですね。相手の笑顔を思い描きながら選ぶ、その気持ちが何より相手は嬉しいはずです。