月に一日のみオープン！季節の日本酒と和菓子を楽しむラウンジが日本橋三越に登場

6月16日は「和菓子の日」です。848（承和15）年6月16日に、仁明天皇が16個の和菓子や餅を神前に供えて、厄除けと健康招福を祈願したことが由来です。以来、厄除けと招福を願う行事「嘉祥（かじょう）」として歴史の中で受け継がれていましたが、明治時代になって廃れたところを、全国和菓子協会が「和菓子の日」と改名して、1979年に復活させたそうです。

そんな和菓子と一緒に楽しむものと言えば、お茶や抹茶が一般的ですが、最近注目されているのは、日本酒とのペアリング。意外な組み合わせに思われるかもしれませんが、日本で古くから愛されている和菓子と日本酒は、上品な甘味が似ていて相性が良いのです。

そんな和菓子と日本酒を楽しめるラウンジが、日本橋三越本店に月に一日のみ登場します。

月に一日のみオープンするのは、「酒菓ラウンジ by 久保田」。全国各地の銘菓を厳選してお届けする、三越が運営する和菓子のセレクトショップの「菓遊庵」が厳選したお菓子と日本酒「久保田」を楽しむことができます。

初回の水無月は、6月24日（土）の一日のみオープン。どんなお菓子と日本酒が楽しめるのか、早速見てみましょう。

水無月のお菓子のテーマは「あんずのお菓子」。6月に旬を迎えるあんずは、やわらかな香りにとろっとした甘みとバランスのよい酸味で、夏の訪れを感じさせてくれます。

そんなあんずを使った、京都「亀屋清永」の「翔 SHOU あんず」、京都「俵屋吉富」の「あんず琥珀」、佐賀「丸芳露本舗 北島」の「花ぼうろ」の3種類のお菓子がセットで味わえます。

甘すぎない羊羹にあんずのドライフルーツを入れた一品。あんずの果肉の食感がよく噛むほどに、程よい甘さの餡と合わさります。紅茶やお酒のおつまみとしても楽しめます。

「SHOU 翔 あんず」におすすめの日本酒は「久保田 萬寿」。華やかな香りと重厚な味わいが重なり合い、複雑で深みのある口当たりが広がる純米大吟醸酒です。あんずのドライフルーツから感じられる深みのあるうま味と餡の上品な甘さに、萬寿の柔らかな味わいや上品な香りが調和していきます。

あんずから抽出された果汁を用い、二層の干琥珀に仕上げました。深みがあり、素材がもつ独特の甘みを存分にお楽しみください。

「あんず琥珀」におすすめの日本酒は「久保田 翠寿」。春夏限定の大吟醸の生酒で、清々しい華やかな香りとフレッシュでキレのある味わいです。外はシャリッと中はプルッとした干琥珀の中から広がるあんずの爽やかな甘味と酸味に、翠寿の軽やかな味わいがぴったりです。

口どけよく、ほどよい柔らかさの生地にサンドされた上品な甘さのあんずジャム。バターと鶏卵、微細に刻んだアーモンドの上品な味わいを楽しめます。

「花ぼうろ」におすすめの日本酒は「久保田 純米大吟醸」。フルーティーな香りと甘味、キレが融合した、新しい美味しさを追求したモダンでシャープな純米大吟醸酒です。花ぼうろと純米大吟醸を口の中に含むと、純米大吟醸とともにバターとあんずの香りが芳醇に広がっていきます。

「酒菓ラウンジ by 久保田」は毎月一日のみオープンで、文月は7月22日（土）に、「にっぽんの夏」をテーマに、夏らしい爽やかで遊び心のあるお菓子と日本酒を予定しているとのこと。

日本酒と和菓子の出会いで、季節を感じてみませんか？

■「酒菓ラウンジ by 久保田」　概要
オープン日：2023年6月24日（土）
※7月以降も月一日オープン予定
場所：日本橋三越本店 本館地下1階 パーソナルショッピングデスク（〒103-8001 東京都中央区日本橋室町1-4-1）
電話番号：03-3241-3311 大代表
営業時間：14:00～19:30（L.O. 19:00）

【水無月のメニュー】
・水無月のお菓子セット　550円
　　京都＜亀屋清永＞SHOU 翔 あんず×1個
　　京都＜俵屋吉富＞あんず琥珀×2個
　　佐賀＜丸芳露本舗 北島＞花ぼうろ×1個
・久保田 萬寿　600円
・久保田 翠寿　500円
・久保田 純米大吟醸　330円
・3種飲み比べセット　1,300円
・久保田 翠寿 南高梅ロック　600円                  
※価格はイートインの消費税10％を含んだ税込価格となります。