日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|サツマイモのゴルゴンゾーラのせ
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
楽しむ
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
食欲の秋、行楽の秋と言われつつ、お出かけにぴったりの気候が快適な秋の時期は年々短くなっているような感覚もあります。貴重な秋の晴れ間に、アウトドアでお酒を楽しんでみませんか?
山や海へのお出かけはもちろん、近くの公園やご自宅の窓辺など身近なアウトドアでも、秋の心地よい風や美しい自然を感じる一杯は格別です。
今回は、「トマトとチョリソーのココット焼き」をご紹介します。材料はトマト、チョリソー、チーズ、バジル、オリーブの実と比較的シンプルながら、素材が持つ素朴で力強い味わいがまとまり、アウトドアで楽しむ日本酒「久保田 雪峰」と合わせたい一品となります。
ご自宅で楽しむ場合はオーブントースターを使って手軽に作れ、またキャンプシーンであればココットやスキレットを使用して直火で調理するのもおすすめです。参考として、直径10cm程度のココット2つ分(2人分)のレシピをご紹介します。
【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分
・トマト:小2個
・チョリソー:4〜6本
・モッツァレラチーズ:約100g
・バジル:約5〜7g
・グリーンオリーブ:種無し8個
A
-はちみつ:小さじ2
-オリーブオイル:小さじ1
-レモン汁:小さじ1/2
-塩、粗びき黒こしょう:各少々
-オリーブオイル、粗びき黒こしょう:適宜
【作り方】
①トマトはヘタを取り、ひと口大に切る。チョリソーは1~2cm幅に切り、モッツァレラチーズは同様の大きさに手でちぎる。バジルも手でちぎる。
②ボウルに①とオリーブ、そしてAを入れて和える。
ココットに入れ、オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。(目安は1000Wで10分前後)
お好みでオリーブオイル、粗びき黒こしょうをかける。
「久保田 雪峰」は、山廃仕込みがもたらす絶妙に調和した懐の深い味わいが特長で、個性的で野趣あふれるアウトドア料理にもバランスよくマッチします。季節やお好みに合わせた温度で楽しむことができ、冷やすとシャープで軽快な旨みや酸味が、温めると潜在的に持つ甘みや酸味のまろやかさが際立ちます。
「トマトとチョリソーのココット焼き」は、一つ一つの食材を見ていくとやや味わいや香り、塩味が強そうに思う組み合わせですが、懐の深い雪峰であれば調和以上の美味しさがあり、飲んでいる雰囲気さえもキリリと爽やかにアウトドアの気分を高めてくれます。
雪峰を一口飲むだけでも開放的な気分にさせてくれますが、料理と合わせることでさらに味わいがのびやかに感じるので、季節感と共に料理と日本酒のペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
久保田 雪峰
500ml 3,500円(税込3,850円)
※商品の価格は2024年9月27日現在のものです。
◆使用するオーブンの種類やワット数によっても加熱時間は変わりますので、焼き色がつくくらいを目安に焼いてください。
◆バジルの代わりにイタリアンパセリやディルなどお好みのハーブを使用していただいても美味しいです。
◆さらにお好みのスパイスを少々加えると、趣が少し変わり個性的な味わいと香りが楽しめるので、そのようなアレンジもおすすめです。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
「トマトとチョリソーのココット焼き」の完成