コンビニおでんを簡単アレンジ!日本酒に合う「カジュアルおつまみ3選」
2月22日は、「おでんの日」です。熱々のおでんを「ふーふーふー」と息を吹いて熱を冷ます時の音にちなんで制定された記念日です。冬の定番料理であり、スーパーやコンビニで少量から購入可能なおでんは、おつまみにも打って付け。今回は、ドリンク&フードクリエイター・青山金魚さんが考えた、コンビニおでんのアレンジおつまみレシピをご紹介します。パパっと作れる絶品おつまみを、日本酒とともに楽しんでみませんか。
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冬の定番料理「おでん」。ご自宅でおでんを楽しんだ後、「だし(つゆ)が少し残っちゃったな」という事はありませんか?具材の旨味もぎゅっと凝縮しただしだからこそ、活用しない手はありません。ドリンク&フードクリエイター・青山金魚さんが考えた、コンビニのおでんだしを使ったレシピをご紹介します。おでんだしの魅力が深まり、ほっと温まる美味しさに出会えます。
「だし巻きたまご」は、おつまみにもお弁当などのおかずとしても人気の一品です。美味しいおでんのだしに、かにかまとねぎを加えて、彩りも美しいたまご焼きが出来上がります。
【材料】
・卵:3個
・かにかま:40g
・小ねぎ:10g
・おでんだし:大さじ3
【作り方】
①かにかまは手でほぐし、小ねぎは小口切りにする。
②おでんだしは茶こしで濾し、大さじ3程度用意する。ボウルに卵とおでんだしを入れ良く溶き、①を加え混ぜる。
③卵焼き器に油(分量外)をひき熱し、②を半量入れ固まってきたらざっくりと混ぜ、端に寄せる。
④残りの半量を入れ、固まってきたら巻く。
⑤食べやすい大きさに切り、器に移して完成。
日本酒をおでんのだしと合わせる「だし割」は、温かさとだしの豊かな味わいでほっとする一杯です。
だし割のスパイスアレンジをご紹介します。今回のアレンジは、日本酒とだしを1:1の割合で合わせます。
クミンパウダーをぱらりと振れば、クミンの香りがぱっと広がり、どこか異国の味わいに変身します。
クミンの他にも、山椒粉や七味唐辛子を少々加えても美味しいです。お料理に合わせて、お好みのスパイスでお楽しみいただけます。
【材料】
・おでんだし:大さじ3
・日本酒:大さじ3
・クミンパウダー:お好みで少々
【作り方】
①おでんだしと日本酒をそれぞれ温める。(目安は40~50℃)
②おでんだしと日本酒を酒器に入れて軽くかき混ぜる。
③クミンパウダーを②にぱらりと振れば完成
一品料理にも、だし割にも大活躍のおでんだし。「久保田 千寿」はそんなだしアレンジにおすすめの日本酒です。すっきりと淡麗ながらも、口に含むと米の本来の旨味に加え、ほのかな余韻や甘味も感じられます。
お好みの日本酒とともに、おでんだしを手軽に活用してみてはいかがでしょうか。
久保田 千寿
1,800ml 2,640円(税込2,904円)
720ml 1,200円(税込1,320円)
300ml 570円(税込627円)
※商品の価格は2024年2月17日現在のものです。
profile
ドリンク&フードクリエイター 青山金魚
N.B.A認定バーテンダー。カクテルコンペティションでは全国大会に出場。 オリーブオイルテイスター/ナチュラルフードコーディネイター/ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格も有す。 料理では年間12本以上のレシピコンテストを勝ち抜き、現在は家時間を楽しむお酒と料理を提案。企業と連携したレシピ開発を多く手掛ける。 主な著書は、「即決!選ばレシピ(主婦の友社)」、「医者がすすめる!カラダにいい最強おつまみ(タツミ出版)」など。
材料の準備。 ボウルには、卵とおでんだしを入れてよく溶く。