おでんを味わい尽くす!とっておきのだし活用レシピ
冬の定番料理「おでん」。ご自宅でおでんを楽しんだ後、「だし(つゆ)が少し残っちゃったな」という事はありませんか?具材の旨味もぎゅっと凝縮しただしだからこそ、活用しない手はありません。ドリンク&フードクリエイター・青山金魚さんが考えた、コンビニのおでんだしを使ったレシピをご紹介します。おでんだしの魅力が深まり、ほっと温まる美味しさに出会えます。
楽しむ
梅雨時期は、じめじめした天気や気分を晴らすような、さっぱりしたものを食事に取り入れてみませんか。 ドリンク&フードクリエイター・青山金魚さんが考えた、さっぱりと食べやすい梅やしそを使ったおつまみレシピをご紹介します。大葉の香味や梅の酸味が食欲を刺激する絶品おつまみと一緒に、キリっと冷やした日本酒との晩酌タイムを楽しみましょう。
タコは、関西エリアでは梅雨時期に旬を迎え、半夏生(夏至から11日目)の頃によく食べられている食材です。栄養豊富で、農作業などの疲労回復に昔から重宝されていました。
そんなタコを中心に、長芋やトマトと合わせておつまみを作ります。今回は、ペスト・ジェノペーゼ(バジルソース)を、日本風味にアレンジ。バジルを青じその葉の部分である「大葉」に代えて、パルミジャーノ・レッジャーノの旨味と塩味の代わりにだしのきいたぽん酢を使い、日本酒に合う爽やかな和イタリアン風のソースが味わいの決め手です。
【材料】
・タコ(茹でダコのあし):120g
・長芋:200g
・ミニトマト:4個
A 大葉ソース(作りやすい分量目安)
-大葉:10枚
-にんにく:1片
-松の実:10g
-ぽん酢:30ml
-オリーブオイル:40ml
【作り方】
① Aをフードプロセッサーまたはミキサーで滑らかに攪拌する。
② 長芋はビニール袋に入れ、麺棒でトントンと食べやすい大きさに叩き砕く。
※袋の中で長芋を砕いたり、材料を混ぜ合わせることで、ぬるぬるっとした洗い物を軽減できます。
また、長芋を叩いて砕き、断面を粗くすることで味が絡みやすくなります。
③ タコは小さめの乱切りにする。ミニトマトは4等分に切る。
④ ②の長芋の袋にタコを入れ、Aをお好み量(目安:大さじ1と1/2~大さじ2)を加えて揉み混ぜ、トマトも加えさっと和える。器に盛ったら完成。
「タコと長芋とトマトの大葉ソース絡め」の完成
加熱殺菌を一切せず、低温で貯蔵することで若々しさ・爽やかさを感じる、大吟醸の生酒です。清々しい華やかな香り、軽やかな味わいと上品な甘味、そして、華やかさの後に瞬く間に心地よいキレが訪れます。大葉ソースのさっぱりとしながら上品な香味とも相性抜群です。
大葉ソースは、そうめんに絡めてサラダそうめんや、ホタテやエビにかけてカルパッチョ風などいろいろと活用できます。
久保田 翠寿
720ml 3,120円(税込3,432円)
※商品の価格は2024年6月5日現在のものです。
米粉と米油を使って、中はふっくら、外はさっくりと揚げ焼きした魚のおつまみを作ります。さっぱりと爽やかに、大葉と梅干し、そしてだしの香りと風味がきいた白だしを混ぜ練ったものをのせて。材料となる魚の刺身は、ブリ、タイ、ヒラメ、アジ、カツオなど、お好みのものを選んでください。刺身として食べた残りで作ってもOKです。
さくっとした揚げ焼きの心地よい歯ごたえと、食欲を刺激する練り梅だしが、ついついもう一口と手が伸びるおつまみです。
【材料】
・魚の刺身:10切れ
・米粉:適量
・米油:適量
A
-大葉:6枚
-梅干し:2個
- 白だし:5ml
トッピング
-大葉:適量
材料を並べる
【作り方】
①大葉と梅干しを刻み、白だしを加え練り合わせる。
材料を練り合わせる
②魚の表面の水分をキッチンペーパーで拭き、米粉をまぶす
③小さめのフライパンに米油を熱し、②を入れ両面をサクッと揚げ焼きにする。
※お刺身の切り身を使っているので、 少なめの油で表面をさっと揚げ焼くだけでOKです!
④ ③を器に並べ、大葉を適量ちぎってのせ、その上に①をのせる。
「魚の米粉揚げ、練り梅しそだしのせ」の完成
綺麗ですっきりとした淡麗な味わい、穏やかな香りに仕上げた、「食事と楽しむ吟醸酒」です。さくっと揚げた魚に、千寿のほのかな甘味が寄り添い、最後はすっきりとした余韻を感じます。
久保田 千寿
1,800ml 2,640円(税込2,904円)
720ml 1,200円(税込1,320円)
300ml 570円(税込627円)
※商品の価格は2024年6月5日現在のものです。
profile
ドリンク&フードクリエイター 青山金魚
N.B.A認定バーテンダー。カクテルコンペティションでは全国大会に出場。 オリーブオイルテイスター/ナチュラルフードコーディネイター/ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格も有す。 料理では年間12本以上のレシピコンテストを勝ち抜き、現在は家時間を楽しむお酒と料理を提案。企業と連携したレシピ開発を多く手掛ける。 主な著書は、「即決!選ばレシピ(主婦の友社)」、「医者がすすめる!カラダにいい最強おつまみ(タツミ出版)」など。
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