コンビニおでんを簡単アレンジ!日本酒に合う「カジュアルおつまみ3選」
2024.02.15

楽しむ

コンビニおでんを簡単アレンジ!日本酒に合う「カジュアルおつまみ3選」

2月22日は、「おでんの日」です。熱々のおでんを「ふーふーふー」と息を吹いて熱を冷ます時の音にちなんで制定された記念日です。冬の定番料理であり、スーパーやコンビニで少量から購入可能なおでんは、おつまみにも打って付け。今回は、ドリンク&フードクリエイター・青山金魚さんが考えた、コンビニおでんのアレンジおつまみレシピをご紹介します。パパっと作れる絶品おつまみを、日本酒とともに楽しんでみませんか。

目次

  1. おでんたまごとじゃがいもの「たまポテサラダ」
  2. 「大根のアヒージョ」
  3. 「牛すじとキムチのねぎまみれ和え~海苔を添えて~」

おでんたまごとじゃがいもの「たまポテサラダ」

おでん卵とじゃがいもの「たまポテサラダ」

コンビニおでんの種(具材)の人気ランキングで上位に入る常連の一つが「たまご」。おでんのだしと醤油の味がしっかり染み込んだたまごとじゃがいもを使って、飲食店で出てきそうな和風味のたまご入りポテトサラダが完成!

【材料】
・おでんのたまご:1個
・じゃがいも(大):1個
・オリーブオイル:大さじ2
・柚子胡椒:小さじ1/2
・粗塩:適量

【作り方】

①たまごは縦に十字、横半分に切る。じゃがいもの表面をよく洗い、皮ごとひと口大に切る。
②①のじゃがいもを耐熱皿に並べ粗塩を振る。
ラップをかけ、600wの電子レンジで2分半~串がすっと刺さるまで加熱する。
※加熱時間はご家庭の調理器具で調節して下さい。
③②にオリーブオイルと柚子胡椒を加え、混ぜながら潰し、たまごを加えざっくりと混ぜる。

ほっくりとした「たまポテサラダ」には、「久保田 千寿 純米吟醸」がおすすめです。日本酒の穏やかな香りが柚子胡椒の風味をふんわり包み、千寿 純米吟醸のやわらかい口当たりと和風ポテトサラダの味わいが相性抜群です。

「大根のアヒージョ」

大根のアヒージョ

続いて、こちらもおでんに外せない「大根」を使ったおつまみ。じゅわーっとしっかり味が染みた大根が、だしが香る和風アヒージョへあっという間に変身します。

【材料】
・おでんの大根:2個
・青ねぎ:10g
・にんにく:1片
・鷹の爪:1本
・オリーブオイル:大さじ3
・おでんだし(つゆ):大さじ1と1/2

【作り方】
①大根はひと口大に切る。
②青ねぎは小口切りにする。にんにくと鷹の爪はみじん切りにする。
③小鍋またはスキレット等に青ねぎ以外の材料を入れ中火で熱し、
ぐつぐつとしてきたら少しだけ火を弱め1分煮込み、火を止めた後、青ねぎをのせる。

旨味が溶け込むオイリーなおつまみには、シュワっと爽快な「久保田 スパークリング」がお似合いです。スパークリングの優しい泡と甘味が、大根の奥から感じる甘味と調和します。

「牛すじとキムチのねぎまみれ和え~海苔を添えて~」

牛すじとキムチのねぎまみれ和え~海苔を添えて~

たまご、大根の定番おでん種に加えて、「牛すじ」も根強い人気があります。最後は、煮込まれた牛すじの濃厚な味とキムチのピリ辛が心地よいアクセントになるおつまみを作ります。ねぎをたっぷり加えて、ごま油で仕上げれば、つまむ手も日本酒もすすむ一品の出来上がり。

【材料】
・おでんの牛すじ:2本
・キムチ:40g
・小ねぎ:10g
・焼き海苔:お好み量
・ごま油:小さじ1

【作り方】
①牛すじは串から外す。小ねぎは小口切りにする。
②①とキムチを和え、仕上げにごま油を回しかける。
③器に盛り、食べやすい大きさに切った海苔を添える。

香味野菜と海苔の風味が食欲をそそる濃厚な味わいの牛すじキムチには、シャープなキレの良さとモダンな味わいの「久保田 純米大吟醸」がおすすめです。甘味、酸味のバランスの良さも感じる組み合わせです。

熱々おでんを「ふーふーふー」とそのまま食べるのも格別ですが、ほんのひと手間で味わいのバリエーションが広がります。コンビニおでんのお好みのアレンジや、日本酒とのお気に入りの組み合わせを見つけてみてはいかがでしょうか。

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ドリンク&フードクリエイター 青山金魚

ドリンク&フードクリエイター 青山金魚

N.B.A認定バーテンダー。カクテルコンペティションでは全国大会に出場。 オリーブオイルテイスター/ナチュラルフードコーディネイター/ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格も有す。 料理では年間12本以上のレシピコンテストを勝ち抜き、現在は家時間を楽しむお酒と料理を提案。企業と連携したレシピ開発を多く手掛ける。 主な著書は、「即決!選ばレシピ(主婦の友社)」、「医者がすすめる!カラダにいい最強おつまみ(タツミ出版)」など。