日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|海老つみれのおつまみとろろ鍋
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
「スーパーで買えるおすすめの日本酒に合うおつまみは?」と久保田ファンにアンケート(2023年10月KUBOTA MAIL NEWSアンケート)をしたところ、食材として一番名前が挙がったのが「イカ」でした。刺身はもちろん、塩辛や酒盗などの生珍味、さきいかなどの珍味、そして唐揚げや焼きものなどの総菜まで、イカを使ったおつまみは日本酒との相性の良さで定番ともいえるおつまみ食材です。
今回は、そんなイカを使った一品おつまみ「米粉でつくるイカ明太チヂミ」をご紹介します。
チヂミは、日本でも馴染みがある人気の韓国料理。韓国で親しまれているマッコリと合わせて楽しまれている方も多いでしょう。今回のチヂミは、イカの独特の食感と香りをいかし、また同じ米から作られる米粉を使うので日本酒にもぴったり。乾物の焼きのりも加え、市販の青じそドレッシングを使えば簡単に和のテイストを出すことができるのでおつまみとしての作りやすさも◎。手軽にできる和風チヂミをつまみに、日本酒を楽しみましょう。
【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分
・イカ:1杯分 ヤリイカやスルメイカなど生のもので下ごしらえ済みのもの(約150g)
・明太子:1腹 約40g
・セロリ:1本 約100g
・赤ピーマン:2個 赤パプリカでもOK
・焼きのり:1/2枚分
・ごま油:大さじ1
A
-溶き卵:1個分 L玉使用
-米粉:100g
-水:100ml
-白だし:大さじ1
B
-青じそドレッシング:大さじ3 市販品/ノンオイルタイプ
-白ごま:小さじ2
【作り方】
①材料の下準備
イカの胴体部分は5mm幅程度の筒切りにする。ゲソやエンペラ(イカの胴の先にある三角の部分)は1〜2cm幅の食べやすい大きさに切る。明太子は包丁の背などで表面をこすり身の部分を取り出す。
セロリは芯に近い部分は斜め切りにし、葉に近い部分はざく切りにする。赤ピーマンはへたとわたを取り除き、千切りにする。焼きのりは粗くちぎる。
材料の下準備をする
②大きめのボウルにAを入れ、菜箸などで混ぜ合わせる。下準備した食材、のりを加え、しっかり混ぜ合わせる。
②の材料を混ぜ合わせる
③温めたフライパンにごま油をひき、②をフライパン全体に広げる。弱火〜中火でフライ返しで全体をおさえながら形を整え、底面に焼き色がこんがりつくまで4〜5分程度焼く。
底面に焼き色がこんがりつくまで4~5分程度焼く
④③をひっくり返し、同様に3〜4分程度焼く。ごま油(分量外:少々)を鍋肌に回し入れ、強火でこんがり焼く。
⑤たれ用の小皿にBを混ぜ合わせる。
⑥④を食べやすい大きさに切り分けたら器に盛り付け、適宜たれをつける。
「米粉でつくるイカ明太チヂミ」の完成
綺麗ですっきりとした淡麗な味わい、穏やかな香りに仕上げた、いつもの食卓を少し特別にする「食事と楽しむ吟醸酒」。喉をさらっと通るキレの中に、米本来の旨味と酸味とともに、ほのかな余韻や甘味が感じられます。
幅広い食材、料理と合わせることができる千寿は和食はもちろん、アジアン、フレンチなどジャンルの違う料理でも、食材の持つ味わいを引き立てバランスよく寄り添います。
イカの独特の食感と香りをまとった生地はそれだけでも美味しさがぐんと上がりますが、今回はここにセロリと明太子をプラス。少しクセのあるセロリは加熱することで角がとれた爽やかな香りになり、明太子は全体の塩味と風味を日本酒に合うようまとめてくれています。すっきりしながらほんのり米の甘味も感じられる千寿が、チヂミの具材とも口の中で自然に調和します。
久保田 千寿1,800ml 2,640円(税込2,904円)
720ml 1,200円(税込1,320円)
300ml 570円(税込627円)
※商品の価格は2024年4月26日現在のものです。
食材それぞれが主張はしていますが、どの食材も強すぎることなく絶妙なバランスに仕上がっている和風チヂミをぜひ、楽しんでください。
◆生のイカが手に入らない時期は筒切りにしてある冷凍のイカなどでも美味しく作れます。
◆米粉がなければ薄力粉(米粉と分量は同様を目安に)でも美味しく作れます。
◆焼きのりは韓国のりなどで代用いただいてもOKです。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
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