日本酒はポテトチップスにも合う!相性抜群のフレーバーとアレンジレシピを紹介
日本酒に合うおつまみといえば、どんなものをイメージしますか?「お寿司」「天ぷら」「焼き鳥」などを想像される方が多いかもしれませんが、実はポテトチップスとの相性もバッチリなんです。今回の記事では、カルビーのポテトチップスの中から特に日本酒とよく合うもの3種類と、合わせるのにおすすめの日本酒「久保田」、ポテトチップス×日本酒をさらに楽しめるアレンジレシピをご紹介します。
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大晦日まであと10日ばかりとなり、2022年も総決算。美容など色々なジャンルで2022年の日本を代表するヒット商品が発表されています。本記事では、2022年に20代の間でトレンドとなったグルメと、日本の食文化の代表である日本酒のペアリングに注目しました。ペアリングにおすすめの日本酒「久保田」も一緒にご紹介します。
目次
今年も残すところあとわずか。この1年で最も聴かれた楽曲や、人気だったコスメが発表されるなど、様々なジャンルで2022年を象徴するモノの話題を耳にする時期です。
そこで今回は、2022年に20代の間でトレンドとなったグルメを取り上げ、日本酒とペアリングしてみることに。
今年の日本を象徴するグルメと、日本の食文化を象徴する存在である日本酒。その2つを組み合わせると、一体どんな化学反応が起きるのでしょうか。
合わせる日本酒は、1985年に誕生し、"淡麗辛口”という日本酒の新たな方向性を確立した「久保田」です。
各トレンドグルメと日本酒「久保田」をペアリングし、なかでも美味しく楽しめたものをご紹介します。
※こちらの記事内で紹介した商品の価格は2022年12月22日現在のものです。
最初に紹介するトレンドグルメは「カップケーキ」です。紙やアルミ箔などのカップに流し込んだ生地を焼いて作り、上からクリームやアイシング等でデコレーションして可愛らしく飾り付けることもあります。
ご存じの通りカップケーキは2022年に誕生したわけではなく、昔からあるスイーツです。今の時代らしい楽しまれ方として浸透したのが、自分の応援しているアイドルなど、いわゆる「推し」を思わせる色やトッピングで飾ること。そうして飾られたカップケーキはSNS映えするということで晴れてトレンドグルメとなりました。自宅で自分の手で、自分らしいものを作れるというのが魅力なのかもしれません。
誰にとっても親しみある食材である、牛乳や卵を材料とするカップケーキ。その自然で素朴な甘味は食べた人をほっこりさせてくれますよね。食感もふんわりと柔らかで軽さがあるため、クリーム等でデコレーションしても重たくならずに楽しめます。
そんなカップケーキとペアリングする日本酒には、同じく穏やかな味わいを持つものが適任です。すっきりと仕上げた「久保田 千寿 純米吟醸」なら、カップケーキの親しみやすい甘味を優しく包み込みます。食後感はすっと澄んでおり、きれいな飲み口です。
香りや甘味の強い日本酒を合わせると、カップケーキの味わいが負けてしまうので注意が必要です。
千寿 純米吟醸には300mlという小瓶もラインアップされているので、日頃日本酒を飲まない人でも試しやすくなっています。
久保田 千寿 純米吟醸
1,800ml 3,018円(税込3,319円)
720ml 1,397円(税込1,536円)
300ml 698円(税込767円)
「バナナスプリット」とは、縦半分に切ったバナナの間にアイスクリームを挟み、さらにホイップクリーム、チョコレートソース、フルーツ等を添えたアメリカ発のスイーツです。
2022年の日本では、ハンバーガーやピザ、海外製のスナックなどをたくさん用意し、おうちやホテルで楽しむ「アメリカンパーティー」というスタイルが若者に広まりました。そしてアメリカらしさを感じさせるフードの一つとして、本国でとてもポピュラーなデザートであるバナナスプリットもトレンドに。テンションを上げてくれるポップな見た目とがっつりとした食べごたえを持つバナナスプリットの力を借りると、おうち時間をアップデートできそうです。
見栄えのよさがありながら、簡単に作れてしまうのもバナナスプリットの素敵なところ。ここからはその作り方を紹介します。
【材料(1人分)】
・バナナ:1本
・アイスクリーム(2~3種類):それぞれ100g程度
・ホイップクリーム:1/2本
・カラースプレーチョコ:適量
・チョコレートシロップ:適量
・さくらんぼ(缶):3粒
【作り方】
①バナナを縦半分に切る
②アイスクリームを並べて器に盛り付け、バナナを両側から挟むように沿わせる
③アイスクリームの上にホイップクリームを絞る
④③にチョコレートシロップやカラースプレーチョコをトッピングし、ホイップクリームの上にさくらんぼをのせる
ホイップクリームやチョコレートシロップの濃厚な甘味、バナナのねっとりとした食感を楽しめ、見た目に違わぬボリューム感を持つバナナスプリット。
そんなバナナスプリットには、「久保田 スパークリング」のような軽快な日本酒と合わせるのがおすすめです。
ペアリングしてみると、バナナスプリットのまったりした甘味で満たされた口の中に、「久保田 スパークリング」のきめ細やかな泡立ちや甘酸っぱくもシャープな味わいが加わり、その緩急が楽しい組み合わせです。「久保田 スパークリング」の爽やかさによって、バナナスプリットの二口目が待ち遠しくなってしまうようでした。
「久保田 スパークリング」の容量は1本500mlと飲み切りやすく、おうちでのパーティーにぴったりのそのサイズ感も嬉しいところです。
久保田 スパークリング
500ml 1,295円(税込1,424円)
続いて紹介するトレンドグルメは「カヌレ」です。カヌレ型と呼ばれる小さな型を使用して焼き上げて作るお菓子で、正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー」。その名が示す通りフランスのボルドー地方にルーツを持ちます。
2020年頃から、専門店やカヌレを看板メニューとしたカフェが登場し、ついにはコンビニにも進出。よりおうちでも楽しみやすくなり、ここ数年でぐっと身近な存在になりました。
カップケーキやバナナスプリットのような派手さはありませんが、ころんとした形状や控えめでシックな雰囲気が人を惹きつけたようです。カヌレにハマった若者たちの手によって、Instagramにはたくさんの写真が投稿されています。
カヌレがトレンドとなった理由は、もちろんビジュアルだけでなく、その味わいにもあります。深い焼き色のついた外側はカリッとした食感、一方で内側はもちもちとした食感をしており、異なった舌触りが一度で楽しめてしまいます。
香ばしさのあるカヌレと組み合わせたいのが、「久保田 碧寿」のようなどっしりとした味わいを感じる日本酒です。
伝統的な製法である山廃仕込みで造られた碧寿は、飲みごたえがありつつ軽いのどごしが特徴。一緒に味わうことで、カヌレの外側部分のこんがりとした香ばしさや、バニラや洋酒による風味豊かな内側部分の生地をより印象的にしてくれます。口に含んだカヌレの生地に碧寿が染み込むと、厚みのある余韻が残り、ただでさえ一口で二度美味しいカヌレがさらに満足感たっぷりに。
実はチョコレートやチーズケーキとも相性のよい碧寿。さまざまなフレーバーのものが登場している進化系カヌレとの組み合わせも楽しめそうです。
久保田 碧寿
1,800ml 5,498円(税込6,047円)
720ml 2,457円(税込2,702円)
最後にご紹介するのが生クリーム缶「なまくり」。缶に入った状態で自動販売機で売られているという、今までにないスイーツです。ぎっしり詰まったその缶の中身は手作りの特製クリームが90%を占め、残る10%としてスポンジケーキが底に敷かれています。生クリーム好きには垂涎の一品と言えるでしょう。
飲み物を買うような感覚でスイーツが買えてしまうユニークさ、そして見た目や名前の可愛らしさは生クリーム好き以外にも刺さり話題に。今年の春に渋谷で発売されると、連日行列ができるほどの人気となりました。たった3か月で累計販売数1万缶を突破した、まさしくヒット商品です。
「なまくり」の生クリームは“ふんわり”や“ふわふわ”と表現するのがぴったりなエアリーな口あたりです。生クリームらしいまろやかな甘味やコクはありつつも、その口あたりのせいか重すぎるということはありません。隠し味として入っているというマスカルポーネがいい仕事をしているのか適度な酸味もあり、パクパク食べ進められてしまいます。
「なまくり」にペアリングする日本酒としては「久保田 千寿」のような、すっきりとした淡麗な味わいと穏やかな香りをしたものがおすすめ。「なまくり」の味わいを邪魔することなく楽しめます。
「なまくり」の甘味でいっぱいの口の中をすっと通り抜けていく千寿の控えめな甘味や日本酒らしい苦味は、「なまくり」を引き立てつつ寄り添うため、ただでさえ食べる手が止まらない手のテンポがさらに上がってしまうようでした。
スイーツと相性のよい「久保田 純米大吟醸」も合わせてみましたが、こちらは「なまくり」の甘味をさらに増幅させてくれるという効果が。特に甘党という人はこちらのペアリングも試す価値ありです。
久保田 千寿
1,800ml 2,588円(税込2,846円)
720ml 1,157円(税込1,272円)
300ml 538円(税込591円)
若者の間で流行するのも納得の美味しさを持った、2022年のトレンドグルメたち。
古くから飲み継がれてきた日本酒はそれらの流行のグルメと掛け合わせてもよい仕事をしてくれ、グルメの味わいに深みが生まれたり、あるいはグルメをもう一口ほしくなってしまったりといった効果がありました。
2022年のトレンドグルメはもう何度も食べた! という人も、チェックしそびれていた人も、日本酒とのペアリングを試してみませんか?