2024年の「中秋の名月」はいつ?由来や風習、月見酒にぴったりの日本酒もご紹介!
秋の風物詩「中秋の名月」。今年は9月17日です。中秋の名月は、年によって日にちが変わります。本記事では、「中秋の名月」の由来や風習、そんな月夜の一杯におすすめの日本酒もご紹介します!
楽しむ
秋の夜長に、月を愛でながら楽しむ月見酒はいかがですか?月見酒の歴史は長く、古くから親しまれている秋のイベントです。今回は月見酒におすすめの日本酒と、満月のような黄色の月見団子の作り方をご紹介します。
月見酒とは、その名のとおり月を見ながら飲むお酒のことです。
古来より秋の収穫を神々に感謝し、月の下でお酒を飲む「月祀り(つきまつり)」の風習があったといわれています。
中秋の名月に行う月見は、平安時代に中国から伝わりました。貴族たちは観月の宴を催し、水面に映る美しい月を眺めたり、杯に月を映したりして月見酒を楽しんだとされています。
鎌倉・室町時代になると、月見の風習は武家や庶民へと広がっていきました。
現代を生きる人たちにもこの粋な文化に改めて目を向けてほしいとの思いから、一年で最も月が美しいとされる中秋の名月の日が「月見酒の日」として2017年に制定されました。
今年の月見酒の日は9月17日です。
長い歴史に思いを馳せながら、美しい月を愛でるひとときを過ごしませんか?
実は相性の良い日本酒と和菓子。
月見の定番の団子と一緒に月見酒を楽しみましょう。
秋の味覚のかぼちゃを使った、満月のような黄色の団子は写真映えもします。
【材料(15個分)】
・かぼちゃ(皮と種を取りのぞいたもの):60g
・絹ごし豆腐:100g
・白玉粉:100g
・水:大さじ1
【作り方】
①かぼちゃをカットして大さじ0.5〜1の水をくわえて、500〜600Wのレンジで4〜5分くらい加熱する
②かぼちゃをマッシュする
③ボールにかぼちゃと絹ごし豆腐を入れてよくこねる
④③に白玉粉と水を少しずつ入れてよくこねる
⑤15個分まるめる
⑥鍋にお湯を沸かして団子を入れ、浮いてきてから2分ほど茹でる
⑦冷水に取り、冷めたらザルにあけて水気をとって並べる
まるめた段階では小さいですが、膨らむのでちょうど良い大きさになります。
お好みでみたらしのタレやあんこを添えて召し上がってください。
気品ある香りと優しい味わいが魅力の「得月」は9月限定出荷の純米大吟醸酒です。
新潟県産米「ゆきの精」を28%まで磨き上げ、丁寧に醸しました。
パッケージは「鳥獣戯画」をヒントに、うさぎが月見をしながら宴を楽しむ様子がデザインされています。
中秋の名月に、しっとり優雅に月見酒をお楽しみください。商品にはかわいい精米見本もついています。
得月
720ml 4,950円(税込5,445円)
※商品の価格は2024年6月19日現在のものです。
季節の移ろいを楽しめるのも日本酒の魅力のひとつ。
日本酒を飲みながらゆったりと月の美しさを味わえば、忙しない日常を忘れられるひとときを過ごせますよ。
今年は月見酒で、いつもよりちょっと優雅な秋の夜長をお過ごしください。