「久保田 千寿」ライン4種それぞれの味わい、おすすめの飲み方を紹介
2020.09.04

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「久保田 千寿」ライン4種それぞれの味わい、おすすめの飲み方を紹介

酒どころ新潟の銘柄として長年親しまれてきた「久保田 千寿」。1985年の発売後も、数々の久保田の新商品が誕生し、今年の9月には「久保田 千寿 秋あがり」の発売が開始!そんな新商品を含む、全4種の「久保田 千寿」ラインの味わい、おすすめの飲み方や相性の良い料理もご紹介します。

目次

  1. キレの良さが魅力の「久保田」
  2. 「久保田 千寿」ラインとは?
  3. 「久保田 千寿」ライン4種の味わい・楽しみ方
    1. ①久保田 千寿(吟醸・通年商品)
    2. ②久保田 千寿 純米吟醸(純米吟醸・通年商品)
    3. ③久保田 千寿 吟醸生原酒(吟醸生原酒・1月限定出荷)
    4. ④久保田 千寿 秋あがり(吟醸原酒・9月限定出荷)
  4. いつもの食事をより楽しむ

キレの良さが魅力の「久保田」

久保田

「久保田」は、1985年に新潟県の酒蔵・朝日酒造で誕生した銘柄です。創業時の屋号「久保田屋」の名を冠し、“創業時の精神に立って真剣に良いものを造ってお届けしてゆこう”との想いを込めた、朝日酒造の渾身の日本酒です。

原料の水も米も新潟県産にこだわった、いわば真の地酒。県内でもとりわけ硬度が低い軟水と、新潟県産の酒米「五百万石」で醸しています。
すっきりとした口当たりと淡麗な味わい、そして魅力はなんといっても「キレの良さ」。喉を通った後、水のように流れる軽やかさを感じられます。

「久保田 千寿」ラインとは?

久保田千寿

「久保田」は全部で14種類あり、純米大吟醸、純米吟醸、大吟醸、吟醸、特別本醸造…とさまざまなタイプがあります。味わいも、王道の淡麗辛口から、フルーティーで甘味があるものまであり、日本酒ファンから初心者まで幅広い方々が楽しめるラインナップになっています。

「種類が多すぎて、違いがよく分からない、迷ってしまう…」そんな皆さんが選びやすいように、あるテーマごとにライン分けしています。

ひとつが、いつもの食事をより特別に美味しく味わうための「久保田 千寿」ライン。毎日の食事と合うように、すっきりとした味わいを追求しました。
「久保田 千寿」ラインは全4種。1985年誕生の久保田の原点「久保田 千寿」、2010年に季節限定商品の「久保田 生原酒」として誕生し、今年リニューアルした「久保田 千寿 吟醸生原酒」。昨年、久保田初の料飲店先行発売商品として誕生した「久保田 千寿 純米吟醸」。そして今秋の新商品、「久保田 千寿 秋あがり」です。
一年を通して楽しめる千寿が「久保田 千寿」と「久保田 千寿 純米吟醸」。季節限定の千寿が「久保田 千寿 吟醸生原酒」と「久保田 千寿 秋あがり」です。

もうひとつが、「久保田 萬寿」ライン。特別な時に味わっていただきたいプレミアムラインです。深みのある味わいと香りの調和を追求した、3種の純米大吟醸酒が揃っています。

千寿ラインでいつもの食事をより楽しみ、萬寿ラインで特別な日を彩る。シーンによって日本酒を使い分けてみてはいかがでしょうか?

「久保田 千寿」ライン4種の味わい・楽しみ方

※こちらの記事内で紹介した商品の価格は2024年4月19日現在のものです。

①久保田 千寿(吟醸・通年商品)

久保田 千寿(吟醸・通年商品)

「久保田 千寿」は、1985年の久保田発売当初から今日に至るまで、長年親しまれてきている代表銘柄です。発売35周年を迎えた節目の今年、中身とパッケージデザインをクオリティアップさせました。

喉をさらっと通るキレの中に、米本来の旨味と酸味とともに、ほのかな余韻や甘味が感じられます。クセのない飲み口で料理の邪魔にならないため、毎日の食卓にもぴったり。旬の食材を使った、四季折々の肴の味と香りを引き立てます。

軽く冷やすとさらにすっきりとした飲み口に。常温だと、体にすっと溶け込んでいくような、やわらかさを感じられます。また、これからの肌寒い季節にはぬる燗にすると、冷酒や冷やとは違った味わいを楽しめます。

合わせる料理を選ばないオールマイティさも「久保田 千寿」の魅力。刺身のようなさっぱりした料理との相性はもちろん、コクのある料理との相性も良いです。チキングリルや牛すじ煮込みなど、肉料理を合わせてみるのもおすすめです。

久保田 千寿
1,800ml    2,640円(税込2,904円)
720ml    1,200円(税込1,320円)
300ml    570円(税込627円)

②久保田 千寿 純米吟醸(純米吟醸・通年商品)

久保田 千寿 純米吟醸

「久保田 千寿 純米吟醸」は、久保田初の料飲店先行発売商品として昨年の秋に誕生しました。現代の食生活に合わせて、和洋中さまざまな料理に合う酒質を目指した銘柄です。
今年の5月より一般発売が始まり、より多くの方々にお楽しみいただけることとなりました。

千寿の綺麗ですっきりとした特長はそのままに、穏やかな香りでバランスのとれた、料理の味を邪魔しない純米吟醸酒です。
口当たりはやわらかく、ドライな飲み口で、冷酒、常温、ぬる燗と幅広い温度帯で楽しめます。冷やすとほどよい酸味と飲んだ後のキレが感じられ、常温になるにつれて酸味がたち、旨味の余韻が長く残ります。

さっぱりとした料理はもちろん、バターやマヨネーズなどを使ったコクのある料理ともよく合います。和食だけではなく、洋食や中華などとも相性抜群。マリネやチキン南蛮など、さまざまなジャンルの料理とのペアリングを楽しんでみてください。

久保田 千寿 純米吟醸
1,800ml    3,160円(税込3,476円)
720ml    1,470円(税込1,617円)
300ml    740円(税込814円)

③久保田 千寿 吟醸生原酒(吟醸生原酒・1月限定出荷)

久保田 千寿 吟醸生原酒

「久保田 千寿 吟醸生原酒」は冬にだけ楽しめる、千寿の搾りたて生原酒です。
久保田初の生原酒を楽しめる商品として、2010年に発売が開始し、今年の1月に「久保田 千寿 吟醸生原酒」として生まれ変わりました。

寒造りと言われる、最も酒造りに適している1月から仕込み始め、低温でゆっくりと発酵させています。そのため、加水をしないアルコール度数の高い原酒でも、味のやわらかさを感じられる仕上がりになっています。

搾りたてのフレッシュな口当たりと、原酒ならではの濃厚な味わい、力強い香りが特長。もちろん、千寿本来の飲みやすさとキレもそのままです。
冷酒はもちろん、アルコール度数が高いのでソーダ割りやロックもおすすめです。

さっぱりとした料理でもコクのある料理でも、冬の味覚にぴったりの一杯。おでんや鍋など温かい料理と合わせて、冬の食を楽しんでみてはいかがでしょうか?

久保田 千寿 吟醸生原酒
1,830ml    3,380円(税込3,718円)
720ml    1,550円(税込1,705円)

④久保田 千寿 秋あがり(吟醸原酒・9月限定出荷)

久保田 千寿 秋あがり

「久保田 千寿 秋あがり」は9月に発売したばかりの新商品、秋にだけ楽しめる千寿です。
冬に仕込んだ千寿の原酒を、秋まで約8ヵ月じっくり熟成させたのが、この「久保田 千寿 秋あがり」。生原酒ならではの濃厚な味わいが、夏を越えて熟成し、まろやかな味わいへと変化しています。
ちなみに熟成前の原酒が、③で紹介した「久保田 千寿 吟醸生原酒」です。

冷やすと、千寿ならではのキレとやわらかな酸味を、常温でとろっとした口当たりと旨味を感じられます。味わい深いため、お酒をメインにじっくり楽しむのはもちろん、秋が旬の茄子やさつまいもなどの野菜や、秋鮭をはじめとした上品な旨味のある魚介類や肉類とも相性のよいお酒です。

商品名にある「秋あがり」とは、春に搾ったお酒が夏を越し、“秋になり旨味が増した”お酒のことをいいます。
旬の秋あがりと秋の味覚を合わせて、実りの秋を思う存分堪能してみませんか?

久保田 千寿 秋あがり
720ml    1,600円(税込1,760円)

いつもの食事をより楽しむ

すっきりとした味わいで、さまざまな料理と合う「久保田 千寿」ライン。日々の晩酌や、季節の移り変わりを楽しむ相棒として、いつもの食事を共にしてみてはいかがでしょうか。