日本酒「久保田」と楽しむ、奈良県のご当地グルメ3選
2022.04.05

特集

日本酒「久保田」と楽しむ、奈良県のご当地グルメ3選

毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンラインイベント「久保田ご当地グルメ部」。今回は、奈良県をテーマに開催しました。ファンや社員おすすめの、久保田と楽しめる奈良県のご当地グルメをご紹介します。

目次

  1. 久保田ご当地グルメ部とは
  2. 総本舗白酒屋の生姜の奈良漬け×久保田
    1. 総本舗白酒屋の生姜の奈良漬けの実食
  3. 柿の葉寿司×久保田
    1. 柿の葉寿司の実食
  4. まほろば大仏プリン×久保田
    1. まほろば大仏プリンの実食
  5. 久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

久保田ご当地グルメ部とは

久保田ご当地グルメ部

久保田ご当地グルメ部」とは、毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンラインイベントです。
ご当地グルメには、全国的に有名なものから本当に地元の人しか知らないものまで、様々なグルメがあります。そんな知られざるグルメと日本酒・久保田を、地元の方はどんな風に楽しんでいるのでしょうか。

今回は、東大寺を筆頭に歴史的価値の高い見どころがいっぱいの奈良県をテーマに開催しました。ファンの方おすすめのご当地グルメとともに、美味しく楽しめる久保田もご紹介していきます。

総本舗白酒屋の生姜の奈良漬け×久保田

総本舗白酒屋の生姜の奈良漬け

まずはその名の通り奈良県発祥の伝統食品、「奈良漬け」。野菜を塩漬けにし、何度も新しい酒粕に漬け替えながら作る漬物です。この酒粕に複数回漬け込むという点が奈良漬けの大きな特徴だそう。使う野菜は白瓜、きゅうり、すいかが代表的です。

何度も漬け替える上に、短くても半年、長いと5年以上漬け込むため、完成するまでに時間と手間がかかりますが、保存性の高さから栽培技術や冷蔵設備が未発達な時代には重用されました。ちなみに、遺跡からの出土品に記述が残されており、奈良県に都があった奈良時代から、奈良漬けの原型は存在していたことが分かっています。

店ごとに作り方や味わいにはっきり違いがあることも奈良漬けの特徴です。今回ファンの方がおすすめしてくれたのは「総本舗白酒屋の生姜の奈良漬け」です。

総本舗白酒屋の生姜の奈良漬けの実食

生姜の奈良漬けを何種類か食べ比べしたことのあるファンの方の中では、総本舗白酒屋のものが最もおすすめとのこと。「ほんまにひとパッケージずつ参加者の皆さん全員にお送りしたいくらい」と大のお気に入りだそう。「酒粕の中にみりんが入っているので少し甘さも感じる」のが、ほかと一線を画す点だと教えていただきました。

合わせて楽しむ久保田としては、「久保田 千寿」の名が挙がりました。「みりんの甘味と生姜の辛味が融合し、さらに生姜の香りが鼻から抜けていく。そこに千寿のキリッとした辛味がマッチングして、もう最高です」とのお言葉をいただきました。
私たちも千寿と合わせてみたところ、千寿の甘味、旨味とちょうど良く合わさり、また千寿が生姜の風味を際立たせてくれます。みりん由来の甘味が残る口の中を千寿がリフレッシュしてくれるので、食後感はスッキリ。ずっと食べて飲んでを繰り返すことができる組み合わせでした。

柿の葉寿司×久保田

柿の葉寿司

続いておすすめいただいた「柿の葉寿司」も、江戸時代から親しまれている奈良県の伝統料理です。一般的な寿司と違い、一口大に握った酢飯に塩漬けした鯖の切り身を乗せ、柿の葉で包んだ押し寿司です。

殺菌効果がある柿の葉で包む手法は伝統的な保存技術です。現在のような物流網や冷蔵設備のない時代に、海のない奈良県にとって海産物は大変貴重だったのは想像に難くありません。奈良漬け同様、本当に長い歴史を持つご当地グルメであることが伝わってきます。

柿の葉寿司の実食

ファンの方に柿の葉寿司と久保田の楽しみ方を聞くと、「鯖の味わいと酢飯の味わいがちょうどよく釣り合う。これを食べると飲みたくなるんです。そして、合わせるのにおすすめしたいのが『久保田 萬寿 無濾過生原酒』です。一緒に味わうとお互いを殺すことなく、バランスがいい。何個でも食べてしまう組み合わせです」とのこと。

私たちも柿の葉寿司と「久保田 萬寿 無濾過生原酒」を用意し、ペアリングしてみました。柿の葉寿司の入っているパッケージを開けた瞬間、思わず深く息を吸い込んでしまう柿の葉の豊かな香りが漂います。「久保田 萬寿 無濾過生原酒」も開栓した瞬間に芳醇な香りが漂い、香りが豊かなもの同士での組み合わせに胸がときめきます。
ペアリングしてみると、柿の葉寿司の鯖のまったりした旨味や、酢が染み込んだ米の旨味の輪郭を、「久保田 萬寿 無濾過生原酒」がさらに引き立ててくれます。ごく限られた材料で作られているもの同士ながら、海や野や山の恵みが噛み締められるペアリングでした。

まほろば大仏プリン×久保田

まほろば大仏プリン

古都奈良県らしいご当地グルメを満喫しましたが、追加でご紹介いただいたのが新名物「まほろば大仏プリン」。「まほろば大仏プリン本舗 本店 プリンの森・カフェ」のオーナーが、幼少期に作ってもらった優しい味わいのプリンをイメージして作ったものだそう。できるだけ奈良県のもので、かつ子どもでも楽しめる安心・安全な食材を使うことを大事にしています。瓶には奈良県のお土産らしく、可愛い大仏様が描かれています。

ちなみに、元々はオーナーが経営していたパスタ屋のデザートとして出していたプリンを商品化したものだそう。テレビ番組で紹介されたのを機に話題となり、2007年には「奈良県観光みやげもの大賞」も受賞。パスタ屋だったお店も今ではプリンの専門店になっています。

まほろば大仏プリンの実食

まほろば大仏プリンには大瓶と小瓶の2種類があります。今回は定番のカスタードプリンを500cc入りの大瓶で取り寄せました。大仏を思わせるような大きなサイズは、人生で出会ってきたプリンの中で間違いなく最大級。これをお土産として持っていったらさぞかし盛り上がりそうです。ちなみに大と小は味や食感などまったく別物だそうです。

牛乳・生クリーム・鶏卵・砂糖・香料といったシンプルな素材だけで作られているとのことで、実際に食べてみると優しい甘味が老若男女に愛されそうです。渡す人を選ばないお土産です。

そんなまほろば大仏プリンに合わせた久保田の中でも、一番相性がよかったのが、「久保田 碧寿」。乳酸菌の力を最大限引き出す山廃仕込みで造られています。乳酸ドリンクのような酸がありつつ、軽いのど越しで飲みやすい銘柄です。そんな碧寿と共に味わうことで、プリンの甘味が増幅されコクが増します。一口がどっしりとし、口の中に余韻として残る甘味も濃くなりますので、甘い物が好きな人にぜひ試してほしい組み合わせです。

久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

「久保田ご当地グルメ部」は今後も開催していきますので、縁のある県や大好きな県の回への皆様のご参加、お待ちしております!

■「久保田ご当地グルメ部」 開催概要
対象:「KUBOTA MAIL NEWS」メルマガ会員
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料
お申し込み:「KUBOTA MAIL NEWS」に既にご登録の方は、メルマガに記載の応募フォームからアンケートに答えてお申し込みください。
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定員:各回4名様(最小催行人数1名様)
次回開催予定:
「埼玉県」 2022年4月26日(火)20:00~21:00(応募開始 2022年4月6日予定)
「沖縄県」 2022年4月27日(水)20:00~21:00(応募開始 2022年4月6日予定)