日本酒「久保田」と楽しむ、大分県のご当地グルメ3選
2021.10.05

特集

日本酒「久保田」と楽しむ、大分県のご当地グルメ3選

毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会「久保田ご当地グルメ部」。今回は、大分県をテーマに開催しました。ファンや社員おすすめの、久保田と楽しめる大分県のご当地グルメをご紹介します。

目次

  1. 久保田ご当地グルメ部とは
  2. りゅうきゅう×久保田
    1. りゅうきゅうの実食
  3. とり天×久保田
    1. とり天の実食
  4. 日田やきそば×久保田
    1. 日田焼きそばの実食
  5. 久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

久保田ご当地グルメ部とは

久保田ご当地グルメ部

久保田ご当地グルメ部」とは、毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会です。
ご当地グルメには、全国的に有名なものから本当に地元の人しか知らないものまで、様々なグルメがあります。そんな知られざるグルメと日本酒・久保田を、地元の方はどんな風に楽しんでいるのでしょうか。

今回は、別府温泉や湯布院温泉など、全国的に有名な温泉地が多数あることから「おんせん県」とも呼ばれる大分をテーマに開催しました。ファンの方おすすめのご当地グルメとともに、美味しく楽しめる久保田もご紹介していきます。

りゅうきゅう×久保田

りゅうきゅう×久保田

大分の代表的な郷土料理である「りゅうきゅう」。大分の地元で水揚げされた旬の魚をおろし、醤油、酒、みりん、ごま、しょうがなどで作った調味液に漬け込んだ料理です。

大分県は、瀬戸内海と太平洋の水塊がぶつかりあう豊後水道に面しており、豊富な魚介類が水揚げされます。全国的にも有名な関あじ・関さばを始め、鯛や太刀魚、イワシなど、四季折々の魚が楽しめます。
りゅうきゅうに使われる魚は、そういった地元で獲れるブリやアジ、サバ、イワシなどさまざま。大分ご出身のファンの方のご実家では、マグロを使っていたそうです。
なぜ、りゅうきゅうという名前になったのかというと、大分の漁師が沖縄の漁師につくり方を教わったのが由来と言われています。漁師たちが保存食として作っていた料理が、大分県全域に広まりました。

りゅうきゅうの実食

さて、りゅうきゅうを一口食べてびっくり!見た目から想像する味とは違う、甘い味わいです。九州独特の甘口醤油がベースになっているので、りゅうきゅうのたれもほど良い甘さを感じられます。

久保田 千寿」と合わせて食べたファンの方は、「りゅうきゅうと千寿合います!美味しいです。この出汁やごまの風味と日本酒が合う感じがします」とのこと。刺身にはやはり千寿が鉄板ですね。
私たちも試してみましたが、りゅうきゅうに甘味があるので、千寿も常温や少し温めた方が日本酒の甘さが出て、りゅうきゅうとの相性もより高まりそうです。

お酒のつまみであればそのままで、その後はごはんにかけて食べるのもおすすめです。

とり天×久保田

とり天×久保田

事前アンケートでもほとんどの人がおすすめと紹介してくれたのが、大分のご当地グルメ「とり天」。大分県は、鶏肉消費量が全国上位に入るほどで、鶏肉が好きな県民です。色々な鶏料理の中でも、ソウルフードとして愛されているのがとり天です。

とり天の発祥のお店は、大分県別府市にある「レストラン東洋軒」。実はとり天専門店ではなく、中華レストランなのです。
昭和初期の頃、東洋軒の創業者が考案し、「鶏ノカマボコノ天麩羅」として登場したのが始まりだそうです。鶏肉をそぎ切りにして味付けをし、天ぷらの生地で揚げたとり天は評判となり、周りでもとり天を出すお店が増えていきました。そのため、とり天は専門店があるわけではなく、和食や洋食のレストラン、喫茶店、中華料理店、弁当屋などさまざまなお店で提供されています。

とり天の実食

参加されたファンの方は、ご自分で作られたとり天を用意!九州では、市販のとり天用の粉が売っているそうです。
「やっぱり揚げたてのとり天がおススメです!揚げながらすぐ食べて、きゅっと飲んでという感じです。あっつあつのとり天を食べた後に、『久保田 紅寿』の冷を飲んだら最高に幸せです!」

私たちもお取り寄せしたとり天を食べましたが、りゅうきゅう同様ほどよい甘さを感じる優しい味わいです。この甘さに、紅寿の甘さがよく合います。紅寿の甘さを引き出すには、冷酒より常温くらいの方が甘さを感じるので、とり天ともさらにぴったり。ちなみに、ファンの方のお手製とり天は少し塩辛く作っているそうです。
酢醤油やからしをつけながら食べるのが、大分では定番の食べ方とのことです。

ちなみに、大分の鶏料理というとからあげも有名です。「中津からあげ」が全国的に有名ですが、実はからあげ専門店の発祥は隣の宇佐市だそうです。そのほか、吉野地区の郷土料理「吉野鶏めし」も話題にあがり、「ほのかに甘い香りがふわっとしますよ」と、やはり甘めの感じの味付けのようです。

「久保田のお酒は全部合いますよ!」と太鼓判をいただきました。

日田やきそば×久保田

日田やきそば×久保田

日田焼きそば」​とは、大分県日田市のB級グルメ。
一見普通の焼きそばのように見えますが、その特徴はパリッと香ばしく焼けた麺です。鉄板の上で、蒸し麺ではなく生麺をパリパリの焦げ目がつくまで焼き、豚肉やもやし、ネギをたっぷりと加えてソースで味付けしています。独特の麺のパリパリ食感はやみつきになりそうです。

日田焼きそばの元祖は「想夫恋」というお店。1957年、想夫恋の創業者である角安親(かくやすちか)氏が、パンもご飯も焼いたものがあるのに、麺を焼いたものがないということから、麺を焼いた料理を考えたのがきっかけです。
麺を焼くから「焼きそば」と名付けましたが、焼きそばという言葉自体の由来が日田焼きそばだそうです。

日田焼きそばの実食

早速、日田焼きそばを取り寄せて実食。
「醤油とソースをブレンドしている、と確かお店の人が言っていたと思うので、ちょっと甘いかも」とファンの方が言っていた通り、まろやかで優しい味わいです。あっさりとしつつも、ほどよい甘みを感じるソースが全体の味をまとめています。そして、日田焼きそばの特徴である麺は、モチモチとした食感は感じるものの、家だと本場ほどのパリパリの再現は難しそうなので、ぜひ日田に行って食べてみたいものです。

「久保田と合うんじゃないですかね!あまり甘くない日本酒の方が合いそうです」とおすすめされたので、シンプルに「久保田 百寿」と合わせてみました。焼きそばがマイルドな味わいなので、キリッとした百寿の辛味が加わることで、味わいが補完されてベストマッチ。口の中の脂味をさっぱりと洗い流してくれます。百寿を炭酸で割っても、さらに爽快感が加わり、食を進めてくれる組み合わせとなりました。

久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定

「久保田ご当地グルメ部」は今後も開催していきますので、縁のある県や大好きな県の回への皆様のご参加、お待ちしております!

■「久保田ご当地グルメ部」 開催概要
対象:「KUBOTA MAIL NEWS」メルマガ会員
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料
お申し込み:「KUBOTA MAIL NEWS」に既にご登録の方は、メルマガに記載の応募フォームからアンケートに答えてお申し込みください。
「KUBOTA MAIL NEWS」にまだご登録されていない方は、下記URLからご登録ください。
https://www.asahi-shuzo.co.jp/kubota/mailnews/
定員:各回4名様(最小催行人数1名様)
次回開催予定:
第5回「山形県」 10月27日(水)20:00~21:00(応募開始 10月5日予定)
第6回「大阪府」 10月28日(木)20:00~21:00(応募開始 10月5日予定)