シュワっと爽快!スパークリング日本酒の魅力と楽しみ方
2026.05.18

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シュワっと爽快!スパークリング日本酒の魅力と楽しみ方

様々なシーンで見かけるようになったスパークリング日本酒。そもそもスパークリング日本酒とはどういったお酒なのか。特徴や製法、飲み方やアレンジまで、スパークリング日本酒の魅力を紹介します。

目次

  1. スパークリング日本酒とは
  2. タイプ別スパークリング日本酒
    1. 瓶内二次発酵タイプ
    2. 炭酸ガス充填タイプ
  3. スパークリング日本酒の飲み方
    1. 酒器を選ぶ
    2. おつまみを合わせる
    3. 即席スパークリング
    4. 日本酒スパークリングカクテル
  4. 魅力満点のスパークリング日本酒を定番に!
  5. 久保田 スパークリング

スパークリング日本酒とは

スパークリング日本酒とは、炭酸ガスを含んだ発泡性のある日本酒のこと。ガス感が魅力のスパークリングは、日本酒初心者も気軽に飲めるとあって人気が高まっています。近年は、フルーティーで香りが高いもの、低アルコールで飲みやすいもの、ドライで辛口なものと幅広い商品が発売されています。

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タイプ別スパークリング日本酒

酒税法が制定されてから初めてスパークリング日本酒が発売されたのは昭和39年。しかしまだ一般的ではなく、普及は困難でした。スパークリングが認知され、広まっていったのは平成に入ってからでしょう。日本酒製造の技術も発展し、研究と開発が進み、高品質なスパークリング日本酒が安定的に提供されるようになったことで、注目を浴びるようになりました。
スパークリング日本酒の製法は大きく分けて2種類あり、それにより見た目や味わいも変わってきます。

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瓶内二次発酵タイプ

出来上がった日本酒に醪(もろみ)や酵母、糖を加え、アルコール発酵の際に発生する二酸化炭素を活かして、二次発酵させる製法。タンク内で発酵させる場合と瓶内で発酵させる場合があり、瓶内二次発酵のものは、シャンパーニュ製法と同じ澱引き(おりびき、デゴルジュマン)作業をした透明なスパークリング日本酒も造られています。二酸化炭素が日本酒に溶け込み、きめの細かい泡が特徴です。
また、醪を粗く濾過(ろか)し、火入れせずに酵母が生きた状態で瓶詰めをした活性にごりも瓶内二次発酵タイプ。時間の経過とともに発酵も進み、味わいも変化していく繊細なお酒です。

炭酸ガス充填タイプ

炭酸飲料と同じく、出来上がった日本酒に炭酸ガスを加える製法。ベースになる日本酒の選択は幅広く、ガスの量も調整できるためバリエーションが豊富です。品質が安定していて管理しやすいのが利点。カジュアルで手頃な価格の商品が展開されているため、親しみやすさがあります。

スパークリング日本酒の飲み方

まずは、冷やすことがポイントです。冷えた状態の方が美味しいというのが一番ですが、温度が高いと炭酸ガスが分離して吹き出す恐れがあります。飲む1時間ほど前には冷蔵庫で冷やしておきましょう。

酒器を選ぶ

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酒器選びは重要です。スパークリング日本酒は、お猪口よりグラスがおすすめ。シャンパンやスパークリングワイン用のグラスに注ぐと綺麗な泡が立ち上ります。フルートグラスのような細型タイプは炭酸が抜けにくく、弾ける感覚を得られやすいでしょう。チューリップ型や白ワイングラスは柔らかい味わいになり、香りがグラスに集まるためフルーティーなスパークリング日本酒にもよく合います。
例えば、乾杯酒として飲みたい場合は細型のグラスに注いで炭酸の爽快感を、前菜や軽めの食事の時は柔らかい口当たりになるチューリップ型で。また、肉などの脂があるものや味わいが濃い料理には、スパークリング日本酒が直接喉の奥に流れていく細型の方が味や炭酸をしっかり感じられてよく合います。こうしてシチュエーションによってグラスを変えることも面白みでしょう。

おつまみを合わせる

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スパークリングのお酒というと、乾杯時というイメージが強いのではないでしょうか。スパークリング日本酒は日本酒らしい乳酸の風味があるため、チーズにもよく合い、お互いを引き立て合います。甘めでクリーミーな香りのスパークリング日本酒にはクリームチーズを、コクがあり濃醇なスパークリング日本酒にはブラウンチーズなど、ペアリングも可能。
そして、スパークリング日本酒は軽やかなガス感とアミノ酸の程よい旨味を持っているため、コース料理にも最適。前菜から最後のデザートまで、それぞれの相性の良さを発見できることでしょう。乾杯の1杯だけではもったいない。食中酒としても有能なのです。

即席スパークリング

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日本酒に炭酸水を加えて、自家製スパークリング日本酒を創作してみるのも楽しみのひとつ。最初は、にごり酒や日本酒リキュールを炭酸で割るのが簡単です。どんなお酒も爽快で軽やかに変化し、気軽に飲めるようになり、初心者にもおすすめな飲み方です。無濾過生原酒などアルコール度数が高いお酒も最適。炭酸で割ることで度数も抑えられ、料理にも合わせやすくなります。

日本酒スパークリングカクテル

スパークリングワインを使ったカクテルがありますが、それをスパークリング日本酒でアレンジすることも出来ます。あっという間に仕上がる簡単カクテルですが、驚くほど美味しいのでお試しください。パーティーにも喜ばれるでしょう。

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【ミモザ】(写真左) スパークリング日本酒とオレンジジュースを1:1で合わせる。

【日本酒ミントジュレップ】(中央) 砂糖少々とミントを合わせ、クラッシュドアイスとスパークリング日本酒を注ぐ。

【ブラックベルヴェット】(右) スパークリング日本酒と黒ビールを1:1で合わせる。

魅力満点のスパークリング日本酒を定番に!

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スパークリングの日本酒は美味しさもバリエーションも日々進化しています。乾杯から食中、そして食後まで楽しめるスパークリング日本酒は、他のアルコール飲料にはない魅力が満載。オシャレでモダンなボトルも多く、華やかなシーンにもしっかり溶け込みます。特にビール、サワー、ハイボールと炭酸飲料を好んで飲んでいる方は、スパークリング日本酒も選択肢に入れてみませんか。どんな場所でも、どんな料理にも合う万能さを持つスパークリング日本酒の魅力にハマるのではないでしょうか。

久保田 スパークリング

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きめ細やかな泡立ちとマスカットのような爽やかな香りで、軽やかな爽快感を楽しめる、米から生まれたスパークリングライスワイン。シュワっと心地よく弾ける炭酸の爽快感と、優しい甘酸っぱさ、久保田ならではのキリっとしたシャープな酸味によるすっきりとした口当たりは、暑い時期にもぴったりです。

久保田 スパークリング
500ml    1,460円(税込 1,606円)
※商品の価格は2026年5月18日現在のものです。

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まゆみ

まゆみ

酒匠、料理研究家。 1日も欠かすことなく日本酒を呑み続ける、驚胃の持ち主。日本酒立ち飲み屋のママ。著書「うち飲みレシピ」「スバラ式弁当」。