日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|アジとズッキーニのソテー
2020.05.18

楽しむ

日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|アジとズッキーニのソテー

料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。

目次

  1. アジの三枚おろしのポイント
  2. 「アジとズッキーニのソテー 大葉レモン醤油」の作り方
  3. 「アジとズッキーニのソテー 大葉レモン醤油」に合わせたい「久保田 千寿 純米吟醸」
  4. 高橋善郎さんからのワンポイント

アジの三枚おろしのポイント

アジとズッキーニのソテー 大葉レモン醤油

今回のレシピは、生のレモンが爽やかに香る「アジとズッキーニのソテー 大葉レモン醤油」。脂がのった旬のアジをオリーブオイルでソテーした、洋風おつまみです。

最近はスーパーで魚をさばいてもらえますが、やっぱり一番美味しいのはさばきたてです。おうち時間を活用して、この機会に魚をさばいてみませんか?
アジを三枚におろす時のポイントは、腹→背→背→腹の順でさばくことです。手に力が入ると身が崩れてしまうので、刃の切れ味を活かし、刃渡り全体を使うように包丁を大きく動かしながらさばきましょう。

やわらかな口当たりの「久保田 千寿 純米吟醸」を合わせて、今夜は“おうち居酒屋”を楽しみませんか?

「アジとズッキーニのソテー 大葉レモン醤油」の作り方

【材料(2人分)】
・アジ:2尾(三枚におろしたもの)
・ズッキーニ:1本
・赤パプリカ:1個
・レモン:1/2個
・オリーブオイル:大さじ1
・片栗粉/塩こしょう:各適量

A
-大葉:10枚(みじん切り)
-みりん/しょうゆ:各大さじ1

【作り方】
①アジは皮付きのまま片栗粉をまぶし、余分な粉をはたき落とす。ズッキーニは1cm幅の輪切りにする。赤パプリカはへたとワタを切り落とし、乱切りにする。レモンを輪切りにする。

②温めたフライパンにオリーブオイルをひき、アジを入れる。中火前後で両面に焼き色がつくまで焼き、別皿に移す。同じフライパンに、ズッキーニと赤パプリカを入れ、塩こしょうをふり、同様の火加減で焼き色がつくまで加熱する。

③アジをフライパンに戻し入れ、Aを加え、混ぜ合わせる。レモンを絞り、絞ったレモンも皮ごと加えて手早く混ぜ合わせたら器に盛り付ける。

「アジとズッキーニのソテー 大葉レモン醤油」の完成

「アジとズッキーニのソテー 大葉レモン醤油」に合わせたい「久保田 千寿 純米吟醸」

久保田 千寿 純米吟醸

綺麗ですっきりとした味わいと、穏やかな香りでバランスのとれた、料理の邪魔をしない純米吟醸酒。口当たりはやわらかく、ドライな飲み口を楽しめます。

久保田 千寿 純米吟醸
1,800ml    2,800円(税込3,080円)
720ml    1,300円(税込1,430円)
300ml    650円(税込715円)
※商品の価格は2020年5月18日現在のものです。

高橋善郎さんからのワンポイント

◆レモン汁よりも生のレモンを使うことで、よりフレッシュで爽やかな香りがつきます。レモンの酸味はアジ独特の臭みを消す効果もあるので、素材の旨味を引き出すには効果的です。
◆アジは、さんまやイワシなど旬の青魚で代用いただけます。
◆米の華やかな旨味を残しつつもドライな飲み口が特徴な「久保田 千寿 純米吟醸」には、大葉など爽やかな食材を加えることで、料理との相性がさらに良くなります。みょうがやしょうが、三つ葉など、ご自宅にある香味野菜でアレンジを楽しんでください。

profile

料理家 高橋善郎

料理家 高橋善郎

東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。