冬至におすすめ!日本酒に合うカボチャの旨塩おつまみ
2025.12.09

楽しむ

冬至におすすめ!日本酒に合うカボチャの旨塩おつまみ

今年の冬至は、12月22日です。冬至を境に少しずつ日が長くなり春に向かう、そんな節目のタイミングにおこなう風習を晩酌に取り入れてみませんか。ドリンク&フードクリエイター・青山金魚さんが考案した、冬至に食べたいカボチャのおつまみレシピを紹介します。

目次

  1. 冬至に食べたい食材、カボチャ
  2. 山椒香る鶏肉とカボチャの鶏ガラスープ炒め
  3. 山椒香る鶏肉とカボチャの鶏ガラスープ炒めにおすすめの「久保田 千寿」

冬至に食べたい食材、カボチャ

「冬至」とは二十四節気の一つで、北半球では、1年のうちで太陽の出ている時間が最も短くなり、夜が最も長くなる日です。季節的には寒さの厳しい時期になっていきますが、冬至を境に太陽の出ている時間が長くなっていくので、冬が終わり春が到来し始める日でもあります。冬至は毎年日付が変わり、2025年の冬至は12月22日です。

中国の陰陽の考え方では、陰が極まって陽にかえる日と考えられており、「一陽来復(いちようらいふく)の日」とも呼ばれ、悪いことが去り運気が上昇して好運に向かうという意味があります。そのため、冬至には運気を上げるための様々な風習があります。

一般的によく知られているのは、1)"ん"がつくものを食べること、2)ゆず湯に入ること、の二つ。
今回は、縁起がよく運気が上がると考えられている"ん"がつく食材「カボチャ(南瓜、なんきん)」のおつまみレシピを紹介します。

山椒香る鶏肉とカボチャの鶏ガラスープ炒め

”ん‟がつく運気アップ食材の代表格は、カボチャです。カボチャに加えて、厄除けの意味も込めて小豆を一緒に煮た「いとこ煮」という食べ方も、冬至ならではでよく知られていますね。今回は、お酒のおつまみにぴったりの、カボチャをつかった一品を作ります。

【材料】
・鶏肉(もも):250g
・カボチャ:100g
・にんにく(すりおろし):5g
・鶏ガラスープの素:4g
・酒:15ml
・山椒粉:適量
・油:適量

材料を用意する

材料を用意する

【作り方】
① 鶏肉は小さめの一口大に切る。カボチャは厚さ8mm幅にスライスし、食べやすい大きさに切る。

② 袋またはボウルに、にんにく、鶏ガラスープの素、酒を入れ混ぜ合わせ、鶏肉を加え揉み混ぜる。

鶏肉をニンニク、鶏ガラスープの素、酒と混ぜる

袋ににんにく、鶏ガラスープの素、酒を入れ、鶏肉を加えて揉み混ぜ合わせる

③ フライパンに油をひきかぼちゃを入れ炒め、一旦取り出す。

④ 空いたフライパンに鶏肉を皮目を下にして入れ焼く。焼き色がついたら返し火を通す。

⑤ ④に③を戻し入れ、山椒粉を振りさっと炒め合わせる。

先に炒めたカボチャを鶏肉に足してさらっと炒める

カボチャ、鶏肉をそれぞれ炒めた後に合わせ、山椒粉を振りかける

⑥ 器に入れ、お好みで山椒粉をさらに振りかけて完成。

「山椒香る鶏肉とカボチャの鶏ガラスープ炒め」の完成

山椒香る鶏肉とカボチャの鶏ガラスープ炒めにおすすめの「久保田 千寿」

久保田 千寿

綺麗ですっきりとした淡麗な味わい、穏やかな香りに仕上げた、いつもの食卓を少し特別にする「食事と楽しむ吟醸酒」です。喉をさらっと通るキレの中に、米本来の旨味と酸味とともに、ほのかな余韻や甘味が感じられます。鶏ガラスープの塩味と、山椒のアクセントがきいたおつまみは、すっきりとした千寿と好相性。千寿を40℃前後のぬる燗にして、口の中でまろやかにふくらむ味わいをお楽しみいただくのもおすすめです。

久保田 千寿
1,800ml    2,640円(税込2,904円)
720ml    1,200円(税込1,320円)
300ml    570円(税込627円)
※商品の価格は2025年12月9日現在のものです。

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ドリンク&フードクリエイター 青山金魚

ドリンク&フードクリエイター 青山金魚

N.B.A認定バーテンダー。カクテルコンペティションでは全国大会に出場。 オリーブオイルテイスター/ナチュラルフードコーディネイター/ベジタブル&フルーツアドバイザーの資格も有す。 料理では年間12本以上のレシピコンテストを勝ち抜き、現在は家時間を楽しむお酒と料理を提案。企業と連携したレシピ開発を多く手掛ける。 主な著書は、「即決!選ばレシピ(主婦の友社)」、「医者がすすめる!カラダにいい最強おつまみ(タツミ出版)」など。