夏祭り定番メニューとの相性を検証!日本酒ペアリングとラムネを使ったカクテルの作り方
2024.08.02

楽しむ

夏祭り定番メニューとの相性を検証!日本酒ペアリングとラムネを使ったカクテルの作り方

日本の夏の風物詩といえば、やっぱりお祭り。屋台を巡ったり、くじ引きや射的を楽しんだり、花火を見たり……。大人になってからは、お酒を片手に夏祭りを楽しんでいる人も多いでしょう。いろいろな楽しみがギュッと詰まったお祭りは、夏の一大イベントといっても過言ではありません。 今回は「お祭り」「屋台」に注目した、日本酒の楽しみ方をご紹介。この季節ならではの日本酒アレンジとペアリングを、ぜひお楽しみください。

目次

  1. お祭りや屋台は、日本の夏の風物詩
  2. お祭りにはやっぱり日本酒!屋台の定番メニューとペアリングしてみた
    1. 「久保田 スパークリング」×たこ焼き
    2. 「久保田 純米大吟醸」 × りんご飴
  3. お祭り気分をさらに盛り上げるアレンジ!清涼感抜群の「日本酒ラムネ」
  4. 今年の夏は、ほろ酔い気分でお祭りを楽しんでみて

お祭りや屋台は、日本の夏の風物詩

 (31209)

みなさんは、夏といえばなにを思い浮かべるでしょうか?

風鈴やスイカ割り、流しそうめんなど、さまざまな夏の風物詩がありますが、中でもお祭りや屋台を連想する人は多いのではないでしょうか。

地域で行われる小さなお祭りや、全国から人が集まる「観光名物」と呼べるお祭りまで。浴衣を着て盆踊りを踊ったり、花火を見たりする姿は日本の夏の象徴でもあります。

そしてなんといっても欠かせないのは、屋台で買えるお祭りならではの食べ物!その場で調理される食べ物の美味しそうな香りにワクワクし、暑い中でキンキンに冷えたお酒とともにいただくのは、大人ならではのお祭りの楽しみ方ですよね。今回は、そんな「屋台の食べ物」に着目し、日本酒とのペアリングを検証してみました。

お酒を片手にほろ酔い気分で、活気ある祭りの雰囲気も味わう、夏ならではの楽しみ方をお届けします。

お祭りにはやっぱり日本酒!屋台の定番メニューとペアリングしてみた

 (31210)

今回は日本酒「久保田」をお祭りの食べ物とペアリングしてみました。

お祭りで飲むお酒といえばビールやレモンサワーのイメージがありますが、多くのお祭りの由縁が神事であることから、日本の伝統文化を重んじてやっぱり日本酒を楽しみたいところ。お祭りの場で日本酒を飲めば、より雰囲気を味わえること間違いなしです

また、日本酒は繊細でフルーティーな香りを持ったものから深いコクやほんのり甘みのあるものまで、バリエーションがとにかく豊富。和食だけでなく、わたあめやチョコバナナなど甘いスイーツなど幅広いジャンルの屋台が並ぶお祭りシーンでも、必ずぴったりのお酒が見つかるはずです。

「屋台で買えるおつまみ」をテーマに実際に食べ比べてみた結果、編集部が特に相性が良いと感じた組み合わせをご紹介します。

「久保田 スパークリング」×たこ焼き

まずはお祭りに行くと、必ずといっていいほど食べたくなる「たこ焼き」

粉物ならではのまったり感や濃厚なソース、思わず「はふはふ」としてしまいたくなるアツアツさが魅力のたこ焼きには、「久保田 スパークリング」が相性抜群でした。

「久保田 スパークリング」はマスカットのような爽やかな香りと甘酸っぱさが特徴のスパークリング日本酒。たこの旨味やソースの塩味と調和し、華やかさはプラスされつつも味のバランスが良くなるように感じられます。

爽快感は抜群。泡がきめ細かいため、炭酸ドリンクのようなのどごしは感じられませんでしたが、一緒に合わせたたこ焼きの味もしっかりと堪能することができました。

「久保田 純米大吟醸」 × りんご飴

 (31211)

大きなりんごに真っ赤な飴をまとわせた「りんご飴」。見た目も可愛らしく、手に持っているだけで気分が上がる、お祭りの定番メニューです。

りんご飴といえば小さな子どもが食べるイメージが強いですが、最近は各地にりんご飴専門店もあり、大人のあいだでもちょっとしたブームとなっています。

シナモンや抹茶パウダーがかかっているものもあるので、お祭りで買ったりんご飴を食べ歩きするだけではなく、本格的なりんご飴をお取り寄せして、おうちでゆっくりと食べるのもおすすめです。

そんなりんご飴には「久保田 純米大吟醸」がベストマッチ!甘酸っぱいりんご飴に、純米大吟醸のフルーティーで華やかな香りやお米の柔らかい風味が加わることで、コンポートを食べているかのような上品な甘さを感じられます。

お祭り気分をさらに盛り上げるアレンジ!清涼感抜群の「日本酒ラムネ」

 (31213)
 (31212)

さらに今回は、屋台で買えるドリンクの定番「ラムネ」を使って清涼感たっぷりの「日本酒ラムネ」を作ってみました。

使うのは先ほどペアリングした「久保田 純米大吟醸」と「久保田 スパークリング」の2種類の日本酒。そのまま飲んでももちろん美味しいのですが、よりお祭り気分を盛り上げるため、お酒もアレンジしてみましょう!

<作り方>
①ラムネの栓を開け、グラスの半分までラムネを注ぐ
②ラムネと同量の日本酒を注ぐ

ラムネの甘酸っぱさにお米の柔らかい甘みが加わることで、フレッシュで上品な味わいに。口に入れた瞬間はラムネがしっかりと香るためお酒の存在感は控えめですが、後味にはしっかりと日本酒らしい余韻を感じます。

特に「久保田 スパークリング」を加えたラムネはしっかり冷やすとシャープな口当たりになるため、ラムネの甘さを引き締めたような爽快感が特徴のラムネカクテルとなります。

「久保田 純米大吟醸」はラムネと合わせることで華やかさが際立ち、ホテルで出てきてもおかしくないような高級感を感じさせられました。

純米大吟醸、スパークリングのどちらもほどよい甘味・酸味のある日本酒なので、ラムネと相性抜群です。もちろんたこ焼きやりんご飴との相性も良く、思わず「おかわり!」と言ってしまいたくなる一杯でした。



【久保田 スパークリング】
500ml 1,350円(税込1,485円)

【久保田 純米大吟醸】
1,800ml  3,870円(税込4,257円)  3,760円(税込4,136円)※化粧箱なし
720ml  1,800円(税込1,980円)  1,740円(税込1,914円)※化粧箱なし
300ml  860円(税込946円)※化粧箱なし

※商品の価格は2024年8月2日現在のものです。

今年の夏は、ほろ酔い気分でお祭りを楽しんでみて

夏本番に突入し、そろそろお祭りのお囃子が聴こえてきそうな今日この頃。浴衣を着て扇子を持ち、賑わうお祭りを日本酒とともに楽しめば、さらに日本の夏を満喫できることは間違いないでしょう。お盆や夏休みの帰省の際には、地元で造られた日本酒を片手にお祭りを楽しんでみるのも良いかもしれませんね。

また、近年は猛暑のため外に長くいるのが少し辛いことも。お祭りの雰囲気を味わったら屋台の食べ物をおうちに持ち帰り、キンキンに冷えた日本酒とともにいただくのも乙なものです。

今年の夏は、ぜひお気に入りの「日本酒」と一緒にお祭りの食べ物を楽しんでみてはいかがでしょうか。

profile

酒小町

酒小町

20〜30代限定の日本酒コミュニティ『酒小町』が運営するクリエイティブチーム。「お酒の場と交流が好き」なメンバーがそれぞれの得意分野を活かしあい、SNS投稿/PR/イベントの企画・運営など、多岐にわたる活動を行なっている。日本酒への偏愛から生まれるユーザー目線の意見や革新的なアイデアが強み。