日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|つぶ貝のずんだ和え
2024.05.31

楽しむ

日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|つぶ貝のずんだ和え

料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。

目次

  1. 涼やかに晩酌を楽しみたい季節に
  2. 「つぶ貝のずんだ和え」の作り方
  3. 「つぶ貝のずんだ和え」に合わせたい「久保田 萬寿 自社酵母仕込」
  4. 高橋善郎さんからのワンポイント

涼やかに晩酌を楽しみたい季節に

つぶ貝のずんだ和え

日々暑さが増す時期の晩酌は、冷酒でキリっと涼やかに楽しみたいと思われることも多いのではないでしょうか。
これからの時期に外せないのは「枝豆」。待ちに待った生の枝豆の香りや食感は格別です。
今回は枝豆をはじめ、この時期に美味しくなるつぶ貝やとうもろこしを使った「つぶ貝のずんだ和え」をご紹介します。手間がかかるイメージですが、工程は簡単に、そして素材の味も存分に感じられる一品です。

素材の味、そして爽やかな香りを楽しむおつまみと合わせたいのは、「久保田 萬寿 自社酵母仕込」。
大切な方への贈り物にもぴったりの、香り豊かな純米大吟醸です。夏の暑さも吹き飛ぶ贅沢な涼時間を満喫しませんか。

「つぶ貝のずんだ和え」の作り方

【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分(粗熱を取る時間は除く)
・枝豆:約50g 
・つぶ貝(生食用):約50g おろした状態のもの
・えび(生食用):約50g 下処理済みのもの
・とうもろこし:1/2本 削いだ状態のもの
・木綿豆腐:150g 
・いくらのしょうゆ漬け:約大さじ1 

A
-わさび漬け(市販品):15g 
-砂糖:大さじ1 
-薄口しょうゆ:小さじ2 
-マヨネーズ:小さじ2 

材料の事前準備

材料を並べる

【作り方】
①材料の下準備
つぶ貝は薄く切る。
沸騰した湯に塩少々(分量外)を入れ、枝豆、輪切りにしたとうもろこしを3分ほど茹でる。えびを加え、さらに2分ほど茹でたらザルにあけて水気を切る。
粗熱が取れたら、枝豆はさやから取り出してみじん切りにし、とうもろこしは実を削ぎ、えびは半分に切る。

材料の下準備をする

材料の下準備をする

②木綿豆腐は水気を切り、二重にしたキッチンペーパーで巻いて耐熱皿にのせる。
ラップをせずに電子レンジ(600W)で1分ほど加熱し、皿や鍋などを重しにして10分ほど置いて水気を切る。
ボウルに木綿豆腐、枝豆、Aを入れ、ゴムベラで混ぜ合わせる。

③②につぶ貝、えび、とうもろこしを加え、さっくり和える。

ボウルに材料を入れて和える

ボウルに材料を入れて和える

④器に盛り付け、いくらのしょうゆ漬けをのせる。

「つぶ貝のずんだ和え」の完成

「つぶ貝のずんだ和え」の完成

「つぶ貝のずんだ和え」に合わせたい「久保田 萬寿 自社酵母仕込」

久保田 萬寿 自社酵母仕込

酒米、精米方法、自社酵母の三つにこだわった醸造を行うことで、これまでになかったエレガントで深みのある日本酒が誕生しました。口に含めば、存在感のある味わいながら、後味は透き通るようなキレを感じられます。

香りや味わいが格別に美味しく気品溢れる「久保田 萬寿 自社酵母仕込」は、まずはそのまま一口。そして、お酒本来の味わいを楽しんだ後は、おつまみとのペアリングタイム。暑い時期ということもあり塩気がきいたものが欲しくなりますが、合わせるポイントは爽やかな「塩味」。
豆腐や枝豆、とうもろこしの優しい甘さにつぶ貝本来の香りや塩味がうまく混ざり合い、一味違うずんだ和えになります。味の決め手に「わさび漬け」を使用することでピリッとした爽やかさが加わり、日本酒との相性がさらに高まり、遊び心と旬を盛り込んだおつまみが完成します。

久保田 萬寿 自社酵母仕込
720ml    11,550円(税込12,705円)
※商品の価格は2024年5月31日現在のものです。

高橋善郎さんからのワンポイント

◆つぶ貝の代わりに鮑や鳥貝、手軽に使えるホタテなどお好みの貝類で代用いただいても美味しく仕上がります。
◆水分が多いとべちゃっとした食感になってしまうので、豆腐はできるだけしっかりと水切りしてから和えていただくことでより美味しく、また日持ちしやすくなります。

profile

料理家 高橋善郎

料理家 高橋善郎

東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。