日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|たらときのこの蒸し浸し
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
餃子といえばビールでしょ!という方も多いかもしれませんが、今回は、この餃子なら日本酒でしょ!となるレシピを紹介します。
使うのは、スーパーやコンビニで簡単に手に入るスモークタン。このスモークタンの食感に大葉の清涼感、そして長いもをつなぎとして加えることで、食材の食感、香りが心地よく一つにまとまった焼き餃子です。
餃子と聞くと少しこってりとしたイメージが強いかもしれませんが、食感のよいこの餃子はそのまま食べればあっさりとしたおつまみとなり、繊細な日本酒とも好相性。ポン酢しょうゆに一味唐辛子を加えた一味ポン酢だれをつければ餃子自体の味もひきしまり、日本酒の表情をより鮮明にしてくれます。
餃子と日本酒の新しい楽しみ方を試してみませんか?
【材料(20個分)】 ※所要時間:約20分
・餃子の皮:20枚
・スモークタン(市販品):80g
・長いも:80g
・大葉:10枚
・ごま油:小さじ2
A
-片栗粉:小さじ1
-おろししょうが:小さじ1/2
-粗びき黒こしょう:少々
B
-熱湯:100ml
-薄力粉:大さじ1
C
-ポン酢しょうゆ:大さじ4
-三つ葉(粗みじん切り):小さじ1
-一味唐辛子:ひとつまみ ※お好みで量を加減しながら入れてください。
【作り方】
①大葉は、軸を切り落とし、スモークタンと共に粗みじん切りにする。長いもはざっくり皮をむき、乱切りにしたら袋に入れてスモークタンと同じ大きさになるまで粗くたたく。
②ボウルに下準備した①、Aを入れ、しっかりこねる。
肉だねを作る
③餃子の皮を広げ、②をスプーンで適量とり、水(分量外:適量)を皮の縁にぬり、包む。20個分、この作業を繰り返す。
餃子を包む
④焼く直前にボウルなどにBを混ぜ合わせる。フライパンにごま油をひき、餃子を円形に並べる。中火で加熱し、焼き色がつくまで加熱する。Bを流し入れ、フタをして5~7分前後、弱火で蒸し焼きにする。水分が少なくなったらごま油(分量外:少々)を入れ、強火でさっと焼き色をつけ、器に盛り付ける。
餃子を焼く
⑤④を器に盛り付ける。混ぜ合わせたCを小皿に入れ、つけていただく。
「豚タン焼き餃子 一味ポン酢だれ」の完成
米の香りと旨味、酸味、抜け感が複雑に繊細に折り重なった、純米吟醸酒の「久保田 紅寿」。若いバナナや青リンゴのような清涼感のある香りが抜けていきます。一口目に感じる繊細な美味しさは空気に触れることで、また違った美味しさが楽しめるのが特徴です。
餃子や照り焼きのようなしっかりとした味付けの料理と合い、「久保田」ならではのキレが食欲を刺激します。
久保田 紅寿
1,800ml 3,525円(税込3,877円)
720ml 1,610円(税込1,771円)
※商品の価格は2023年1月24日現在のものです。
◆餃子を焼く時は、火がついていない状態で並べてから加熱することで加熱ムラが防げます。
◆お好みで羽根付き餃子にしても美味しいです。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
材料の下準備