日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|たらの豆乳グラタン
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
鯵や鰯などで作ることが多いなめろうは、日本酒のおつまみには最高ですよね。そのメインの食材を変えるだけで、季節感を感じるなめろうを楽しめます。今回は冬にうま味がのる牡蠣を使ったなめろうのレシピをご紹介します。
そんな冬のなめろうと合わせたいのは、寒造りのしぼりたてを詰め込んだ冬限定の「久保田 千寿 吟醸生原酒」。生酒ならではの華やかさとフレッシュ感、そして原酒ならではの濃厚な味わいと力強い香りが楽しめるのが特長で、牡蠣のうま味、そして薬味や味噌の香りや塩味が合わさったなめろうを合わせることでお酒のポテンシャルを存分に引き出してくれます。
生原酒は通常の日本酒よりもアルコール度数が高めのため、氷を1~2個入れて飲むのもおすすめ。また、ぬる燗あたりの温度帯にすれば生原酒特有のフレッシュ感も味わいつつ、米のうま味もよりしっかり感じられる一味違った「久保田 千寿 吟醸生原酒」が味わえます。
冬のお酒に冬の食材を合わせることで、お酒のシーンも一層楽しくなりますよ。
【材料(2人分)】 ※所要時間:約10分
・牡蠣(生食用):約100g分
・大葉:5枚
・みょうが:2本
・長ねぎ:1/4本
・味噌:大さじ1と1/2
・片栗粉:小さじ1
・小ねぎ:適量
・白いりごま:適量
【作り方】
①ボウルに牡蠣、片栗粉を入れてやさしく全体をもみ込む。
②沸騰した湯に牡蠣を入れ、10秒ほど茹でる。冷水にとり、ペーパータオルで水分を拭きとる。
牡蠣を茹でる
③大葉、長ねぎ、みょうがをざく切りにし、牡蠣、味噌を加え、包丁でたたきながら全体を混ぜ合わせる。
全体を混ぜ合わせる
④大葉(分量外:適量)をしいた器に③を盛り付け、小口切りにした小ねぎ、白いりごまをふる。お好みでくし形切りにしたすだち(分量外:適量)を添えて適宜しぼっていただく。
「牡蠣のなめろう」の完成
寒造りで造られた、冬限定の「久保田 千寿」の吟醸生原酒。搾りたてのフレッシュな口当たりと、原酒ならではの濃厚な味わい、そして、力強い香りが特長のお酒です。もちろん、千寿本来の飲みやすさとキレもそのまま。さっぱりとした料理でもコクのある料理でも、冬の味覚にぴったりの一杯です。
久保田 千寿 吟醸生原酒
1,830ml 3,318円(税込3,649円)
720ml 1,497円(税込1,646円)
※商品の価格は2022年12月28日現在のものです。
◆牡蠣は生食用でもそのまま切ってしまうと水分が多くなり、べちゃっとした仕上がりになってしまいます。そのため、茹でて余分な水分を出すことで食感も良くなるため、一手間加えると最高に美味しいなめろうに仕上がります。
◆牡蠣は茹でる前に片栗粉でやさしくもみ込むことで汚れもとれて、また包丁でたたいてからも他の食材との絡みが良くなります。
◆今回味噌はコンビニ、スーパーでも一般的に購入できる出汁入りの米味噌を使用しています。他の種類を使用しても美味しく仕上がりますが、塩分量は製品によって異なるので使用する量は微調整しながらお使いください。
◆薬味も少ない材料で作れますが、千切りしょうがやすりおろしたしょうがを加えるとさらに香りもよくなります。お好みの薬味を加えてアレンジも楽しんでください。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
牡蠣の下準備