しにゃさん考案の日本酒が進むがっつり「つまみ飯」レシピ3選!
冬は日本酒が美味しい季節。今回は日本酒のおつまみにも夕飯のおかずにもなる、つまみ飯をご紹介。レシピを教えてくれるのは、シンプルな食材や調味料とどこにでもある調理器具を使って作れる簡単山盛りおつまみが人気で、Instagramフォロワー数が44万人超えのしにゃさん。「久保田 千寿」が大好きだそうで、日本酒が進むがっつりとしたおつまみレシピを教えていただきました。
楽しむ
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
今回のレシピは、旬の鮭を使った「秋鮭としいたけの山椒味噌焼き」。香ばしい山椒味噌の匂いが食欲そそる一品です。
鮭は9~11月が旬で、この時期に獲れる鮭は「秋鮭」と呼ばれています。秋鮭は、産卵前のため身が引き締まっているのが特徴です。卵を成長させるために体脂肪が使われるので、脂分が控えめ。あっさりとした味わいの秋鮭は、すっきり淡麗な味わいの「久保田 千寿」にぴったりです。
旬の味覚とともにゆっくり一杯、秋の夜長を楽しんみてはいかがでしょうか。
【材料(2人分)】
・秋鮭(切身):2切
・しいたけ:4本
・春菊:60g
・塩:適量
A
-卵黄:1個分
-味噌:大さじ3
-みりん:大さじ2
-粉山椒:小さじ1/4
【作り方】
① 鮭の両面に塩をふり、常温で30分ほど置き、余分な水分をキッチンペーパーでやさしくふき取る。しいたけは石づきを切り落とし、縦1/4等分にカットする。春菊は塩茹でし、冷水にとり粗熱をとった後、水気をしっかりしぼり3cm幅に切る。
②みりんを耐熱皿に入れ、ラップをせずに600Wの電子レンジで30秒ほど温める。ボウルにAを入れて混ぜ、鮭としいたけ、春菊もからませる。
Aをからませる
③鮭としいたけをオーブントースターに入れ、表面に焼き色がつき中に火が通るまで7〜10分ほど焼く。
トースターで焼く
④③を春菊と一緒に器に盛り付け、粉山椒(分量外:少々)をふる。
「秋鮭としいたけの山椒味噌焼き」の完成
綺麗ですっきりとした淡麗な味わい、穏やかな香りに仕上げた、いつもの食卓を少し特別にする「食事と楽しむ吟醸酒」。喉をさらっと通るキレの中に、米本来の旨味と酸味とともに、ほのかな余韻や甘味が感じられます。料理の味を邪魔することなく、四季折々の素材が持つ味と香りを引き立てます。
久保田 千寿
1,800ml 2,430円(税込2,673円)
720ml 1,080円(税込1,188円)
300ml 500円(税込550円)
※商品の価格は2020年9月28日現在のものです。
◆からませる味噌には卵黄を加えることでコクをプラスし、山椒の香りをいい塩梅で抑えて「久保田 千寿」との相性をさらに高めています。千寿はぬる燗、熱燗にすると料理の違った風味が楽しめます。
◆脂がのっているサーモンでも代用いただけますが、比較的淡白な味わいの秋鮭の方が、香り控えめな千寿とマッチします。
◆鮭に塩をふることで下味をつけるとともに、余分な水分もでるので味が薄まるのを防ぎます。塩をふる量は、鮭の重量に対して1%を目安に使用してください。
◆味噌の種類によって塩分量が異なるので、量は微調整してください。今回は信州味噌を使用しましたが、香りが強い赤味噌でも、千寿であれば美味しくお召し上がりいただけます。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
材料の下準備