末永くお酒を楽しもう。お酒が健康に与える影響や適量について解説
料理をさらに美味しくしてくれたり、その場の空気を和ませてくれたりするお酒。一日の最後に飲むあの一杯を励みに頑張っているという人も多いでしょう。しかし、飲む量や飲み方を誤れば幸せ以外のものを運んでくるというのも、目を背けてはいけないお酒の持つ一面です。本記事ではお酒が健康に与える影響や、適量とはどのくらいなのかを解説します。末永くその美味しさを楽しむために、ぜひ最後まで目を通してくださいね。
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明日からいよいよ新生活が始まる、という方もいると思います。そんな新生活のスタートダッシュをうまく切るためには、付き合い方がポイント。この記事では、スタートダッシュでつまずかないための、お酒との上手な付き合い方をご紹介します。
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明日は4月1日、いよいよ始まる新生活に期待と不安が入り混じりながら過ごしている人も多いことでしょう。
特にコロナ禍での新生活スタートには、いつもより不安もあるかもしれませんが、新しい人との出会いや新しいことへの挑戦はわくわくするもの。
そんな新生活のスタートダッシュをうまく切るためには、付き合い方がポイントです。人との付き合い方、仕事や趣味との付き合い方、そしてお酒との付き合い方。この記事では、スタートダッシュでつまずかないための、お酒との付き合い方をご紹介します。
新生活につきものなのが、飲み会です。コロナ禍で、以前よりは飲み会は少なくなったかもしれませんが、新生活が始まるこの時期は歓迎会など飲み会が多い時期です。そんな時、無理なお酒の飲み方をして悪酔いをすると、自分の体だけではなく、人間関係も壊してしまうなんてこともあるかもしれません。
かくいう筆者も歓迎会などでつい飲み過ぎて酔いつぶれた経験があり、猛省をすることが何度かありました。そこで、失敗しないお酒の上手な飲み方・楽しみ方をご紹介します。
まだ知り合ったばかりの人や初めて一緒にお酒を飲む人は、あなたがどれくらいお酒を飲める人なのかは分かりません。「お酒が飲めます!」「お酒好きです!」とアピールすると、相当お酒が強い人と勘違いされてしまう可能性も。そうすると、どんどんお酒をすすめられて、悪酔いをしてしまうということもありえます。
たとえ本当にお酒が強くても、初めて一緒に飲む人に対しては、飲めます、強いですアピールをするのはいったん控えておきましょう。
同じように、どれくらい飲めるか分からない人には、むやみにお酒を勧めないように気を付けましょう。中には、お酒が弱かったり体質的に飲めないという人もいるかもしれません。無理強いは絶対にやめましょう。
自分が飲める量を適正に飲む、ということが大事です。
悪酔いや二日酔いを防ぐためには、お酒を飲む前に対策をしておくことも大事です。
まず一番は、空腹の状態でお酒を飲まないこと。空腹状態でお酒を飲むと、アルコールが胃を通過して小腸に流れ、一気に吸収してしまい酔いやすくなります。
そのため、何か軽く食べてからお酒を飲むようにしましょう。特によいとされているのは、脂肪やたんぱく質を含む食べ物と言われています。簡単につまめるものでは、チーズや枝豆、納豆などがおすすめです。また、会社の飲み会等で食べているタイミングがないという場合は、飲み物でもOKです。牛乳やしじみの味噌汁などを飲んでおくとよいでしょう。
お酒を飲む際は、一緒に同量の水も飲むようにしましょう。
日本酒を飲む際に出てくる「和らぎ(やわらぎ)水」や、ウィスキーなどを飲む際の「チェイサー」。日本酒はアルコール度数が15度前後、ウィスキーは40度前後あり、アルコール度数が高いお酒をストレートで飲む際に一緒に水が提供されます。
お酒の合間に水を飲むことで、水でも満腹感が得られるためお酒を飲む量をセーブでき、体内に入ったお酒のアルコール濃度を薄めることもできるので体への負担が少なくなります。また、水によって口の中がリフレッシュされるため、お酒を美味しく楽しむこともできます。水を飲むタイミングは、お酒を飲んだら水を飲むという風に、交互に飲んでいくとよいでしょう。
日本酒やウィスキー以外のお酒だと、頼まないと水が出てこない場合もありますので、最初に水も注文をしておきましょう。
飲食店での飲み会の場合は、2時間など時間制限が設けられていたり、終電を気にしたりというのがあるので、一定の時間で会の区切りはつけやすいものですが、コロナ禍で定番となったオンライン飲み会は、なかなか時間の区切りがつけづらいもの。そうすると何時間も飲み続けてしまい、結局悪酔いする羽目に。
オンライン飲み会の場合は、まずは2時間といった風に時間の目処を決めてから始めましょう。ツールによっては、終了時間を予め設定できるものもあるので、そういった機能も活用するとよいでしょう。
新生活時期は、飲み会が連日立て続けに入るということもあります。毎日飲酒が続くと、肝臓のアルコール分解が追い付かなくなり、体にも負担に。
最低でも週に2日は、お酒を飲まずに肝臓を休める休肝日が必要と言われています。自分の体と相談して、時には飲み会を断るということも大事です。
お酒を飲む人にインタビューをした際によく聞く話が、飲み会で日本酒を飲まされて、悪酔いして日本酒が苦手になった、という思い出話。罰ゲーム的に日本酒が出てきた、なんていう話も耳にします。
日本酒はきちんと楽しめば美味しいお酒なのに、そんな思い出で苦手になってはもったいないものです。そこで、日本酒をあまり飲み慣れてない人が、飲み会で日本酒を飲む際に工夫できるポイントも2つご紹介します。
日本酒と一言でいっても、種類はさまざまです。あまり飲み慣れていない人であれば、とりあえず「純米大吟醸」という言葉を覚えておいてください。日本酒の特定名称と呼ばれる分類の中で一番高級なタイプの分類で、初心者でも美味しく飲みやすいタイプが多い傾向にあります。もし日本酒を勧められたら、純米大吟醸を選ぶようにしましょう。
しかし、純米大吟醸は値段が高くなりがちなのですが、中にはお手頃な銘柄も。おすすめは、「久保田 純米大吟醸」です。コスパもよく、かつ味わいも上品な甘味とフルーティーな香りで飲みやすい日本酒です。
一般的な日本酒のアルコール度数は15度前後あり、ビールやワインよりも高めです。それが、悪酔いしてしまう要因の一つでもあります。アルコール度数を下げる方法として、割ったりアレンジしたりという方法がありますが、日本酒は割ったらいけないと思われがち。しかし、決してそんなことはありません。
飲食店などでも簡単にできるのは氷を入れてロックにしたり、炭酸水で割ったりする方法です。また、ソフトドリンクメニューである緑茶などで割っても美味しく楽しめます。
人もお酒もどう付き合うかが大事です。そして、お酒の失敗は、人間関係にヒビを入れてしまうことも。新生活をより楽しく豊かに過ごすために、上手に付き合っていきましょう。