絶品!かんたんレシピの豆腐おつまみ3選とおすすめの日本酒
2024.09.20

楽しむ

絶品!かんたんレシピの豆腐おつまみ3選とおすすめの日本酒

10月2日、そして毎月12日は「豆腐の日」です。いずれも「とう(10)ふ(2)」の語呂合わせから制定されたそうですが、豆腐は日本の食卓ではお馴染みの食材、毎日食べるという方も多いのではないでしょうか。農林水産省が発表した「大豆をめぐる事情」(令和6年7月)によると、原材料の大豆はタンパク質の宝庫で、人間にとって必要なアミノ酸20種類全てが含まれており、また体の中で作り出すことができない必須アミノ酸9種類も豊富に含まれているそう。また、今後豆腐を含めた大豆の需要は高まる見込みで、注目の食材ともいえます。本記事では、豆腐を使ったおつまみレシピを紹介します。冷やしても温めても美味しい豆腐を、これまた温度帯ごとに味の変化が豊かな日本酒と手軽に合わせて楽しんでみませんか。

目次

  1. しょうがをきかせた優しい出汁の「レンコン焼き出し豆腐」
    1. 「レンコンの焼き出し豆腐」に合わせたい「久保田 千寿 純米吟醸」
  2. さっぱりと、歯ごたえの良い「枝豆ザーサイかけ豆腐」
    1. 「枝豆ザーサイかけ豆腐」と合わせたい「久保田 百寿」
  3. まろやかな旨味がやみつきになる「豆腐の醤油漬け」
    1. 「豆腐の醤油漬け」と合わせたい「久保田 碧寿」

しょうがをきかせた優しい出汁の「レンコン焼き出し豆腐」

レンコン焼き出し豆腐

「レンコン焼き出し豆腐」

まずは、温かいおつまみから。フライパンで作る「レンコンの焼き出し豆腐」は、揚げ出し豆腐よりも簡単ながら、みぞれ出汁をふくんだ豆腐がじゅわりと口の中で優しく広がる一品です。

【材料(2人分)】 ※所要時間:約25分
・木綿豆腐:300g 
・大根:200g 
・レンコン:80g 
・ミョウガ:2本 
・しいたけ:2本 
・パプリカ(赤):1/2個 
・ごま油:大さじ2 
・片栗粉:適量 
・小ネギ:適量

A 
-水:150ml 
-白だし:大さじ1と1/2 
-濃口しょうゆ:小さじ2 
-おろししょうが:小さじ1 

【作り方】
①レンコンは、皮付きのまま1cm弱の半月切りにする。ミョウガは縦1/4等分に切る。しいたけは石づきを切り落とし、半分に切る。パプリカは、へたとわたを切り落とし、乱切りにする。小ネギは小口切りにして水にさらし、ザルにあげ、水気を切る。

②大根をすりおろす。小鍋にAを入れ、すりおろした大根を約半量、汁ごと入れてひと煮たちさせたら火を止める。

③木綿豆腐は水気を切り、6等分に切る。ペーパータオルで水分をふき取り、全面に片栗粉をまぶす。フライパンにごま油をひき、豆腐を入れて中火前後で全面に焼き目をつける。ペーパータオルをひいたバットに移す。

④ ③のフライパンを再び温める。レンコンを入れ、中火前後で加熱して裏返す。残りの切った野菜も加え、両面に焼き目がついたら火を止める。

⑤ ③、④、残りのすりおろした大根、小ネギを盛り付ける。軽く温め直した②をかけてお好みで白ごま(分量外:少々)をふる。

「レンコンの焼き出し豆腐」に合わせたい「久保田 千寿 純米吟醸」

久保田 千寿 純米吟醸

しょうがの香りが溶け込んだサッパリしたみぞれ出汁は、純米吟醸タイプの日本酒と香りのバランスも好相性。
「久保田 千寿 純米吟醸」は、上品で澄んだ香りでバランスのとれた、料理の味を邪魔しない純米吟醸酒です。口当たりはやわらかく、ドライな飲み口を楽しめます。冷やすとほどよい酸味とキレを、常温になると酸味がたち、旨味の余韻を感じられます。
千寿 純米吟醸は、豆腐の優しい味わいに加えて、素材を焼いた力強い香ばしい香りとも良く合います。温かい料理と千寿 純米吟醸を飲み合わせることで純米吟醸らしさも楽しむことができるので、この秋冬にぜひそのペアリングを楽しんでみてください。

久保田 千寿 純米吟醸
1,800ml    3,160円(税込3,476円)
720ml    1,470円(税込1,617円)
300ml    740円(税込814円)
※商品の価格は2024年9月20日時点のものです。

さっぱりと、歯ごたえの良い「枝豆ザーサイかけ豆腐」

「枝豆ザーサイかけ豆腐」

「枝豆ザーサイかけ豆腐」

続いては、冷奴をさっぱりとアレンジしたおつまみです。 飲食店などで定番のおつまみともいえる「枝豆」は、比較的年中手に入りますが、冷凍枝豆でも美味しく出来上がります。豆腐のやわらかい口当たりや、長芋やザーサイの歯ごたえなど、味わいとともに食感も楽しめる一品です。キリっとしたシンプルな味わいの日本酒とぜひ合わせてお楽しみください。

【材料(2人分)】 ※所要時間:約10分
・枝豆:40〜50g さやから出した状態での分量目安
・キュウリ:1/4本 
・長芋:50〜70g 
・小ネギ:適量
・ザーサイ:30g 
・絹豆腐:200〜300g 
・刻みのり:適量 
・白ごま、七味唐辛子:各適量

A
-ごまドレッシング(市販):大さじ2 
-ポン酢:大さじ1 
-水:大さじ1 

【作り方】
①枝豆の先端をキッチンバサミなどで切る。沸騰したお湯に塩(分量外)を適量入れ、枝豆を5分ほど茹でてザルにあげる。粗熱が取れたらさやから取り出す。

②キュウリ、長芋は千切りにする。小ネギは斜め薄切りにし水にさらし、水気を切る。
ボウルにザーサイ、熱湯(分量外)を入れ、ザーサイの余分な味を少し落として水気を切る。

③器に水気を切った絹豆腐をスプーンですくって盛り付ける。

②で切った野菜、ザーサイをバランスよくのせ、混ぜ合わせたAをかける。刻みのりを添え、白ごま、七味唐辛子をかける。

「枝豆ザーサイかけ豆腐」と合わせたい「久保田 百寿」

久保田 百寿

「久保田 百寿」は、香りの主張は控えめに、辛口で飲み飽きしない酒質に仕上げた、「久保田」の基本形。ふくらみのある辛味や酸味があり、飲んだ後はドライさを感じます。
香りが控えめな分、辛口な酒質、そしてほのかな酸味、飲んだ後のキレの良さがバランスよく楽しめ、食中酒としても適した味わいになっています。
おつまみのメインである豆腐はあっさりと、そこに枝豆の香りやザーサイの塩味と食感が加わり、そして白ごまとポン酢も味変のいいアクセントとなり、百寿と同様に飽きることなく箸がすすみます。

久保田 百寿
1,800ml    2,190円(税込2,409円)
720ml    1,020円(税込1,122円)
※商品の価格は2024年9月20日現在のものです。

まろやかな旨味がやみつきになる「豆腐の醤油漬け」

豆腐の醤油漬け

「豆腐の醤油漬け」

最後は、下ごしらえしたら冷蔵庫で置くだけ!の簡単一品おつまみをご紹介します。おつまみが濃厚な味わいなので、合わせる日本酒も深みのあるものを選ぶのがおすすめです。
シンプルに豆腐の醤油漬けだけでも、またトッピングと合わせてもお楽しみいただけます。写真のように、「昆布とゆずこしょう」、「卵の黄味と青のり」、「フレッシュトマトと炒りごま」、「青じそとゆかり」など、アレンジは自由自在です。だし醤油や、豆腐に昆布をのせて一緒に包んでいただくと、より旨味深い味わいにもなります。

【材料(2人分)】 
・木綿豆腐:1丁
・醤油(またはだし醤油):100ml
・みりん:90ml
・ごま油:5ml

【作り方】
① 豆腐は食べやすいひと口大に切る。

② 小鍋にみりんを入れ熱し、1分ほど煮立たせ煮切る。
醤油を加えさっと混ぜてから火を止め、ごま油を加えさらに混ぜ合わせる。

③ 深めの容器にラップを敷き、その上にクッキングペーパーを二重にして敷き、②を注ぎ染み込ませる。

④ 豆腐を並べ入れる。

⑤ ④のクッキングペーパーとラップで豆腐を包んだら、そのまま冷まし、冷めたら上下を返し冷蔵庫に入れ2時間ほど置く。
※キッチンペーパーで包むことで、より均一に味が豆腐に染み込みます。

⑥ 冷蔵庫から容器を取り出し、お皿に移して完成。

「豆腐の醤油漬け」と合わせたい「久保田 碧寿」

久保田 碧寿

乳酸菌の力を最大限引き出す、伝統的な醸造方法の山廃仕込みによる純米大吟醸酒。山廃仕込みならではのどっしりとした旨味を感じさせながらも、爽やかでシャープな酸味、キレのある軽いのど越しが特長です。
醤油やごま油などで漬け込まれた豆腐が口の中でなめらかに碧寿と合わさります。濃厚な味わいのため、豆腐をほんの一口、つづいて日本酒を一口、とゆっくり味わっていただくのがおすすめです。碧寿は、40℃程度のぬる燗にして合わせていただくと、よりまろやかな口当たりをお楽しみいただけます。

久保田 碧寿
1,800ml    5,680円(税込6,248円)
720ml    2,540円(税込2,794円)
※商品の価格は2024年9月20日時点のものです。