日本酒をもっと楽しむおつまみレシピ|海老つみれのおつまみとろろ鍋
料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
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料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。 「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
肌寒くなり、温かい料理が恋しい季節になってきましたね。今回のレシピは、そんな日にぴったりの「牡蠣と春菊ののり鍋」。いつもと一味違う、のり香る鍋をご紹介します。
11月7日は、「鍋の日」であり、「鍋と燗の日」でもあります。
「鍋の日」は、「いい(11)な(7)べ」という語呂あわせから、11月7日に制定されました。家族で鍋を囲んで団らんを楽しんでもらいたいという願いが込められています。
その後、「鍋と燗の日」が誕生。鍋と一緒に燗酒も楽しんでもらいたい、日本ならではの風習を再発信したいとの思いから制定されました。
ちなみに「燗酒」は温めた日本酒全般を指し、温度の違いによって、熱燗やぬる燗など異なる呼び名がつけられています。温めることで甘味や旨味が深まり、ふくらみのある味わいを堪能できます。
あったかお鍋に、ぬる燗の「久保田 千寿」を合わせて、体の芯からじんわり温まりませんか?
【材料(2人分)】
・牡蠣:12個
・春菊:150g
・えのき:200g
・板のり:2枚
・練りわさび:小さじ1
A
-水:2カップ
-しょうゆ:大さじ4
-みりん:大さじ4
【作り方】
①春菊は3〜4cm幅に切る。えのきは石づきを切り落とし、ほぐす。板のりは粗くちぎる。
②鍋にA、板のりを半量入れ、ひと煮立ちさせる。その後、春菊、えのき、牡蠣を加え、蓋をして弱火で3〜5分ほど煮る。わさびを溶き、残りの板のりをちらす。
「牡蠣と春菊ののり鍋」の完成
綺麗ですっきりとした淡麗な味わい、穏やかな香りに仕上げた、いつもの食卓を少し特別にする「食事と楽しむ吟醸酒」。喉をさらっと通るキレの中に、米本来の旨味と酸味とともに、ほのかな余韻や甘味が感じられます。料理の味を邪魔することなく、四季折々の素材が持つ味と香りを引き立てます。
久保田 千寿
1,800ml 2,640円(税込2,904円)
720ml 1,200円(税込1,320円)
300ml 570円(税込627円)
※商品の価格は2024年10月29日現在のものです。
◆素材の旨味や苦味、香りなど複数の要素がつまった個性ある鍋も「久保田 千寿」が一つにまとめてくれます。千寿は、常温からぬる燗の温度帯がおすすめです。
◆牡蠣からは強い旨味が出るので、出汁より水を使うことで、素材の味がより分かりやすくなります。最後に加えるわさびがいいアクセントになっています。
◆鍋つゆは濃いめに作るのが一般的ですが、煮ると板のりの香りが移り、牡蠣から塩分も出ます。そのため今回は、素材を入れる前が丁度いいくらいの濃さがベストです。
profile
料理家 高橋善郎
東京都世田谷区にある和食店「凧(はた)」グループのオーナーシェフ。料理人である父の影響で、幼少期から実家の店舗で料理の基礎を学ぶ。調理師免許、きき酒師、ソムリエ(ANSA)、野菜ソムリエなど食に関する資格を有し、きき酒師の上位資格である日本酒学講師を当時史上最年少 で合格。素材の持ち味を活かした和食をベースに、エスニックからイタリアン、オーガニックと幅広いジャンルを得意とする。
材料の下準備