気軽に美味しく!日本酒で楽しむ創作フレンチ
2020.10.01

楽しむ

気軽に美味しく!日本酒で楽しむ創作フレンチ

「日本酒には和食」というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、白ワインにあう鶏や魚を使った洋食と日本酒の相性はとてもいいんです!洋食にあわせて、もっと気軽にカジュアルに日本酒を楽しめる”創作フレンチで彩る日本酒マリアージュ”を、日本酒メディア&コミュニティ「酒小町」がご提案します。なんでもない日をちょっと特別に、特別な日をもっと素敵に彩る料理で「久保田」との美味しいマリアージュをお楽しみください。

目次

  1. 創作フレンチ「鶏のスパイシーロースト 桃とバジルのソース」
  2. 「鶏のスパイシーロースト 桃とバジルのソース」の作り方
    1. オーブンを使えばフライパンより簡単!
    2. ソースの果物をアレンジして四季を楽しむ!
    3. ハーブをアレンジして香りを楽しむ!
  3. 「久保田 純米大吟醸」とマリアージュ
    1. 日本酒サングリアにアレンジ
  4. 日本酒マリアージュを体験した酒小町の声
  5. 四季を感じ、日々を彩る

創作フレンチ「鶏のスパイシーロースト 桃とバジルのソース」

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日本酒マリアージュをカジュアルに楽しんでいただくために、酒小町とゆかりのある料理人、山吹心之助さんと一緒に作り上げたのが「鶏のスパイシーロースト 桃とバジルのソース」です。

山吹さんは若くして元公邸料理人の肩書を持ち、現在は出張料理人として活躍されています。

料理の名前からは、なんだか作るのが大変そうな雰囲気が漂っていますが、使う食材も調理の手順もできる限りシンプルにしました!

なんとフライパンひとつで完成する簡単レシピなんです。

しかも調理開始からできあがりまでの時間は約30分、付け合わせの野菜は何を使っても美味しくできます。

「鶏のスパイシーロースト 桃とバジルのソース」の作り方

【材料(2人分)】

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鶏もも肉:180g
カレーパウダー:適量
蜂蜜:適量
ズッキーニ:20g
パプリカ:適量
桃:1/4
バジル:6枚
塩、こしょう、EVオリーブオイル

【作り方】
①鶏もも肉に塩胡椒で下味をつけ、フライパンで皮目からパリッと焼く
②ズッキーニとパプリカは一口大にカットして鶏もも肉を焼いているフライパンに加えて炒める
③鶏もも肉に8割火が入れば取り出し、皮目に蜂蜜を塗り、カレーパウダーをまぶして、もう一度フライパンで皮目をパリッと焼き色がつくまで焼く

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④桃とバジルを包丁で細かく刻み混ぜ合わせる

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⑤EVオリーブオイルと塩胡椒で調味する
⑥鶏もも肉をカットして、ソースと野菜と一緒に盛りつける

オーブンを使えばフライパンより簡単!

オーブンがあれば焼いたり炒めたりしなくていいので、さらに簡単に作れます。
フライパンで作るよりも皮目がパリッと、水分や旨味が逃げにくいので肉汁がじゅわっと溢れるワンランク上の仕上がりに!

【オーブンでの作り方】
①オーブンを250℃で余熱し、プレートにクッキングシートを敷く
②鶏もも肉と一口大にカットした野菜に、塩胡椒で下味をつける
③クッキングシートを敷いたプレートに野菜をのせ、皮目を上にした鶏もも肉をのせる
④250℃で15分焼いたら一度取り出し、皮目に蜂蜜とカレーパウダーを塗ってさらに5分焼く
⑤鶏もも肉をカットして盛り付ける

ソースの果物をアレンジして四季を楽しむ!

今回のレシピに使っているのは桃ですが、秋なら柿や梨など、季節の果物にして旬の味わいを楽しむのがおすすめです。
果物が手に入りにくい季節は缶詰でも美味しく作れます!
パーティーやおもてなしのシーンなら、数種類のソースを用意するとテーブルが華やかになりますよ。

ハーブをアレンジして香りを楽しむ!

バジルを使うとスパイシーで甘い香りのソース、ディルを使うとすっきりと爽やかな香りのソース、パセリを使うと爽やかな香りと少しほろ苦さを感じるソースに仕上がります。

ソースの果物にオレンジなどの柑橘系を使うなら、爽やかな香りのパセリやディルがおすすめです。

「久保田 純米大吟醸」とマリアージュ

久保田 純米大吟醸

「鶏のスパイシーロースト 桃とバジルのソース」のマリアージュのお相手は「久保田 純米大吟醸」。

ソースに果物を使っているので、「久保田 純米大吟醸」の洋梨やメロンのような華やかな香りと相性ぴったりです。

鶏の旨味に久保田のコクとキレが溶けあい、そこに果物の甘みと酸味、ハーブの爽やかな苦味がくわわることで、これまでにない日本酒マリアージュが完成します。

久保田 純米大吟醸
1,800ml    3,400円(税込3,740円)
720ml    1,570円(税込1,727円)
300ml    750円(税込825円)※化粧箱なし
※商品の価格は2020年10月1日現在のものです。

日本酒サングリアにアレンジ

レシピで余った果物をコンポートにして、「日本酒サングリア」を作ってみませんか?作り方は、コンポートをグラスに沈めて日本酒をそそぐだけ!
自分の好みで甘さやアルコール度数を変えられるので、日本酒が苦手な方にもお楽しみいただけます。

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【簡単コンポートの作り方】
①ソース作りで余った果物をお好みの大きさにカット
②鍋に水200ccと砂糖50gを入れ、砂糖が溶けたらカットした果物を入れる
③弱火で5〜10分、お好みの柔らかさになるまで煮る
④火を止めて、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やせば完成!

ソース作りで余った3/4個分の桃を目安とした分量です。水や砂糖の量は、果物の量や甘さにあわせて調整してください。水を半分〜1/3ほど日本酒に変えても美味しいですよ!

日本酒マリアージュを体験した酒小町の声

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「ソースが甘くてびっくり!でもしつこい甘さじゃなくて、久保田のコクのある甘さとすごくあう。」

「桃とバジルのソースって聞いて最初は戸惑ったけど、さっぱり甘くて美味しいね!」

「使ってる材料は身近なものばかりなのに、発想がさすがプロだなって思った。」

「こんな組み合わせ、普通は思い浮かばないよね。」

「フルーツ使ったソースにカレーパウダー。そこに日本酒。うん、絶対思い浮かばない(笑)」

「ソースもそうなんだけど、久保田の香りが本当にフルーティーなのに驚いた。今まで日本酒のフルーティーな香りってどういうものかよくわからなかったけど、このことか!って。」

「香りがフルーティーだし甘いけど、口当たりが軽くてスッと引いていくから何にでもあいそうだよね。思いっきり和食でも、洋食でも。」

「お料理にもそうだけど、スイーツにもあいそうだなって思った!」

「桃のコンポート入りの久保田は、スイーツにあうどころか、もうこれがスイーツ。」

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「私はお酒があまり飲めないけど、コンポート入りならデザート感覚で日本酒が楽しめて嬉しいな。」

「他のフルーツでも試してみたいね!」

四季を感じ、日々を彩る

「鶏のスパイシーロースト 桃とバジルのソース」は、身近な材料とシンプルな調理手順で作れる気軽な創作フレンチです。

フライパンひとつで完結する気軽さとは対照的に、おしゃれで特別感のあるビジュアルと斬新な味わいが、おうちご飯をワンランクアップさせてくれます。

おもてなし料理にはもちろん、ちょっと頑張った自分へのご褒美や、カップルの記念日のお祝いにもおすすめです。

ソースに使う果物と付け合わせの野菜を、季節にあわせて選べるのも嬉しいポイント。四季を感じ、日々を彩る日本酒マリアージュをお楽しみください。

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酒小町

酒小町

『#日本酒がある暮らし』をコンセプトに掲げるメディア&コミュニティ。 ミレニアル世代を中心に構成されたメンバーがそれぞれの得意分野を活かしあい、クリエイティブ/PR/イベントの企画・運営など、多岐にわたる活動をおこなっている。 日本酒が好きだからこそできる活動、日本酒への偏愛から生まれる革新的なアイデアが強み。

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山吹心之助

山吹心之助

辻調理師専門学校を卒業後、名店「四川料理 天外天」にて中華料理の基本を学ぶ。その後、新店舗立ち上げやミシュランスターを有するレストランで経験を積み、日本料理やフランス料理など多様なジャンルに精通したのち25歳で独立。出張料理人として活躍の場を広げるなかでオファーを受け、フランス大使館の公邸料理人として渡仏。2年間のフランス生活を経て帰国後、自身の夢を具現化するプロジェクト『COOK BOAT』を始動。場所に囚われない出張料理人として、食のプロたちと技術・知識・経験を共有し、食を通じて喜びや楽しみを伝える活動をおこなっている。