食欲の秋!旬のフルーツと日本酒を使って秋を楽しもう
実りの秋、食欲の秋がやってきました。特にフルーツは秋が旬のものが多く、ぶどう、柿、梨、りんご、キウイフルーツなど、少し考えただけでもたくさん思いつきますよね。今回は、食のプランナー・まるやまちさとさんが提案する、秋に旬を迎えるフルーツや、そのジュースを使った、日本酒の飲み方アレンジレシピを紹介します!
楽しむ
料理に旬の食材を取り入れるのは、四季のある日本ならではの食文化です。 日本酒も春酒にはじまり、夏酒、秋のひやおろし、そして冬の新酒と四季折々の味わいを感じられます。季節をぞんぶんに味わえる料理で日本酒と食のマリアージュを楽しむために、日本酒メディア&コミュニティ「酒小町」がご提案するのは秋を彩るフルーツのフルコースです。メインの料理は前回ご提案した「鶏のスパイシーロースト 桃とバジルのソース」を、秋仕様にアレンジします!秋のフルーツと野菜をたっぷり使った彩り豊かな創作フレンチで、和洋折衷な日本酒マリアージュを楽しんでみませんか?
目次
彩り豊かで可愛らしく、食感も楽しい前菜です。
ブドウの爽やかな甘さと銀杏のほのかな苦味が、秋のはじまりを感じさせてくれます。
【材料(2人分)】
・プチトマト赤黄:各100g
・モッツァレラチーズ:100g
・マスカット:30g
・ブドウ:30g
・ムキ銀杏:20g
・ディル:適量
A
-オリーブオイル:100cc
-白ワインビネガー:10cc
-塩、こしょう、レモン果汁
【作り方】
①フルーツは半分にカットする
②銀杏は塩を振りフライパンで香ばしく焼く
③Aの材料をすべて混ぜ合わせ、ビネグレットドレッシングを作る
④フルーツと銀杏、モッツァレラチーズを器に盛り、ドレッシングをかける
⑤おろし金でレモンの皮を削り振り掛け、ディルを散らして完成
冬は文旦や伊予柑など、大ぶりの柑橘類がおすすめです。
むき銀杏は加工食品なので季節を問わず手に入りやすいですが、食感やほろ苦さが銀杏に近いゆり根を使うと、より冬を味わえます。
「鶏のスパイシーロースト 桃とバジルのソース」を、秋仕様にアレンジ!
ソースに使うフルーツを、前菜とデザートにも使われている柿やブドウにすると、フルコースらしい一体感がでます。
カレーパウダーを旬の粉山椒にするのもおすすめ。初夏に収穫され、秋を迎えて熟した山椒で作られる、香り高い和のスパイスです。
秋のフルーツがもつ優しい甘さと、粉山椒のぴりっとした辛味が上品に絡みあい、料理に深みをあたえます。
色づいていく葉をあらわしたようなコントラストが美しく、見た目からも秋を感じられるデザートです。
秋のフルーツと野菜をたっぷり使って優しい甘さに仕上げました。
【材料(3~4人分)】
・サツマイモ:300g
・柿:100g
・市販のむき甘栗:100g
・クリームチーズ:100g
・カマンベールチーズ:100g
・カボチャ:300g
・カボチャの種:10g
・バター:30g
・ピンクペッパー、チャービル:適量
・塩:適量
【作り方】
①クリームチーズとカマンベールチーズを室温に戻す
②洗ったサツマイモを濡れたままアルミホイルに包み、170℃前後に余熱したオーブンで約90分焼く
③焼き芋の皮を剥き、つぶしてなめらかにしたら、1センチ角に切った柿とあわせる
④甘栗を4つ割りにする
⑤室温に戻しておいたクリームチーズとカマンベールチーズを合わせて栗を混ぜ込む
⑥カボチャはレンジで加熱して柔らかくする
⑦皮付きで1センチ角に切り、バターとカボチャの種を混ぜて軽く潰す
⑧型にラップを敷き、焼き芋の皮を敷き詰める
⑨それぞれの生地を順に層になる様に詰めていく
⑩形を整えて取り出し、カットする
⑪片面だけフライパンで焼き、焼き色をつける
⑫お皿に盛り付けて、ピンクペッパー、チャービルを散らす
冷めて固くなってしまった焼き芋は、お皿にのせてラップをせずに500Wで2〜3分温めるとほくほく感が復活します。
オーブンがなくても、電子レンジやトースターがあれば作れます。
大きさによって加熱時間は変わりますのでご注意ください!
【電子レンジを使った作り方】
①洗ったサツマイモを濡れたキッチンペーパーで包む
②耐熱皿にサツマイモを置き、600Wで2分加熱
③200Wか解凍モードで、さらに10分加熱
【トースターを使った作り方】
①洗ったサツマイモを濡れたキッチンペーパーで包み、その上からアルミホイルを巻く
②トースターに並べ、15分焼いたら引っくり返し、さらに15分焼く
バジルを使うとスパイシーで甘い香りのソース、ディルを使うとすっきりと爽やかな香りのソース、パセリを使うと爽やかな香りと少しほろ苦さを感じるソースに仕上がります。
ソースのフルーツにオレンジなどの柑橘系を使うなら、爽やかな香りのパセリやディルがおすすめです。
フルーティーな香りと上品な甘さ、涼しげなキレをあわせもつ「久保田 純米大吟醸」。和食にも洋食にも、スイーツにもあうオールラウンダーな日本酒です。
家に常備しておくと、幅広い料理に華を添えてくれます。ワイングラスで香りを楽しみながら味わうのがおすすめです。
久保田 純米大吟醸
1,800ml 3,400円(税込3,740円)
720ml 1,570円(税込1,727円)
300ml 750円(税込825円)※化粧箱なし
※商品の価格は2020年10月1日現在のものです。
フルーツたっぷりの料理で華やかに彩られたテーブル。
ワイングラスに「久保田 純米大吟醸」をそそいだら、フルーツのフルコースで楽しむ日本酒マリアージュパーティーのはじまりです!
リニューアルした「久保田 純米大吟醸」のビジュアルが、シックでおしゃれと大好評!
気軽に飲み切れる300mlサイズを目にした酒小町のメンバーからは、「ごはんを食べながら少し飲みたいときに嬉しい!」「初めて日本酒に挑戦するひとへのお土産にも良さそう」という声が聞こえてきます。
創作フレンチで楽しむ日本酒は、いつもと少し違う味わい。
「久保田 純米大吟醸」のフルーティーな甘い香りと柔らかな口当たり、キリッとした抜け感のある後味が、洋食にもスイーツにもぴったり寄り添ってくれます。
前菜のカプレーゼはパーティー仕様にアレンジ!
色とりどりのベリーがプラスされて、見た目はさらに可愛らしく、甘酸っぱさがアクセントになってデザートのように楽しめます。
クリスマスメニューにもおすすめの色合いです。
「飲みやすいのに飲みごたえがある」
「主張しすぎないのに存在感がある」
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、新しい「久保田 純米大吟醸」を飲んだ素直な感想です!
前菜からデザートまで、美味しく楽しい日本酒マリアージュパーティーでした。
※当イベントは非接触型体温計での検温、換気、消毒を徹底し、安全に配慮したうえでおこなっております。
「初秋のカプレーゼ」の華やかな彩り、ブドウの爽やかな甘さとレモンのほろ苦い香りは夏から秋への移り変わりを。
「紅葉のテリーヌ」の色づいた葉のようなコントラストと優しい甘さは、秋の深まりを感じさせてくれます。
秋のはじまりから深まりまで、ぞんぶんに季節を味わえる秋を彩るフルーツのフルコースで、ちょっと特別な日本酒マリアージュをお楽しみください!
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山吹心之助
辻調理師専門学校を卒業後、名店「四川料理 天外天」にて中華料理の基本を学ぶ。その後、新店舗立ち上げやミシュランスターを有するレストランで経験を積み、日本料理やフランス料理など多様なジャンルに精通したのち25歳で独立。出張料理人として活躍の場を広げるなかでオファーを受け、フランス大使館の公邸料理人として渡仏。2年間のフランス生活を経て帰国後、自身の夢を具現化するプロジェクト『COOK BOAT』を始動。場所に囚われない出張料理人として、食のプロたちと技術・知識・経験を共有し、食を通じて喜びや楽しみを伝える活動をおこなっている。
『#日本酒がある暮らし』をコンセプトに掲げるメディア&コミュニティ。 ミレニアル世代を中心に構成されたメンバーがそれぞれの得意分野を活かしあい、クリエイティブ/PR/イベントの企画・運営など、多岐にわたる活動をおこなっている。 日本酒が好きだからこそできる活動、日本酒への偏愛から生まれる革新的なアイデアが強み。