もっと大人な贅沢アイスクリーム!ハーゲンダッツ×日本酒のペアリングを検証してみた
お家でちょっとリッチな気分を楽しみたい!そんなときにおすすめなのがアイスクリーム×お酒のスイーツです。今回はアイスクリームの王様「ハーゲンダッツ」と日本酒をペアリングしてみました。暑い夏の夜でも、冬にこたつに入りながらでも楽しめる美味しい組み合わせ4種類とアレンジレシピをご紹介します。
知る
フランス人のための日本酒コンクール「Kura Master」の結果が発表されました。第5回目の開催となる2021年度は、過去最多の312蔵より960銘柄が出品されたとのこと。朝日酒造からも「久保田」各種を出品し、純米大吟醸酒部門やサケ スパークリング部門などで受賞しました。ここでは、各部門を受賞した久保田を、フランス人も好きそうな合う料理とともにご紹介していきます。
目次
「Kura Master」とは、2017年から開催されているフランスの地で行うフランス人のための日本酒コンクールです。
審査員はフランス人を中心としたヨーロッパの方々で、フランス国家が最高職人の資格を証明するMOFの保有者をはじめ、フランスの一流ホテルのトップソムリエやバーマン、カービスト またレストラン、ホテル、料理学校関係者など飲食業界のプロフェッショナルで構成しています。
第5回目の開催となる2021年度は、過去最多の312蔵より960銘柄が出品されました。
審査カテゴリーは全部で5部門あります。さらに、2021年度から本格焼酎・泡盛コンクール部門が新設されました。
・純米大吟醸酒部門:50%以下の精米歩合
・純米酒部門:51%以上の精米歩合で、米と米麹と水だけを原料とするもの
・サケ スパークリング部門:アルコール度数10度以上で、米と米麹と水だけを原料とするもの
・米品種 五百万石部門:50%以上の精米歩合で、米と米麹と水だけを原料とするもの
・米品種 美山錦部門:50%以上の精米歩合で、米と米麹と水だけを原料とするもの
各部門の中から、フランス人およびフランスのマーケットに向けた審査基準で審査され、プラチナ賞と金賞が選ばれます。
朝日酒造では、「久保田」5商品が純米大吟醸酒部門、サケ スパークリング部門、米品種 五百万石部門でそれぞれ受賞しました。各部門の受賞酒を、一つ一つご紹介していきます。
プラチナ賞を受賞したのは、山廃仕込みの純米大吟醸「久保田 碧寿」です。
深みのある、お肉や酸味を思わせるほのかな香り。口当たりはまろやかで、旨味を伴う存在感のある味と、しっかりとした酸味を感じるボディーのある味わいです。のどを通った後はシュッとしまるキレと、酸味の余韻が感じられます。山廃仕込みによる旨味と酸味の味わいと複雑な香味を持つお酒で、多様なお料理を受け止める懐の深さを感じられます。ぬる燗にすると、さらにその本領を発揮します。
乳酸菌の力を使って造ったお酒なので、バターやクリームなどの乳製品を使った鮭のムニエルやシーフードグラタンのような料理と好相性。また、グリルや炙りなどの香ばしい料理とも合うので、焼き野菜のサラダや肉のグリルなどとも美味しく楽しめます。
2017年6月の季節限定発売から始まり、通年販売へ、そして2020年10月にデザインリニューアルをした「久保田 純米大吟醸」。久保田らしいシャープなキレとモダンな味わいを漆黒のラベルとボトルで表現しました。
洋梨を思わせるような華やかな香り、上品な甘味と心地よい酸味、そして喉を通る時のすっきりとした久保田らしいキレ。これらが口の中でハーモニーを生み出します。冷やすとすっとしたキレのある味わいを、常温で飲むと甘味と香りのボリュームを感じられます。
白ワインに近い感じもあるので、フランス料理やイタリア料理のような洋食の前菜からメイン、スイーツまで幅広く合わせやすいお酒です。前菜であればサーモンのマリネやカプレーゼ、牛肉のタルタルといった料理、メインであれば牛肉やチキンのステーキ、デザートであればフルーツ系のスイーツやチョコレート、チーズケーキなど、万能な日本酒です。
おうちで洋食を楽しむ際には、ワインではなく久保田 純米大吟醸を添えてみてはいかがでしょうか。
アウトドアメーカーのスノーピークと共同開発した、アウトドアで楽しむための日本酒の第2弾である「爽醸 久保田 雪峰」。
4月の限定出荷の日本酒で、春の麗らかさ、新緑の爽やかさをお楽しみいただくのにぴったりの一本です。
マスカットや洋ナシのようなフルーティーでフレッシュな香りが華やかに広がります。やわらかな口当たりで、シャープな甘さとジューシーでありながら雑味のない綺麗な味わい。喉を通すと軽やかにスッと味の消えるキレを感じられます。爽やかな気分にさせてくれるお酒です
春のほろ苦さを感じる山菜やハーブなどの旬の食材を使った料理とぴったり。例えば、ハーブでマリネして焼いたグリルチキンや、タラなどの白身魚のレモンハーブ焼きなどとも美味しくいただけます。
また、シンプルにフレッシュチーズやフルーツトマト、グリーンオリーブなどの、フレッシュな前菜ともぴったりです。
2021年4月に発売した「久保田 スパークリング」。きめ細やかな泡立ちとマスカットのような爽やかな香りで、軽やかな爽快感を楽しめる、米から生まれたスパークリングライスワインです。
ベースの純米酒の味わいを引き出すため、アルコール分は12度と一般的なスパークリングワインと同程度にし、甘酸っぱい味わいでボリュームはありながら、久保田ならではのキリっとしたシャープな酸味が口当たりすっきりと感じさせます。
スパークリングワイン同様、ブルスケッタや生ハム&チーズ、魚介のアヒージョといった、バルなどでお馴染みのおつまみとはベストマッチです。
2019年10月に登場した「久保田 千寿 純米吟醸」。
久保田発売時の35年前とは食生活も変化した現代、日本酒の楽しみ方も、和食だけではなく、幅広い料理と楽しむように…そんな時代に合わせて、和洋中さまざまな料理に合う酒質を目指して開発しました。
五百万石らしいすっきりとした味わいの中に、甘さを思わせる香りが優しく香ります。口に入れると綺麗な中に上品な甘味を伴いながら、優しくなじむような味わいとやわらかな口当たりに心が安らぎます。スーッと上品に消えゆくキレが、全体の柔らかな味わいをまとめ上げます。千寿の綺麗さを持ちながら、優しい味わいを併せ持つお酒です
千寿を踏襲しているだけあって、幅広いお料理に合うお酒です。和食だけではなく、バターやマヨネーズなどを使ったコクのある料理も、すっきりと味わえます。
「久保田」の中でも、新しい美味しさを追求し、今の時代の食事との相性も考えた日本酒が多く受賞しました。
フランス人も認めた美味しさを確かめてみてはいかがですか。