母の日は日本酒と手料理をプレゼント。おうちで一緒に乾杯しよう
今年の母の日は5月12日です。連休の後すぐの週末。母の日は、おうちでゆったり過ごそうという方も多いかもしれません。今回は母の日のプレゼントにふさわしい華やかな香りの日本酒や一緒にふるまいたい手料理、日本酒の飲み方アレンジをご紹介します。
楽しむ
暖かい日が増えてくると、冷たい飲み物が恋しくなりますよね。日本酒を冷やした飲み方と言えば冷酒が代表的ですが、この夏はちょっと新しい飲み方を試してみませんか?今回ご紹介するのは「みぞれ酒」。日本酒を凍らせてシャーベット状にする、暑い時期におすすめの飲み方です。
「みぞれ酒」とは過冷却と呼ばれる現象を利用して、日本酒をシャーベット状にして楽しむ飲み方です。
冷凍庫に液体を入れるとカチカチに凍るのが当たり前ですよね。
しかしゆっくり冷やしていくと、本来は液体が凍る温度に達しても液体の状態をキープできます。
これが過冷却です。
この過冷却状態の液体に衝撃を与えると、液体は一気に凍っていきます。
日本酒を過冷却状態にした後、冷えたグラスやお猪口に一気に注ぐことでシャーベット状になり、みぞれ酒を楽しむことができます。
みぞれ酒の最大のポイントは、シャーベット部分と液体部分を一度に味わえること。
氷のようにひんやりとした日本酒と、シャーベット部分のふわっとした食感が楽しめます。
シャーベット部分が口の中で溶けると、一気に香りと味わいが広がるのも特徴です。
ふわふわのシャーベットがみぞれ雪のように美しく、見た目にも涼しげな一杯です。
氷を入れるロックとは違い、時間が経っても味が薄くなることはありません。
シャーベットが溶けても日本酒本来の味わいをしっかり楽しめます。
お好みの日本酒で、みぞれ酒を作ってみましょう。
まずはお酒を冷やすための容器と、グラスまたはお猪口を用意します。
日本酒の瓶ごと冷凍庫に入れると破裂する恐れがあるため、必ず容器に移してから冷凍庫に入れてください。
日本酒の分量は、使用する容器に合わせて調節します。
作り方はとても簡単!
①冷蔵庫で冷やしておいた日本酒を容器に入れる
②容器を冷凍庫に入れる ※この時に、グラスやお猪口も一緒に冷凍庫で冷やしておくのがおすすめです。
③約90分ほど冷やして過冷却状態になったら、一緒に冷やしておいたグラスやお猪口に少し高い位置から一気に日本酒を注ぐ
冷凍庫で冷やす時間はあくまでも目安です。
ご家庭の冷凍庫の温度や状態にも左右されるため、冷凍時間は様子を見ながら、カチカチに凍らないように調節してください。
目にも涼しく、味わえばふんわりひんやり!なみぞれ酒を楽しみましょう。
みぞれ酒におすすめの久保田のお酒をご紹介します。そのまま飲んでも美味しい日本酒を、いつもと違った味わいでお楽しみください。
※こちらの記事内で紹介した商品の価格は2021年5月28日現在のものです。
若いバナナや青りんごのような、爽やかな果物の香りが特徴の「久保田 紅寿」。
口に含むとほんのり柔らかな甘味を感じますが、後味は辛味と酸味がしっかりと感じられ、きりっとした飲み心地です。
紅寿でみぞれ酒を作ると果物のような爽やかな香りがさらに引き立ち、まるでバナナシャーベットのような味わいに!
キレと酸味が強調され、冷やした状態よりも一層すっきりとした味わいを感じられます。
冷たいシャーベットのような食感と、紅寿のすっきりとした味わいで、疲れた体もリフレッシュできるはず。
希望小売価格
1,800ml 3,310円(税込 3,641円)
720ml 1,500円(税込 1,650円)
ゆず本来の爽やかな香りが凝縮された「久保田 ゆずリキュール」。
おだやかな酸味とほのかな甘味、ゆずのフレッシュで爽やかな香りが、口の中いっぱいに広がります。
ゆずリキュールのみぞれ酒は、まさに大人のシャーベットです!
香りはそのままにゆずの爽やかな酸味が強調され、ついついおかわりしたくなるような味わいに。
暑い時期のデザートにおすすめです。
希望小売価格
720ml 1,300円(税込1,430円)
実験のように楽しく作れて、目にも口にも美味しいみぞれ酒。
これから迎える暑い夏を元気に乗り越えるための、素敵な相棒になってくれそうです。
ぜひお好きな日本酒で作ってみてくださいね!