人気居酒屋シェフ考案!家飲みにおすすめの簡単おつまみレシピ5選
東京・経堂で人気の居酒屋「凧」「凧HANARE」を経営する料理家・高橋善郎さんが、フライパン不要の、和えるだけ、漬けるだけ、チンするだけの簡単レシピをご紹介。缶詰やサラダチキン、卵など、手軽に買える食材が主役のおつまみです。日本酒のおともにもぴったりの一品で、”おうち居酒屋”気分でおうち時間を楽しみましょう。
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日本のイースターは、イースターエッグを使った飾り付けをする他に、卵料理を味わう日として定着してきています。いつもと違う卵料理を作ると、イースターらしさもアップ。本記事では、イースターの基本情報とイースターエッグの作り方、卵料理のレシピと一緒に楽しみたい日本酒を紹介します。
目次
近年、イースターは日本でじわじわと認知度がアップしています。まずは、イースターとイースターエッグの基本情報から見ていきましょう。
「イースター」は、イエス・キリストの復活を祝う「復活祭」として、海外では歴史あるお祭りです。キリスト教においては、
キリストが復活した日ということで、クリスマスとともに最も重要な行事と考えられています。
イースターのシンボルは、命の始まりや復活の象徴と考えられている卵。その卵をペイントして「イースターエッグ」を作るのが定番となっています。イースターエッグの色には意味があり、赤はキリストの血の色や幸福、オレンジは強さや力を意味する、などと言われています。
また、卵に関連する子供の遊びもあり、有名なのは「エッグハント」。カラフルに塗ったイースターエッグやチョコエッグを、庭や公園、野原などに隠して探し出し、誰が一番多く集められるかを競う遊びです。
その他、子どもをたくさん産み子孫繁栄の象徴とされているウサギもアイコン的な存在で、「イースターバニー」と呼ばれています。
2020年は4月12日がイースターでしたが、実は日にちは毎年異なる上に、宗派によっても変わります。なかには1ヵ月ほど差があることも。ここでは、カトリックにおけるイースターの日にちの決め方を紹介します。
①春分の日を軸とする
②春分の日が過ぎた最初の満月の日を探す
③満月の後、最初の日曜日がイースターとなる
この考え方に当てはめると、2021年は4月4日がイースターです。
少し工夫をするだけで、世界に1つだけのイースターエッグを作れます。こちらでは簡単な作り方と、飾り付けのアレンジを紹介します。
最低限必要なのは、生卵・ボウル・フォークの3点のみです。ただし、これだけでは真っ白な卵のままですので、油性ペンや絵の具といった色を付けるもの、金箔やリボン、植物などの飾り、それを卵に付ける接着剤などを用意しましょう。
作る際は、最初に中身の卵液を取り出す必要があります。フォークの先端を卵の殻に当て、少しずつ穴を開けていきます。この時、フォークを斜めに持って1本の爪だけが当たるようにするのと、力を調節するのがポイントです。また、割れてしまうことも想定して、ボウルの真上で作業することをおすすめします。
穴が開いたら卵液をボウルに出します。黄身が出てこない場合は、楊枝を使ってつぶしてみてください。卵液を取り出せたら、殻を洗って乾かします。乾いたら油性ペンや絵の具などを使って飾り付けをして完成です。ボウルに入っている卵液は、捨てずにイースター料理などに使いましょう。
絵の具などで色を付けた後は、金箔を貼ると明るい印象に。金箔シートと接着剤を使えば簡単に完成します。ペイントを失敗してしまった時に金箔で隠すことも可能です。金箔の輝きがテーブルコーディネートをさらに華やかにしてくれるでしょう。
ペンや絵の具でお花の絵を描いても可愛いですが、染料を使うと人と被らないイースターエッグを作れます。染料以外に使うのは、お花や草、ストッキングのみです。
作り方は、好きなお花や草を卵に乗せ、ストッキングできつく縛って染料に浸すだけ。すると、お花や草のシルエットが卵の殻に残ります。これだけで、大人のイースターにぴったりなイースターエッグの完成です。
イースターと言えば卵料理。前菜からメイン料理、デザートまで、イースターにぴったりな卵料理のレシピを3つ紹介します。
前菜のサラダにも、卵を使ってイースターらしさを演出してはいかがでしょうか。
【材料(2人分)】
・レタス:2枚
・ゆで卵:2個(固め)
・海苔:少々
・お好みのドレッシング:適量
・好みでベビースターラーメンやトマト(装飾用)
【作り方】
①レタスを冷水で洗って食べやすい大きさにカットし、水気を切る。
②ゆで卵の白身部分をギザギザに切り、海苔で顔を作る。
③ドレッシングをかけて完成。
中にゆで卵を入れることで、カットした時に卵の断面が見えて華やかな印象になります。
【材料(パウンド型1個分)】
・ゆで卵:3個
A(タネ)
-合いびき肉:350~500g
-玉ねぎ:1/2個(みじん切り)
-にんじん:1本(みじん切り)
-パン粉:20~40g
-牛乳50cc
-塩コショウ:適量
-ナツメグ:適量
B(ソース)
-ウスターソース:大さじ2
-ケチャップ:大さじ3
【作り方】
①大きめのボウルにAを入れ、粘りが出るまで混ぜ合わせる。
②パウンド型の1/3まで①を詰め、ゆで卵をのせる。
③ゆで卵の上から残りの①を詰める。
④200~220℃に熱したオーブンで30分ほど焼く。
⑤粗熱をとる間にBをフライパンに入れ、とろみが出るまで熱する。
⑥焼きあがったら型から外してカットし、上から⑤をかけて完成。
いつも通りのシンプルなプリンでも良いですが、イースターの日は卵型のプリンカップを使ってプリン作りをしてみてはいかがでしょうか。イースターエッグに見立てて、カップにイラストを施すのも楽しめるので、子どもと一緒に作ると良い思い出になるでしょう。
【材料(小さめのカップ2~3個分)】
・プリンの素:38g
・水:110g
・牛乳:75ml
・卵黄:1個
【作り方】
①牛乳と卵黄を混ぜる。
②鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にする。
③プリンの素を入れ、ゴムベラで約4分かき混ぜる。
④火を止めたら①を入れて混ぜ合わせる。
⑤カップに入れて冷蔵庫で2時間ほど冷やして完成。
カップのデコレーションだけでなく、プリンの上に生クリームやフルーツを乗せてアレンジするのもおすすめです。
旨味のある卵料理は日本酒とも相性抜群。こちらでは、イースターの日にもおすすめの卵料理×日本酒を紹介します。
※こちらの記事内で紹介した商品の価格は2021年4月1日現在のものです。
ゆで卵、明太子、とびこの3種の卵を使用したおつまみです。プチプチなめらか食感をお楽しみください。
素材本来が持つ塩味や旨味が、久保田 萬寿の味を引き立てます。冷やした萬寿はもちろん、常温の萬寿と合わせるとさらに好相性です。
【材料(1〜2人分)】
・ゆで卵:2個
A
-明太子(包丁で身をこそげ取る):1/2腹(20g)
-マヨネーズ:大さじ1
-水:小さじ1
-とびこ/白すりごま:各小さじ1/2
【作り方】
①ゆで卵を半分に切る。くり抜いた黄身を粗みじん切りにする。
②ボウルに黄身、Aを入れ混ぜ合わせる。
③小さいスプーンでゆで卵のくぼみに②を入れ、器にとびこ(分量外:少々)と一緒に盛り付ける。
華やかな香りと重厚な味わいが重なり合い、複雑で深みのある口当たりが広がる純米大吟醸酒。
久保田 萬寿
1,800ml 8,110円(税込8,921円)
720ml 3,640円(税込4,004円)
ゆで卵がたっぷり詰まったバゲットは、イースターのディナーにぴったりな一品です。
フルーティーで華やかな香味の「久保田 純米大吟醸」を合わせて、少し贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
【材料(作りやすい分量)】
・フランスパン:1本(約30cm)
・じゃがいも:中2個(正味300g)
・卵:4個
A
-ドライフルーツミックス:80g
-生ハム(5mm幅に切る):40g
-マヨネーズ:80g
-レモン汁:小さじ1
-にんにく(すりおろし):小さじ1/2
-粗挽き黒こしょう:少々
【作り方】
①フランスパンは半分に切り、パン切り包丁などで内側の生地を切り抜く。じゃがいもは表面の土を洗い流し、芽を取り除く。
②鍋にたっぷりの水、じゃがいも、卵を入れ、ひと煮立ちさせる。弱火にし、卵は12〜14分ほど茹でたら冷水にとり殻をむく。じゃがいもは竹串がスッと通るくらいなったらザルにあけ、火傷しないように皮をむく。
③大きめのボウルにじゃがいもを入れ、木べらなどでつぶす。Aを加え、さらに混ぜ合わせる。
④スプーンなどで③をフランスパンの内側に薄めに敷きつめる。フランスパン半分に対してゆで卵を2個を入れ、都度すきまを③でうめる。ラップで包み、10分ほどなじませる。
⑤お好みの厚さに切り、器に盛り付ける(オーブントースターで軽く温めるとさらに美味しいです)。
香り、甘味、キレが融合した、新しい美味しさを追求したモダンでシャープな純米大吟醸酒。上質で華やかな香り、甘味と酸味が調和した味わい、久保田らしいキレのよさが、口の中でハーモニーを生み出します。
久保田 純米大吟醸
1,800ml 3,400円(税込3,740円) ※化粧箱なし3,300円(税込3,630円)
720ml 1,570円(税込1,727円) ※化粧箱なし1,520円(税込1,672円)
300ml 化粧箱なし750円(税込825円)
卵料理を作って家族で食べると、イースターがさらに楽しくなるはず。いつもと同じ料理の場合も、一工夫するとイースターらしさが溢れる一品になるでしょう。ディナーでは日本酒を合わせて、大人ならではの楽しみ方を堪能してくださいね。