甘酒+日本酒が美味しすぎる!甘酒カクテルのレシピ3選
酒ではないのに、名前に“酒”が入っている甘酒。では、“酒”とつくなら甘酒を酒にしてしまおう、と考えたのが甘酒カクテルです。甘酒と酒をただ合わせるだけで、美味しすぎるカクテルが完成!甘酒に合わせると美味しい、日本酒のタイプ別のおすすめをご紹介します。
楽しむ
まもなく冬本番!寒さで冷えた体を、日本酒とスパイスでととのえてみるのはいかがでしょうか?「そんなの邪道!」と思う方もいるかもしれませんが、スパイスを入れて日本酒を飲む風習は、実は平安時代からあったんです。 平安時代からある「お屠蘇(おとそ)」という飲み物は、ニッキ(シナモン)や山椒など数種類の食材を漬けこんだ薬草酒で、正月に無病息災を願い飲まれていました。今回は、日本酒の未知の味わいを楽しめる、古くて新しい日本酒×スパイスの3つのレシピを試してみました。
目次
※こちらの記事内で紹介した商品の価格は2021年11月26日現在のものです。
まずは「久保田 ゆずリキュール」に塩を合わせてみます。
グラスの周りに塩を付けたら「日本酒ソルティ・ドッグ」の完成。塩の味を感じながら「久保田 ゆずリキュール」を一口。最初は塩がピリッと、後からゆずの酸味が爽やかに抜けていきます。ゆずの酸っぱさと塩のしょっぱさが甘みを引き出してくれるので、ゆず本来の甘さが感じられて美味しいです。
続いて「久保田 ゆずリキュール」にクローブを加えてみます。クローブは、バニラのような甘く濃厚な香りが特徴のスパイスです。爽やかなゆずの酸味とクローブの甘みを合わせると、味が深まって奥行きのある風味になります。
ただ、クローブは入れすぎると香りが強くなってしまい、ゆずの味が薄くなってしまいました。入れすぎには注意ですね。
穏やかな香りとやさしい酸味のフレッシュなリキュールです。
「久保田 千寿 純米吟醸」をベースに、酸味や苦味が出すぎないよう柚子を皮ごと優しく搾って作られたゆず果汁を合わせて作られています。爽やかな甘さと、ほんのりと感じるほろ苦さは、日本酒初心者さんにもぴったり。
ゆずの香りもしっかり感じられます。日本酒カクテルのベースにしたり、凍らせてシャーベットにしたり、いろいろなアレンジでお楽しみください。
久保田 ゆずリキュール
720ml 1,300円(税込1,430円)
次は「久保田 紅寿」にシナモンを入れてみます。
シナモンは独特な甘味が特徴で、お菓子などにもよく使われるスパイスです。バナナのような甘さがある「久保田 紅寿」と合わせると、甘さが引き立ってふくよかな味わいになり美味しいです。シナモンのエキゾチックな香りが、ほっこりと温まります。
「久保田 紅寿」×シナモンにドライフルーツも入れてみます。
ドライマンゴーと合わせると、相乗効果で甘味が増して、一気にデザート感覚の飲み物になりました。逆に、クランベリーやレーズンなど、酸味のあるドライフルーツは甘味を打ち消してしまいました。
シナモンはパウダータイプでも、スティックタイプでもどちらでもOK。ふわっと香りを楽しむならパウダータイプ、写真を撮ってSNS映えを狙うならスティックタイプがおすすめです。
まろやかな口当たりから爽やかな甘さが広がり、するっと抜けるような軽快なキレ。若いバナナや青リンゴのような、清涼感のある香りが味わいを引き立てる華やかな純米吟醸酒です。
冷やすとドライでキリッとした味わい、常温では優しい甘さのフルーティーな味わいに変化します。みぞれ酒や日本酒カクテルのベースにもおすすめです。
久保田 紅寿
1,800ml 3,310円(税込3,641円)
720ml 1,500円(税込1,650円)
最後に「久保田 純米大吟醸」にカルダモンや山椒を入れてみます。カルダモンや山椒は、清涼感のある香りとピリッとした辛みが特徴のスパイスです。
「久保田 純米大吟醸」はすっきりとしたキレがあるので、辛みがあるカルダモンや山椒と相性抜群。飲んでみると、スパイシーで爽やかな香りがすっと抜けていきます。
「久保田 純米大吟醸」のキレとスパイスの辛みの相乗効果で、キリッとドライな飲みごこちを楽しめます。カルダモンや山椒を使ったおつまみと合わせて気軽にペアリングを試してみるのもいいですね。
スタイリッシュなボトルデザインに引けを取らない、洗練されたモダンな味わいの純米大吟醸酒です。久保田らしいキレを継承しつつも、より香り高く上品な味わいに進化しました。
どんな食事にも合わせやすく飲みやすいので日本酒初心者の方にもおすすめ。料理に深みをプラスする、ワンランク上のペアリングをお楽しみください。
久保田 純米大吟醸
1,800ml 3,400円(税込3,740円)
720ml 1,570円(税込1,727円)
300ml 750円(税込825円) ※化粧箱なし
ほんの少しスパイスを加えるだけで、いつもの日本酒の新たな魅力を発見できたり、苦手な日本酒の違う味わいを知れたり、楽しみ方がぐんと広がります。日本酒×スパイスの可能性は無限大。ぜひあなただけの最高の組み合わせを見つけてみてくださいね。